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ニュージーランドの冬休み | 4学期制と2週間休み

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

今週から冬休みが始まり、娘は2週間のスクールホリデーに入りました。
季節が日本と逆のニュージーランドでは、例年この時期は冬休みです。

残念ながらオークランドの冬は雨が多く、外で遊ぶのが難しい日が多いです。そのため、夏休みのようにビーチや公園で過ごすという雰囲気ではありません。
どうしてもデバイス時間が増えがちですが、「1日ひとつは親子で何かをする」という目標を立てています。(あれ、ハードルが低い?)

晴れていればビーチ沿いの公園にも行けますが…!

ニュージーランドは4学期制で、各学期の間には2週間の休みがあります(夏休みは年末年始を含めて約7週間)。
普段は幼稚園に通っている時間も一緒に過ごせるこの期間は、子どもが成長すると親よりも大切な時間が増えることを考えると、とても貴重だと理解はしています。

が、


2週間ずっと一緒、「マミー!」「マミー!見て!」「なんで?」だと疲れることも多々あります。
理想と現実のギャップを感じますね。(自宅保育の皆さんを本当に尊敬します!)

話は4学期制に戻しますが、この4学期制、個人的には一年を通した子どものリズムを考慮していたり、学校は各学期等しい長さで子どもの成長を見ることができるなど、メリットが大きいと感じています。


10週間学習して2週間休むというサイクルは休憩頻度も高く、子どもたちの集中力維持や疲労回復に効果的なようにも思います

ですが頻繁な休暇期間は働く親にとって課題でもあります。
多くの共働き家庭では、両親が交代で休暇を取ったり、祖父母に頼んだり、ホリデープログラムを利用したりと工夫を凝らしています。
また、近所の親やママ友同士で子どもを預け合うことも一般的です。

雨上がりの公園。この靴、先週買ったばかりなんですけどね。トホホ…

実際に我が家がどのように過ごしているか、などについては、また次回に書いてみたいと思います!

オークランド動物園 | 魅力のある行動展示と教育的な体験

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

先日の晴れた日、オークランド動物園に行ってきました。

オークランド動物園の魅力:行動展示と広大な敷地

オークランド動物園は、動物たちがそれぞれの生息地に近い環境でのびのびと暮らす「行動展示」を重視しており、広大な敷地内でアフリカ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドなど、それぞれのエリアに分かれています。まるで世界中を旅しているかのような気分を味わいながら、動物たちの自然な行動を観察できます。

エリアごとの行動展示の魅力

実は私の出身地にも行動展示で有名な動物園があります。私が小学校低学年頃までは今のように有名ではなく、覚えているのは「ただ動物がいる場所」という印象で、残念ながら「ワクワクして行く場所」ではありませんでしたし、実際に閉園の危機にもありました。そこから一つずつ変わって行き、行動展示が始まり、大人も子供も楽しめる場所になっていったという自身の経験もあり、動物たちの自然な行動を子供たちが観察できることに大きな意義を感じていました。

オークランド動物園も同様で、各エリアではその地域の動物たちが生き生きと暮らしています。例えば、ニュージーランドエリアでは固有種のキーウィやトゥイ、アフリカエリアではキリンやシマウマが広々とした空間で過ごす様子を見ることができます。動物たちが自然に近い環境で暮らしているからこそ、彼らの本来の行動や表情を見ることができ、娘も毎回、目を輝かせながら観察しています。

虎が頭上を歩いています
キーウィが珍しく穴から出てきました!

子供が参加できる教育的な体験

オークランド動物園のもう一つの魅力は、子供たちが参加できる教育的な体験が随時行われている点です。動物について学ぶワークショップや飼育員さんの話を聞く機会など、楽しみながら動物や環境について深く学ぶことができます。このような体験を通じて、子供たちは動物への意識や関心を高めていくのでしょう。

この日は、NZ固有の生き物についてのワークショップに参加しました。娘はもちろん、私自身も実際に近くで見たことのない生き物ばかりだったのでとても勉強になりました。

目の前で大きな鳥が飛び移ったり、Tuataraを手に乗せながら説明する飼育員さんに子供たちの目はキラキラ。娘は初めてのことに少し怖がっていましたが、これも良い経験です。

自分の経験から考えても、「生きた経験」というのは子育てでも大切にしている部分です。

こちらはもう冬だったので、次はまた暖かくなったら行こうかなと思います!

