ニュージーランドの公立学校は、2週間の冬休み中です。
今回は、びっくりするほどのんびり(グダグダ?)なお休みを過ごしていますが、
親にやる気がないと、子どもも付き合わされてしまうという悲劇が起きます
日本では、親がどこかに連れて行ってくれなくても、
宿題したり、勝手に友達の家に行ったり、その辺フラフラしたり、
と「子どもだけで暇つぶし」をできるかと思いますが、
NZでは法律で「14歳未満の子どもを、保護者の保護が届かない範囲にいさせることはNG」
と定められています。
そのため、我が家の12歳と6歳の子どもたちを家に置いて「ちょっと牛乳買って来るね」
もダメだし、下の子だけを連れて公園に行く事もダメ
なので、ホリデー中は中学生持ちの家の親でさえ「はあ、ホリデーどうしよう」
となるのです
我が家は予定していた旅行が急遽キャンセルになり、ぽっかりと空いてしまった
1週間・・・
大きな柔道大会に参加するため、南へ3時間ほどのTaurangaへ行ったり、
途中、こんな美しい景色が続き感動しましたが、子どもたちは退屈・・・
お天気が良ければスクーター持って公園に行ったり、
もうとりあえずなんでもいいからその辺の自然ありそうなところに放り込んでみたり、
雨の日は映画。
ホリデー中、子ども向けの映画は安く見れたりしますが、ポップコーンが異常に高くて
結局はとても高級な娯楽になるという
そして、どれもこれもぜーんぶ大人が付き添わないといけません。
映画を見てる間はもちろん、木の枝でチャンバラごっこをしている間も・・・。
そして基本的に「5歳差異性兄妹」が満足する場所を見つけるのにはとても苦労。
日本みたいに、別々に「遊んでくるー!」ってそれぞれのお友達と遊んできてくれれば楽なのに、
そういうのもぜーんぶ親同士で連絡取り合ってセットアップをしなくてはいけなく、
もうそういう気力がないときはなーーんもないお休みになるのです。
宿題も出ないので、これも親にパワーがないとなーーんにもない状態に
そして日本ではお母さんの味方・定番の「そうめん」は、
この国では「ピザ」と「フィッシュアンドチップス」になります。
でも子どもたちは何度食べても飽きない模様なので、良しとしますか!
お兄ちゃんが早く14歳になる日(そうなると下の子と一緒にお留守番可)を夢見て、
今日もスーパーに子どもたちを引き連れて行った我が家です。