こんにちは、ニュージーランドで5歳と2歳の男の子を育てているYoshimiです。
オークランドから車で3時間ほど走った山の中に、こじんまりとした動物園があります。
規模は大きくないけれど、その分いつ行っても人が少なくて、のんびり過ごせる穴場的な場所。
観光地というよりは、地元の人が家族連れでふらっと訪れるような雰囲気です。
今回そこを訪れた一番の理由は、ライオンの赤ちゃんが生まれたと聞いたから。
私がどうしても会いたくて、家族を巻き込んで出かけました。
赤ちゃんライオンは決まった時間だけ触れ合える特別イベントになっていて、その時間になると人が集まり列ができるほどの人気ぶり。
実際に抱っこはできなかったけれど、飼育員さんの指導のもと手のひらで撫でることができて、ふわふわした毛並みとまだあどけない表情に完全に心を奪われました。

そのほかにも、アルパカやヤギ、羊や鹿など、子どもたちが直接えさをあげられる動物がたくさん。
アルパカににらまれながらえさを差し出したり、ヤギに手をベロベロ舐められて大笑いしたり、子どもにとっても忘れられない経験になったようです。

山の中にあるからか、動物たちは自然に近い環境でのびのびと暮らしていて、その姿を見ているだけでもかなり癒されます。
木漏れ日の下で草を食べてるシカや、芝生に寝そべる羊の群れは、動物園というより森の中を散歩しているような感覚。
大きな動物園ほどの派手さはないけれど、自然の中で動物と触れ合えるこの動物園は、静かであたたかい時間を過ごせる特別な場所でした。














