NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
NZ生活

子どもの新しい一面と温かいつながり | 遠足のペアレントヘルプ

こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

ニュージーランドの幼稚園・学校では、遠足や校外活動に行く際に「ペアレントヘルプ」として保護者のお手伝いを募ることが一般的です。

お手伝いってちょっと大変そう…と敬遠する方も中にはいますが(私も以前はそうでした!)、今はペアレントヘルプのメールが来たらとにかく立候補するようにしています。

というのもこの「ペアレントヘルプ」、ただのお手伝いというだけではなく、私にとっては、たくさんの魅力が詰まっていると感じています。

まず、子供の幼稚園生活を身近に感じられること。
どんなお友達とどんな風に遊んでいるのか、先生とはどんなコミュニケーションを取っているのかなど、家では見えない子供の姿を発見できます。
普段の送り迎えだけでは見られない、子どもが持つ自身のコミュニティの中での表情や、お友達との関わり方を間近で見られるのは、親として本当に貴重な時間です。

そして、他の保護者の方や先生方との距離が縮まるのも大きな魅力です。
一緒に子供たちを見守りながら、子育ての情報交換をしたり、可愛い瞬間を共有することが出来ます。英語に自信がなくても、先生方や他の保護者がわかりやすい英語で伝えてくれたり、相手も英語が母国語でない方がとても多いのがニュージーランド。家族が近くにいない異文化の中で子育てをする上で、こうした繋がりは本当に心強いです。

何よりも、子供が親の参加を心から喜んでくれること。
親が幼稚園・学校行事に関わってくれることで、大きな安心感と「自分は大切にされているんだ」という自信に繋がって欲しいなと思っています。

先日のペアレントヘルプは、近隣の老人施設を訪問し、練習してきた歌とダンスを披露するという、とっても素敵な機会でした。

子供たちは少し緊張した表情でしたが、一生懸命楽しそうに歌っていました。
会場全体が、なんとも言えない温かくて優しい空気に包まれていたことが印象的でした。

歌の披露が終わると、施設の方々から子供たちへ、お礼に風船がプレゼントされました。

子供たちは風船を手にぴょんぴょん跳ねたり、大切そうに抱きしめたり、お友達と投げ合ったり(取り合ってケンカしたり…汗)

このように、ニュージーランドでは学校と地域社会との温かい繋がりを感じる機会がたくさんあることも魅力です。「お互いに貢献できる活動」を大切にしていて、今回のイベントは子供たちにとってもお年寄りにとっても、そして私にとっても温かい貴重な瞬間だったと思います。

ペアレントヘルプや地域との交流を通じて、子供たちはもちろん、親である私も一緒に成長させてもらっているような気がしています。

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