親子で祝うマオリのお正月 | NZの祝日「マタリキ」と幼稚園のイベント

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

今日は「Matariki(マタリキ)」、ニュージーランドは祝日です。

マタリキは冬の星団の名称でもあり、先住民のマオリ族のお正月にあたります。マオリの暦ではマタリキが見える時期に、一年の終わりと始まりを迎えます。

彼らにとってマタリキは、家族や親族で集まり先祖やその年に亡くなった人たちを偲びつつ、その年の豊作や豊漁に感謝をして祝い、次の年も自然からの恵みがあるように願いながら、家族の絆を再確認する特別な日です。感覚は日本のお正月と少し似ているのではないでしょうか。

ここ数十年で、マオリ文化や慣習、知識を社会全体で認める動きが年々進んでいます。マタリキが祝日と制定されたのは2022年なのですが、その理由も前述のとおりです。

幼児教育や普段の生活でも、マオリ語や文化は大変身近な存在になっています。幼児教育の軸であるテファリキもマオリ語・文化から作られたものであり、また、幼稚園内にもマオリ文化の教えがたくさん掲示されています。

そして先日は、幼稚園で「マタリキナイト」があり参加してきました。

普段と違う幼稚園の雰囲気に、子どもたちはテンション上がりっぱなし!

中でも一番人気は焼きマシュマロ。去年も大人気で、終了時間と片付け時間が相当押したようです。
今年は去年の反省を踏まえてか「今年は絶対に、一家族一回で!!!」と事前にお達しが出たほどでした。笑

この後、私のマシュマロは燃えてただの炭となりました。悲

最後は子供達がたくさん練習した、マオリ語の歌や踊りを披露。

5歳までの子達が歌いながら踊る姿は、「とにかく可愛い」の一言です。

最後はマネージャー(園長)やリーダー先生が、一年の終わりと始まりを意識したご挨拶で締めくくりました。
娘も私も、いつもとはちょっと違う幼稚園を大いに楽しみました。

時間を大切にする暮らし | 市街地にある自然公園で感じる、ゆったりとした家族の時間

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

子育てをする中で、子どもの教育環境日々の生活は、私たち親にとって「常に最も気になること」の一つではないでしょうか。

先日、オークランドの中心部にありながら、豊かな自然を満喫できる「Cornwall Park(コーンウォールパーク)」を訪れました。

真ん中に見えるのは牛です

広大な敷地内で私は徒歩、娘は最近練習中のバランスバイクに乗りながらお散歩を楽しみました。

30分歩いた程度ですが、日曜日ということもあり、数多くの家族連れや犬の散歩をしている人たちとすれ違いました。

ニュージーランドで暮らしてみて良く感じるのは、多くの人が「ワークライフバランス」を大切にしているということです。仕事ばかりではなく、家族との時間や趣味などプライベートに時間を費やしているように思います。

平日であっても、子どもが幼稚園や学校から帰ってきた後、親と一緒に公園へ行ったり、サイクリングに出かけたり、ただ庭で遊んだりする光景は、ごく日常的なものです。このゆったりとした時間の流れが、子育てをする中で少しの心の余裕に繋がっていると感じています。

また、ニュージーランドの地域社会は、子どもたちを温かく見守る文化があります。公園やスーパーマーケットなど公共の場、もしくはただ道ですれ違っただけでも、知らない子どもに話しかけたり、困っている子どもを助けたりする大人の姿は珍しくありません。

