こんにちは。現在幼稚園に通う、3歳の娘を育てているAyakaです。
ニュージーランドの夏のアクティビティと言えば、なんといっても海遊び!
私が住むオークランド・ノースショアは、目の前にビーチがあるお家もある(※豪邸)など、ビーチがとても身近な遊び場です。
我が家の最寄りのビーチも、車で5分程度で行けちゃいます。

学校は小学校から高校まで共通して15時前後に終わるので、放課後はそのままビーチに直行するのが定番です。お子さんが小学校の制服を着たままビーチにいるご家族もいます。
この日はなぜか水着を着たがらない娘。想定の範囲内なので、濡れても汚れても良い服を着せてきた私、母としての経験値が上がってきているのでは!?(自分で自分を褒める)

日本と同様、周囲が海で囲まれている島国ニュージーランド。
海が身近にあるので、ビーチで遊ぶのみに限らず、ウォータースポーツも盛んです。
その一方で、残念なことに水辺での事故も多く、安全教育が重要視されています。そのため、学校や地域団体が「水辺の安全(Water Safety)」や「救命講座(Lifesaving)」を提供しています。
代表的なものはWater Safety New Zealand という団体が主導し、学校やスポーツクラブなどと連携して、子ども向けの水辺の安全教育を行っています。
このプログラムでは、例えば
- 水に対する基本的な知識:海や川、湖の特徴や危険性、どのような場所で泳ぐべきか、安全な行動とは
- セルフレスキュー(自己救助)スキル:万が一流されたときの対処法(浮いて待つ「Float to Survive」)、溺れたときにパニックにならない方法、長時間水に浮かぶ技術
- 他者を助けるための基礎知識:溺れている人を見かけたときの対応(すぐに助けに行かず、大人に知らせる)、救助用具の使い方(ロープや浮き具の投げ方)、CPR(心肺蘇生法)の基礎
- 実際の環境での体験学習:プールやビーチでの実践的な訓練や、ライフガードによる特別授業
などを、小さい頃から年齢に応じて教えられています。また、留学生向けのオリエンテーションで、Water Safetyが行われている学校も多いです。
また、未就学児(5歳以下)の安全については、保護者向けの情報発信も積極的に行われています。(参考:https://under5.org.nz/)
実際に私も、初めてのWater Safetyは出産前の両親学級のようなもので受けました。
赤ちゃんにとって何が危険か、事故を防ぐために家庭内の環境をどうすべきかなど、具体的に教えてもらったのでとてもわかりやすかったです。(ちなみに、オムツやミルクなどの試供品と一緒に、ベビーバスの下に敷く滑り止めを無料でいただきました。徹底していますね。)
親子で学ぶことで、より安心して綺麗なビーチを楽しむことができますね。