先日、冬の風物詩「ディズニー・オン・アイス」へ行ってきました。
ニュージーランドでは数少ない「本物のディズニー体験」ができる、年に一度の特別なイベントです。
会場に到着したら、見渡す限り人、人、人…
大体同じくらい〜小学生くらいの年齢のお子さんとご家族で溢れておりました。
NZに来てから、こんなに人が集まる場所に来たのは初めてです(失礼)
普段がとても静かに生活出来ている、という意味ですよもちろん!
ショーで最も盛り上がったのはやはり「エルサ」でしたが、
それと同じくらい盛り上がったのは「モアナ」でした!
ポリネシアやオセアニアの豊かな文化と歴史を背景にしている「モアナ」は
私たちの日常生活にも身近な要素を数多く含んでいます。
多様なエスニックグループの文化が尊重され、子どもたちが自身のルーツに誇りを持つと同時に、
異文化を理解し尊重する心を育むことを重視している教育で育っているNZの子どもたち。
モアナの物語を通じて、自身のルーツにかかわらず
「これは私の物語だ」「私の場所だ」という強い共感を覚えていることに
多国籍国家であるニュージーランドならではの景色を見ることができました。
モアナとマウイを見ている時の娘。彼女ももれなく大感激。
月曜日、幼稚園に登園した娘はたくさんの先生方、お友達に
「私、ディズニーオンアイスに行ったの」
と、とっても嬉しそうに話していました。
お友達の一人も行っていたようで、「私が一番好きなのはエルサ!」「マウイもいた!」
と、しっかりと事実を思い出して話す4歳児の会話に成長を感じました。
こういうイベントにはつきものの、大変高級なカップ💸も買わされましたが
年に一度なので良いことにしましょう(トホホ…)
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
先日、オークランド博物館へ行ってきました。
スクールホリデー中は夜間の特別展示が行われていたので、普段は出来ない「夜のお出かけ」に私も娘もワクワク。
博物館は娘の年齢だと少し難しいかな?と思いつつも、入ってみたら普段とは違う風景や環境のためか、とても楽しんでいる様子でした。
もちろん難しいエリアもありますが、幼稚園児が楽しめるエリアもたくさんあり、全身を使って学べる、良い刺激になったのではと思います。
平日の夜ということもあってか、訪問客は数えられるほど。
娘はまず、入り口のプロジェクションマッピングで楽しんでいました。ここではマオリの歴史や船を漕いで漁に行くということが上映されていました。
最近、記憶力が格段に上がっているなとは思ってはいたのですが、「モアナと同じ!」「マミー、見て!マラエ(※マオリ族の集会場)!」と、出てくるもの一つ一つにコメントしていて成長を感じます。
あとはニュージーランド固有の鳥たち。押すとそれぞれの鳥の鳴き声を聞くことも出来ます。
母は東京フレンドパ⚪︎クを思い出していました。(世代がバレる…)
現在は改装中で入れないエリアもありましたが、それでも時間が足りず全て周り切る事が出来ませんでした。
雨の日の良いアクティビティとしても、とても良い勉強にもなるので、またぜひ行きたいと思います!
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
私たち日本人は食事の前に「いただきます」と言いますよね。
食事を作ってくれた人や、食材を作ったり獲ったりしてくれた人、また食材そのものに対しても感謝の気持ちを込めて、食事前の挨拶として当たり前になっていると思います。
ある日の夕食前、「さ、ご飯食べよう」と娘に伝えると、椅子に座った娘は手を合わせて
「ファ〜カパインナ〜エナカイ♪ヘイオー○▼※△☆▲※◎★●」(メリーさんの羊のメロディーで)
と歌い出しました。母は頭の中が???だらけ。
「幼稚園で習ったの?」→うん
「なんの歌?」→ファカパインナエナカイ
「ご飯の前に歌うの?」→うん
音の響きから「マオリ語では?」と予想をしつつ、幼稚園の先生に聞いてみると、すぐにわかりました。
マオリ語で「Whakapaingia enei kai」、カラキア(Karakia)の一つです。
英語と共に公用語としてマオリ語があるニュージーランド。教育現場でもマオリ語やマオリ文化は積極的に教えられています。
マオリの文化にはカラキア(Karakia)という、祈りや呪文などを唱える伝統があります。
祈りや呪文というとなんだか仰々しい感じもしますが、カラキアは色々な場面で「良い結果になるように」と使われていることが多いようです。
「Whakapaingia enei kai」というカラキアには、「食べ物に感謝し、心身の健康を保ち、精神を養うことができるように」という意味が込められており、食前にみんなで唱えられています。
日本語の「いただきます」には諸説あるとは思いますが、私は命をいただくことへの感謝も込められていると思っているので、これは日本語の「いただきます」の感覚と近いのでは?と感じました。
異なる文化の環境で、普遍的な価値観があることを知ることができたことは、とても貴重な体験でした。
もしご興味がある方がいらしたら、Youtubeなどで検索して歌ってみてください!
