こんにちは。現在幼稚園に通う3歳の娘を育てているAyakaです。
ニュージーランドでは12月中旬から1月下旬まで約6週間の長い夏休みがあります。長い長い夏休みが終わり、ようやくTerm 1(1学期)が始まりました!
娘はこれまでデイケア(保育園)に通っていたので、年末年始やクリスマス期間以外は通園していました。しかし、幼稚園は学校と同じように学期ごとに長期休暇があります。
体力が有り余る3歳児との長期休み…!(子育て中の皆さんはわかってくださるはず)
ほぼ毎日、公園やプール、海へ出かけて過ごしました。
そんな中で特に印象に残ったのが、あるバリアフリー公園での出来事です。

この公園には、一見すると普通の大きなシーソーに見える遊具がありました。実はこれ、車椅子のまま乗れるシーソーなのです!
全ての公園に設置されているわけではありませんが、オークランドでは近年、「creating accessible play spaces(誰もが楽しめる遊び場の整備)」を進めています。
その取り組みとして、例えば以下のような改善が行われています。
- 遊び場の段差をなくし、誰でもアクセスしやすくする
- より多くの遊具にアクセスしやすい設計
- ベンチやピクニックテーブルを増やし、より多くの人が休憩できるスペースを確保する
また、この公園には他にもバリアフリー仕様のブランコや車の遊具などもありました。

(通常の公園も併設されています)

「インクルーシブ教育」や「多様性の尊重」といった言葉を聞くことは多いですが、実際の生活の中でこうした環境に触れることで、より理解が深まると感じました。
また、娘にとってはこれが“当たり前”の環境。その中で育つことで、それらを特別視したり疑問に思うこともないのかな、などとも考えたり、興味深い瞬間でした。
子育てをしながら、自分自身も学ばせてもらっている。
そんなことを実感したニュージーランドでのひとコマでした。