こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
今日は「Matariki(マタリキ)」、ニュージーランドは祝日です。
マタリキは冬の星団の名称でもあり、先住民のマオリ族のお正月にあたります。マオリの暦ではマタリキが見える時期に、一年の終わりと始まりを迎えます。
彼らにとってマタリキは、家族や親族で集まり先祖やその年に亡くなった人たちを偲びつつ、その年の豊作や豊漁に感謝をして祝い、次の年も自然からの恵みがあるように願いながら、家族の絆を再確認する特別な日です。感覚は日本のお正月と少し似ているのではないでしょうか。
ここ数十年で、マオリ文化や慣習、知識を社会全体で認める動きが年々進んでいます。マタリキが祝日と制定されたのは2022年なのですが、その理由も前述のとおりです。
幼児教育や普段の生活でも、マオリ語や文化は大変身近な存在になっています。幼児教育の軸であるテファリキもマオリ語・文化から作られたものであり、また、幼稚園内にもマオリ文化の教えがたくさん掲示されています。
そして先日は、幼稚園で「マタリキナイト」があり参加してきました。
普段と違う幼稚園の雰囲気に、子どもたちはテンション上がりっぱなし!


中でも一番人気は焼きマシュマロ。去年も大人気で、終了時間と片付け時間が相当押したようです。
今年は去年の反省を踏まえてか「今年は絶対に、一家族一回で!!!」と事前にお達しが出たほどでした。笑

最後は子供達がたくさん練習した、マオリ語の歌や踊りを披露。

5歳までの子達が歌いながら踊る姿は、「とにかく可愛い」の一言です。
最後はマネージャー(園長)やリーダー先生が、一年の終わりと始まりを意識したご挨拶で締めくくりました。
娘も私も、いつもとはちょっと違う幼稚園を大いに楽しみました。