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
前回、ニュージーランドの4学期制と冬休みについて書きましたが、今回はまだまだスクールホリデー初心者の我が家が、実際にどのように過ごしているかを書いてみたいと思います!
今年の冬休みの過ごし方
「1日ひとつは親子で何かをする」という低めのハードル設定(笑)ですが、かなり助かっているのが地域のホリデーイベントです。
今回は、ショッピングモールでのクッキーデコレーションやクラフト活動、そして娘が大興奮だったアナ雪のスタンプラリーに参加しました。どれも無料で、しかも1〜2時間しっかり楽しめました。
特にクッキーデコレーションでは、娘が真剣な表情でカラフルなアイシングを絞り出している姿を見て、まさに『遊びを通した学び』を実感しました。
手先を使って、色を選んで、創造性を発揮して…。こうした体験型の学習が、地域に根付いているのはとってもありがたいです。
公共交通機関での小旅行も立派なアクティビティ
幸いにも1週目は天気が良い日が多く、思い切ってバスと電車を乗り継いで、少し遠い大きなショッピングモールまで出かけました。
「今日はバスと電車、どっちも乗るよ!」と言うと、娘は「イェーイ!!!」と大興奮。普段は車移動なので、電車やバスなどの公共交通機関に乗ることも、娘にとっては大冒険。
「マミー、これはなに?新幹線?」「大きいバスの上に乗りたい!」「帰りも新幹線で帰るの?」「新幹線、楽しい〜!」(※ずっと新幹線だと呼び続けていました。笑)という娘の質問攻撃は、「知らないことを知ることの大切さ」を改めて教えてもらったように感じます。
正直に言うと、毎日が順調というわけではありません。
雨が続いた日には、結局iPadやYouTubeの時間が長くなってしまったり、「マミー、つまらない〜」と言われてお手上げになることも。
でも、スクールホリデーで1日中向き合う日が続くことで、娘の知らない部分を知れたり、成長を垣間見ることが出来たりと、全体を通してとても良い時間だったなと思います。
さて、この土日が終わったらターム3の始まりです。
もう一年も後半戦。楽しく悔いのないターム3を迎えたいと思います!
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
今週から冬休みが始まり、娘は2週間のスクールホリデーに入りました。
季節が日本と逆のニュージーランドでは、例年この時期は冬休みです。
残念ながらオークランドの冬は雨が多く、外で遊ぶのが難しい日が多いです。そのため、夏休みのようにビーチや公園で過ごすという雰囲気ではありません。
どうしてもデバイス時間が増えがちですが、「1日ひとつは親子で何かをする」という目標を立てています。(あれ、ハードルが低い?)
晴れていればビーチ沿いの公園にも行けますが…!
ニュージーランドは4学期制で、各学期の間には2週間の休みがあります(夏休みは年末年始を含めて約7週間)。
普段は幼稚園に通っている時間も一緒に過ごせるこの期間は、子どもが成長すると親よりも大切な時間が増えることを考えると、とても貴重だと理解はしています。
が、
2週間ずっと一緒、「マミー!」「マミー!見て!」「なんで?」だと疲れることも多々あります。
理想と現実のギャップを感じますね。(自宅保育の皆さんを本当に尊敬します!)
話は4学期制に戻しますが、この4学期制、個人的には一年を通した子どものリズムを考慮していたり、学校は各学期等しい長さで子どもの成長を見ることができるなど、メリットが大きいと感じています。
10週間学習して2週間休むというサイクルは休憩頻度も高く、子どもたちの集中力維持や疲労回復に効果的なようにも思います。
ですが頻繁な休暇期間は働く親にとって課題でもあります。
多くの共働き家庭では、両親が交代で休暇を取ったり、祖父母に頼んだり、ホリデープログラムを利用したりと工夫を凝らしています。
また、近所の親やママ友同士で子どもを預け合うことも一般的です。
雨上がりの公園。この靴、先週買ったばかりなんですけどね。トホホ…
実際に我が家がどのように過ごしているか、などについては、また次回に書いてみたいと思います!