私自身も、公共の場で娘が大泣きして途方に暮れたり、なんだか心に余裕がなく声を荒げそうになるという経験が何度かあり(皆さんきっと何度かあると信じています涙)、そんな時に通りすがりの方が、自然な声かけと関わり方で娘と私を助けてくれたこともあります。
この社会全体の「子どもを見守る目」と「助け合いを大切にする心」が、私自身の安心感にも繋がっています。

異文化の中で、子どもたちは順応性や国際感覚を身につけ、親である私たちは、新たな視点や子育ての喜びを再発見することが出来るのがニュージーランドの魅力だと感じています。

ゆったりとした時間の流れの中で見る子供の成長は、家族の全員にとってかけがえのないものになるのではないでしょうか。

プレイデートと異年齢保育の魅力|キウイ流の暇な時間の過ごし方

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こんにちは。ニュージーランドで幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

最近は冷え込む日も多くなり、いよいよ本格的に冬が近づいてきた感じがします。

ところで、ニュージーランドの季節はカレンダーで明確に決まっているとご存じでしたか?
日本にいると、大体の感覚で「あ、春だな」「あ、冬だな」と思うことが多いのではないでしょうか。特に私は北海道出身なので、雪が降ったら冬!雪が解けたら春!暑くなったら夏!という感覚でした。(野生児?)

ニュージーランドは季節がカレンダーでしっかり区切られています。(私もニュージーランドに来るまで知りませんでした!)

今は暦の上でも秋の終わり。雨が降る日が増え、体力の有り余る子どもとどうやって室内で楽しく過ごそうか、工夫を凝らす季節になりました。

夏の間は、ちょっと時間があくと公園や海でのプレイデート(子ども同士を一緒に遊ばせることをこう呼びます!)にサクッと出かけるのが、ニュージーランドのママたち、通称「キウイママ」の日常です。もちろん、働くママも多いので誰もがそうではありませんが、それでも時間が合う日には「金曜日、幼稚園が終わったら一緒に遊ばせない?」と連絡を取り合ったり、幼稚園の送り迎えで顔を合わせた時に気軽に話して決めたりします。

実を言うと、内向的な私はあまりプレイデートに積極的になれませんでした。でも最近、子ども同士で遊んでくれることの(親としての肩の力が抜ける)楽さと、それを見守る楽しさを知ってしまったので、今年の夏はできるだけ機会を作ろう!と決めていました。

娘は一人っ子なので、家の中ではちょっぴり自由なお姫様。だからこそ、お友達と遊ぶ中で社会性を学び、他の子を思いやる優しい気持ちを育んでほしいな、と勝手に願っています。

娘が通う幼稚園は、年齢別のクラス分けがない縦割り保育(異年齢保育)です。そのおかげか、娘も自然と年齢の違う子たちとも上手に関われるようになってきたように感じます。
特に最近は小さい子のお世話に興味津々で、お友達の妹や私の友人の赤ちゃんを甲斐甲斐しくお世話したり、「これはおもちゃだから食べちゃダメ!」とお姉さんぶったりして…(その口調、どこかで聞いたような…?と、自分のことはさておき、微笑ましく見ています)。

今はまだ4歳なので、プレイデートにはお互いに保護者が同伴します。
時間は長くても2時間程度なので、その間ママ同士もおしゃべりしたり、子育ての情報を交換したりと、親にとっても仲を深める貴重な時間になっています。

「英語にあまり自信がないから…」と現地のママとの交流をためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、子どもたちが一緒に遊ぶ姿は万国共通の笑顔を生みますし、それをきっかけに自然と会話が生まれることも多いです。子どもを介した交流は、親同士の親睦を深める良いきっかけでもあるなと感じています。

多国籍料理から感じた多文化子育て

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

我が家は、私と夫、そして娘の3人家族。
👨 夫はとにかく肉食の“ザ・男子”
👩 私はニュージーランド生活8年目になりますが、やっぱり日本食が大好き。許されるならずっとお寿司が食べたい。
👧 娘はというと… 朝ごはんはパンかシリアル、そしてチキンナゲットがあれば生きていける。欧米か!(古)

