先週末に12歳の息子が持ち帰ってきた、このお知らせ。
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンを
学校で集団接種するための同意書です。
これまで、我が家の子どもたちは各予防接種を、推奨されるままに打ってきました。
その推奨されている、一般的に馴染みのある予防接種(はしか・おたふくやB型肝炎等)
でも、親の強い信念の元、受ける事を拒否する家庭もNZではあります。
ただ、我が家のように「今までは全部受けたよ」という家庭でも、
今回のHPVワクチンに関しては賛否が多く、
お知らせを学校からもらってきた日以来、
同じ学年のママたちの間ではこの話題で持ち切りです。
「自分たちの時代にはなかったものだから、正直分からなくて怖い」
「副反応のニュースを聞いたことがあるから、心配」
という意見が多い一方、
はっきりと「これはすべき」「これは拒否すべき」という意見を言う人が
ほとんどいないのが興味深く、みんな迷っているんだなということが伺えます。
我が家は今の時点で「受けさせない」と夫婦の意見が一致していますが、
提出期限までに、私が色んな情報や意見を仕入れてきて、また揺れるんだろうなと予想
ちなみに、選挙や医療関係のお知らせは、各国語で用意されていることが多く、
こういうところでも「多民族の国なんだな」と実感します。
残念ながら日本語はありませんが、ヒンドゥ語、中国語、マオリ語、サモア語、トンガ語、
クックアイランドマオリ語、そして英語が基本のようです。