NZの中高生の間で‘流行っているものを、私が知っている限りで紹介しようと思います。
今回は流行りのファッションを紹介します。
NZで流行っているのはシンプルでスポーティーなファッションです。
スポーティーという点では、特にNIKEやadidasなどのスポーツブランドがみんな本当に大好きです。
スポーツしていない人もNIKEを着ていて、たまに、NIKEは運動着よりもおしゃれとして
着ている人が多いのではないかと思ったりします。
ですが、NZではスポーツブランド品は高くてなかなか買えないので、
羨ましがられるというか、持っていたらかっこいいという感覚もあるような気がします。
この前日本に行ったとき、NIKEやadidasがとても安くてびっくりしました!
(というか日本は本当に全てが安いです)。
私はチャンスだ!と思い、かわいいNIKEのパーカーなどを張りきって買い込みました。
しかしその時、一緒にいた日本の友達がこう言ったのです。
「そのパーカー、お父さんにプレゼント?」 私は一瞬固まりました。
そ、そうか…このパーカーはNZでは絶対かわいいけど、
日本ではおじさんの運動着にしか見えないんだ…。 戸惑いながらも私は答えました。
「い、いや別に。自分用に買った…」 すると友達は、えー!おっさんかよ!
とか言って笑い出しました。
「NZではこーゆうのが流行ってるの!こーゆうのがかわいいの!」
一生懸命説明しようとしたのですが、仕舞にはめんどくさくなって諦めました。
その後、日本から9000km離れたNZでそのパーカーを着た時、
学校で7人の友だちに「そのパーカーいいね。」と褒められました。
褒められる度に私は心の中で(ほら、見ろ!)と呟いたのでした。
流行りの違いはちょっとややこしいものです。
他に流行っていているのは、最初はビックリしたのですが、日本語の書いてある洋服です。
「かわいい」や、「原宿」など、結構見かけます。
日本人にとって英語が書いてある洋服が可愛いように、
こっちでは日本語がかっこよく見えるようです。
しかし、日本で作られた英語が書いてある洋服は、読んでみると意味が変だったり、
不明だったりすることが大体です。 それと同じように、NZの人が着ている日本語の
洋服も完全に意味不明なことがあります。
この前友達が、日本語で書いてあるトレーナーを着てきて、
「のあ、日本人でしょ!これ、どういう意味?」と聞いてきました。
そのトレーナーに書いてあったのは、「所名者。所名者。ロサンゼルスのモト。」
私は「知るか。」と言ってやりました。
NZでは物やブランドが少ないので、ある物が流行るとみんなが持つようになる気がします。
例えば学校用のバック。
流行っているのは‘JanSports’と、‘CountryRoad’ というバックです。
(
どちらのブランドもカラーやデザインは様々ですが、
私の高校なんかでは見かける生徒10人中9人はこのJanSportsか
CountryRoadを持っています。
(JanSportsは大体下級生にポピュラー。CountryRoadは大体上級生にポピュラー。)
私もJanSportsを使っていて、姉はCountryRoadを持っています。
以前の私は、日本のバックの方が全然可愛いし、とか思っていたのですが、
みんなが持っていると自然とそっちの方がいいように見えてきて、
だんだん私もNZの流行に染まっていきました。