海外で生活をしていて「日本人です」というと、
興味津々で色んな質問をされます。
最近、娘のクラスメイトのお母さんにお願いされたのが、
「息子がOrigami(折り紙)をしたいといってYoutubeを見たけど
良く分からなくって。よかったら教えてくれない?!」ということ。
お友達のSくんの家に、同じく折り紙をしたいZちゃんと一緒に行って、
ちょっとした折り紙講習をしてきました。
ただ、私も子ども時代、たくさんの折り紙をしてきたとは言え、
すっかり折り方を忘れていて。
何も見ずに折れたのは鶴だけ・・・。
これではダメだということで、ちょっとだけ家で予習。
こういうのがこちらの子は好きかな?
これはちょっと初心者には難しいかな?
この折り方、英語ではどう説明しよう?
教える立場、そして教える相手が日本人以外の子となると、
こんなに考える事いっぱいあるんだ!というくらい考えながら
準備をしていきました。
案の定、日本の幼稚園から折り紙をしてきた子どもたちと違って、
「紙を折って形を作る」ことになれていない子どもたち。
ほんの三角を折るだけでも、親子で大騒ぎ。(笑)
そして、お母さんたちも折り紙文化に触れて来なかったので、
興味津々で、自分たちも思いっきり参加して、楽しんでくれていました。
指を隙間に入れて膨らましたり、山折り・谷折りひとつにも
「Wow!!!」と感動してもらえて、日本人の私は一人鼻高々。
そして、子どもたちはピカチュウや飛行機、お花などを作って、
翌日学校に持って行ってクラスメイトたちに見せたところ、
他の子たちも「やりたーい!」と。
先生も「指先をここまで細かく使うのは、とっても良い教育だわ」
と言って、折り紙ブームがクラス全体に。
クラスの子どもたちが「Harukaは折り紙いっぱい作れるし、お寿司も作れる。
いいないいなあ!」といっぱい褒めてもらって、日本人としてニヤけちゃう
出来事となりました。
大人になってから、改めて日本文化の見直しをする良い機会をもらっています