こんな風に、同じ家族の中で、食の好みだけを取ってもバラバラ

ニュージーランドの食文化と多様性を感じる瞬間

ある日、私たち家族が招待された誕生日パーティーに参加したときのこと。そこには、さまざまな国籍の料理が立ち並び、なんとケーキは2つも! 🎂🎂

ニュージーランドでは、家族や友人のバックグラウンドが異なることが多いため、食文化にもその影響が色濃く出ていて、普段の生活にも繋がっています。

ニュージーランドの子どもの多様性はさらに進む?

ニュージーランドでは多文化社会が進んでおり、今後さらにその傾向が強まると予測されています。

Education Review Office(ニュージーランド政府の外部教育評価機関)によると、
📌 2043年までに、ニュージーランド全体の子どもの4人に1人(26%)がアジア系に
📌 オークランドでは、子どもの5人に2人以上(43%)がアジア系になる
📌 約20人に1人(3.6%)が中東系・ラテンアメリカ系・アフリカ系(MELAA)になる

特にオークランドは、すでに多文化都市。こうした社会で育つ子どもたちは、多様性を自然に受け入れながら成長しています。

幼稚園でも当たり前の「多様性教育」

娘の通う幼稚園では、3歳~5歳までの子どもたちが約50名ほど在籍しています。
国籍や出身地だけを見てもさまざまで、娘の親友のお父さんはニュージーランド人(キウイ)、お母さんはアメリカとフランスにルーツを持っています。他にも、アジア・欧米・南米など、多様な文化が入り混じっていて、まるで「小さい地球」という感じです。

(幼稚園では、親のアイデンティティを基に振り分けた出身地が掲示されています)

そんな環境の中で育つ子どもたちは、自然と「みんな違ってみんないい」という価値観を身につけていきます。

例えば、みんなで同じことをしている時間に、上手に出来ないお友達がいても
「大丈夫、こうやったらいいんだよ!」
「これが好きじゃなくてもいいんだよ!好きなことをやったらいいよ!」

といった言葉を、誰に言われるでもなく子ども同士が自然とかけ合っている姿を見ると、親としても感心するばかりです。

話は誕生日パーティーに戻りますが、私が感じた
「誕生日を祝うのは1人なのに、なぜケーキが2つもあるの?」
「パーティーに来る人数に対して料理の量が多すぎるのでは?」

そんな疑問を抱くのは、自分自身の固定観念が影響しているのかもしれません。(※最後に料理はめちゃくちゃ残っていました。笑)

これからも、柔軟な考え方を大切にしながら、自分の価値観をアップデートしていこうと思います! 

NZ幼稚園|手話教育から感じる温かさ

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

スクールホリデー2週目が今週末で終わり、来週から幼稚園が再開します。(感涙)
2週目はお天気が不安定で、なかなか外出予定を組むことが出来ず、なんとなくのんびり過ごしている我が家です。
(1週目に全力を尽くしてしまい、母にあまり気力が残っていないというのは秘密です!)

時は遡り2006 年、ニュージーランド手話(NZSL)はニュージーランドで 3 番目の公用語として認められました。これは、マオリ語、英語に続くものです。
NZSLの重要性は教育分野にも反映されており、一部の幼稚園や小学校では、子供たちにNZSLの基礎を教えています。

例えば、娘の幼稚園では、学期ごとに単語を決めて、単語と例文の手話を教えています。

なぜ幼い子どもたちに手話を教えるのでしょうか?

