こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
子育てをする中で、子どもの教育環境や日々の生活は、私たち親にとって「常に最も気になること」の一つではないでしょうか。
先日、オークランドの中心部にありながら、豊かな自然を満喫できる「Cornwall Park(コーンウォールパーク)」を訪れました。


広大な敷地内で私は徒歩、娘は最近練習中のバランスバイクに乗りながらお散歩を楽しみました。

30分歩いた程度ですが、日曜日ということもあり、数多くの家族連れや犬の散歩をしている人たちとすれ違いました。
ニュージーランドで暮らしてみて良く感じるのは、多くの人が「ワークライフバランス」を大切にしているということです。仕事ばかりではなく、家族との時間や趣味などプライベートに時間を費やしているように思います。
平日であっても、子どもが幼稚園や学校から帰ってきた後、親と一緒に公園へ行ったり、サイクリングに出かけたり、ただ庭で遊んだりする光景は、ごく日常的なものです。このゆったりとした時間の流れが、子育てをする中で少しの心の余裕に繋がっていると感じています。

また、ニュージーランドの地域社会は、子どもたちを温かく見守る文化があります。公園やスーパーマーケットなど公共の場、もしくはただ道ですれ違っただけでも、知らない子どもに話しかけたり、困っている子どもを助けたりする大人の姿は珍しくありません。
私自身も、公共の場で娘が大泣きして途方に暮れたり、なんだか心に余裕がなく声を荒げそうになるという経験が何度かあり(皆さんきっと何度かあると信じています涙)、そんな時に通りすがりの方が、自然な声かけと関わり方で娘と私を助けてくれたこともあります。
この社会全体の「子どもを見守る目」と「助け合いを大切にする心」が、私自身の安心感にも繋がっています。
異文化の中で、子どもたちは順応性や国際感覚を身につけ、親である私たちは、新たな視点や子育ての喜びを再発見することが出来るのがニュージーランドの魅力だと感じています。
ゆったりとした時間の流れの中で見る子供の成長は、家族の全員にとってかけがえのないものになるのではないでしょうか。