小さい頃から手話を学ぶことで、子どもたちは:

  • 聴覚障害を持つ友達とも自然にコミュニケーションが取れる
  • 非言語コミュニケーションの重要性を理解できる
  • 多様性を当たり前のものとして受け入れられる
  • 表現方法は一つではないことを学べる

など、インクルーシブ教育の実践であると同時に、子どもたちの「思いやりの心」を育てる素晴らしい機会となっているからです。

ニュージーランドの教育は、「インクルーシブ教育」を掲げ、誰もが参加できる包括的な社会作りと、違いを認め合い尊重する心を育むことを目指しています。
日本の地方都市で生まれ育ち、「インクルーシブ教育」というのがあまり身近ではなかった私にとっては、「では具体的にどういうことをするのか・しなければならないのか」と思うこともあります。
ですが実際に娘を通しニュージーランドの教育に触れることで、「しなければならない」義務などではなく、日常生活に少しだけプラスしたような小さなことの積み重ねが、『多様性を尊重し、誰もが参加できる社会を作る』ための実践的な教育につながっていると感じています。

娘の幼稚園は2歳半から5歳までの全児童がひとつのクラスで、その中にも様々な子がいます。
マットタイム(全員が床に座り一つのことを学ぶ時間)で自由に手話を学ぶ子どもたちの姿は、まさにニュージーランドが目指す「誰もが自分らしく生きられる社会」の縮図とも言えるでしょう。

ひとつひとつの取り組みが、確実に次世代の価値観を形作っているように思います。

秋のスクールホリデー1週目|幼稚園児との学校休みの楽しみ方

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

現在、ニュージーランドの公立学校は2週間の秋休み期間中です。公立幼稚園や多くの私立幼稚園も同じスケジュールで休暇を取るため、わが家も休暇モードに入っています。

ニュージーランドの特徴的な点として、14歳未満の子どもは必ず大人の監督下にいなければならないという規則があります。
日本では見かける小学生や中学生同士での買い物なども、こちらでは必ず保護者が同伴している光景を良くみます。

ただし娘はまだ4歳。親が企画しなければ、ただただ暇な休暇を過ごすことになります。

というわけで、定番の市民プールへ。

いくつかある市民プールの中でも、ここの市民プールは広くて、子ども用の大きな滑り台や遊具があるのがお気に入りポイント。
ホリデー期間中の日中はすごく混むので、いつも朝一番に入場します。
ただし5歳以下は親が一緒に入らなければならないので、親の体力もしっかりと削られるというのが難点。この日は2時間泳ぎました(涙)

そのほかは、ちょうどイースターシーズンということもあり、子ども向けのイースターイベントでエルサになりきったり

同じイベントでエッグハントをしてみたり(スタンプラリーです)

ドーナツデコレーションをしてみたりしました。

こちらは”Bringing life to little human’s dreams.”(子供の夢に命を吹き込む)がテーマで、自分でなんでもやりたい娘はとても楽しんでいました。
色がすごいんですが、ホリデー中はオールオッケー!(涙)

最後に「良くできました!」の賞状をもらって、とても満足そう。

イベントや体験を通じて、「できた!」という達成感を味わえる機会を意識的に作っています。
小さな成功体験の積み重ねで、自己肯定感を高めていけたら良いなと思っているので、参加して良かったです。

天気が良い日は家の外で「sink and float」(浮き沈み実験)をして時間潰しが出来ますが、少し前から天気も下り坂。

さて、2週目の来週もまた親の企画力とやる気が試されます。

娘と一緒に作るお弁当|シンプルイズベストなNZスタイル

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ニュージーランドは今日でターム1が終了し、明日からは2週間のスクールホリデーです。

お弁当作りが苦手な私は、毎日のお弁当作りから解放されるこの期間が本当に幸せです。
ホリデー中は何をして過ごそうかという別の悩みはありますが、お弁当を作らなくて良い喜びは大きいです。

とはいえ私の作るお弁当は、日本の親御さんから見るとおそらく「手抜き弁当」。
今回はターム1で作ってみたお弁当をいくつかご紹介しますね。

ご覧の通り、かなりパターン化していますよね。(苦笑)
時には「今日は本当に限界…」という日もあったり。(いや、全部そうかも?)

娘は少食で好き嫌いも多く、見慣れないものはほとんど食べません。
なので、ご紹介したお弁当も、完食できたのはごくわずか…というのが現実です。(涙)

それでも、私がお弁当作りで大切にしていることが一つあります。それは、「娘がキッチンに立ちたがった時はなるべく一緒に料理をする」こと。
ニュージーランドで子育てをする中で、教育の軸となる、娘の「自立」と「自主性」を尊重したいと考えているからです。

おにぎりやフェアリーブレッドを作ったり、チーズやイチゴを切ったり、お気に入りのお楽しみおやつを詰めたり。

忙しい朝に「自分でやりたい!」と言われると、内心(くぅ〜!時間が!)と焦りつつも、引きつり気味の笑顔で「いいよ、やろっか!」と答えています。
(お弁当の中身は至ってシンプルなのに…というツッコミはご容赦ください!)

私は「一石二鳥」ならぬ三鳥、四鳥まで狙う強欲な性格。お弁当作りを通して

お弁当が完成する
娘の自主性を尊重できる
自立を促せる
そして、私と娘の楽しい思い出になる。

こう考えると、苦手な弁当作りにも少しやる気が湧いてきます。

日本では新入学・新学期のシーズンですね。新生活の準備でお母さんたちは大忙しの時期かと思います。たまには手抜きしながら、自分らしいペースで一緒に進んでいきましょう。
(私のお弁当を見て、こんなんでも良いんだと思ってもらえると載せた甲斐があります!)

NZに住む日本人の母が頑張ったこと | 4歳娘の誕生日

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こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。

先日、NZの母たちは誕生日パーティーに凄まじい気合が入っているという話を書きました。

私は色々と悩んでいるうちに、あれよあれよと時間が過ぎ、もう何かを手配をするにはギリギリのタイミングになっていました。

そこで思い出しました。娘はそもそも「友達を呼ぶパーティー」をやりたいのか?

というのも我が娘は「大人数・注目されるのが苦手」なタイプ。確認のために聞いてみると…

「誕生日は、お友達を呼んでどこかでパーティーしたい?」
「No、家族がいい。」
「本当に?あとからやっぱりやりたいって言ってもできないよ?」(日本中のお母さんが100%いうセリフですよね?)
「やらない、ファミリーがいい 」

ということで、今年は今まで同様、お家でお祝いしました。

通販サイトで買った風船を組み立てるのに一苦労。でも、これが私の限界です。
(手にはプレゼントのラジコンカー。リクエストです。)

キウイ母たちの気合いの足元にも及びませんが、5歳の来年は頑張ろうと思います…。

さて、当日は幼稚園でもお祝いしてもらいました。

「明日は幼稚園でもXXの誕生日をお祝いするね。ママもウェルカムよ!」と園長先生からメールをもらったので、もちろん張り切って行きました。

注目されるのは得意ではない娘ですが、自分の誕生日を祝ってくれているということに対して満更でもない様子。事前に粘土で作ったお誕生日ケーキと、年齢の数のロウソクを立ててもらってとっても嬉しそう。

まずは英語でハッピーバースデーの歌を歌い、その後はマオリ語でも歌っていました

先生に「今日は特別な日だから、みんなでXXのやりたいことを一緒にやろうね。何がやりたい?」と聞いてもらった娘は「Elsa Clap!」と即答。母は(なんだそれ?)と心の中で思っていたら、やはり先生はプロ。「Elsa Clapを見せてくれる?」と聞くと、娘はターンした後に手を一度叩いていました。
(なるほどそれがElsa Clapなのか…)

みんなに「Elsa Clap」を4回してもらった娘は大満足。とってもハッピーに帰ってきました。

家にお友達を呼ばなくても、インドアプレイグラウンドを手配していなくても、幼稚園でお祝いしてもらうことでとても幸せそう。

子どもの個性に合わせたお祝いのかたちも、またひとつの正解ですね。これからも日々の子育ての中で、それぞれの幸せな瞬間を大切にしていきたいと思います!