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
先日の晴れた日、オークランド動物園に行ってきました。
オークランド動物園の魅力:行動展示と広大な敷地
オークランド動物園は、動物たちがそれぞれの生息地に近い環境でのびのびと暮らす「行動展示」を重視しており、広大な敷地内でアフリカ、アジア、オーストラリア、ニュージーランドなど、それぞれのエリアに分かれています。まるで世界中を旅しているかのような気分を味わいながら、動物たちの自然な行動を観察できます。
エリアごとの行動展示の魅力
実は私の出身地にも行動展示で有名な動物園があります。私が小学校低学年頃までは今のように有名ではなく、覚えているのは「ただ動物がいる場所」という印象で、残念ながら「ワクワクして行く場所」ではありませんでしたし、実際に閉園の危機にもありました。そこから一つずつ変わって行き、行動展示が始まり、大人も子供も楽しめる場所になっていったという自身の経験もあり、動物たちの自然な行動を子供たちが観察できることに大きな意義を感じていました。
オークランド動物園も同様で、各エリアではその地域の動物たちが生き生きと暮らしています。例えば、ニュージーランドエリアでは固有種のキーウィやトゥイ、アフリカエリアではキリンやシマウマが広々とした空間で過ごす様子を見ることができます。動物たちが自然に近い環境で暮らしているからこそ、彼らの本来の行動や表情を見ることができ、娘も毎回、目を輝かせながら観察しています。
虎が頭上を歩いています
キーウィが珍しく穴から出てきました!
子供が参加できる教育的な体験
オークランド動物園のもう一つの魅力は、子供たちが参加できる教育的な体験が随時行われている点です。動物について学ぶワークショップや飼育員さんの話を聞く機会など、楽しみながら動物や環境について深く学ぶことができます。このような体験を通じて、子供たちは動物への意識や関心を高めていくのでしょう。
この日は、NZ固有の生き物についてのワークショップに参加しました。娘はもちろん、私自身も実際に近くで見たことのない生き物ばかりだったのでとても勉強になりました。
目の前で大きな鳥が飛び移ったり、Tuataraを手に乗せながら説明する飼育員さんに子供たちの目はキラキラ。娘は初めてのことに少し怖がっていましたが、これも良い経験です。
自分の経験から考えても、「生きた経験」というのは子育てでも大切にしている部分です。
こちらはもう冬だったので、次はまた暖かくなったら行こうかなと思います!
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
今日は「Matariki(マタリキ)」、ニュージーランドは祝日です。
マタリキは冬の星団の名称でもあり、先住民のマオリ族のお正月にあたります。マオリの暦ではマタリキが見える時期に、一年の終わりと始まりを迎えます。
彼らにとってマタリキは、家族や親族で集まり先祖やその年に亡くなった人たちを偲びつつ、その年の豊作や豊漁に感謝をして祝い、次の年も自然からの恵みがあるように願いながら、家族の絆を再確認する特別な日です。感覚は日本のお正月と少し似ているのではないでしょうか。
ここ数十年で、マオリ文化や慣習、知識を社会全体で認める動きが年々進んでいます。マタリキが祝日と制定されたのは2022年なのですが、その理由も前述のとおりです。
幼児教育や普段の生活でも、マオリ語や文化は大変身近な存在になっています。幼児教育の軸であるテファリキもマオリ語・文化から作られたものであり、また、幼稚園内にもマオリ文化の教えがたくさん掲示されています。
そして先日は、幼稚園で「マタリキナイト」があり参加してきました。
普段と違う幼稚園の雰囲気に、子どもたちはテンション上がりっぱなし!
中でも一番人気は焼きマシュマロ。去年も大人気で、終了時間と片付け時間が相当押したようです。
今年は去年の反省を踏まえてか「今年は絶対に、一家族一回で!!!」と事前にお達しが出たほどでした。笑
この後、私のマシュマロは燃えてただの炭となりました。悲
最後は子供達がたくさん練習した、マオリ語の歌や踊りを披露。
5歳までの子達が歌いながら踊る姿は、「とにかく可愛い」の一言です。
最後はマネージャー(園長)やリーダー先生が、一年の終わりと始まりを意識したご挨拶で締めくくりました。
娘も私も、いつもとはちょっと違う幼稚園を大いに楽しみました。
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
子育てをする中で、子どもの教育環境や日々の生活は、私たち親にとって「常に最も気になること」の一つではないでしょうか。
先日、オークランドの中心部にありながら、豊かな自然を満喫できる「Cornwall Park(コーンウォールパーク)」を訪れました。
真ん中に見えるのは牛です
広大な敷地内で私は徒歩、娘は最近練習中のバランスバイクに乗りながらお散歩を楽しみました。
30分歩いた程度ですが、日曜日ということもあり、数多くの家族連れや犬の散歩をしている人たちとすれ違いました。
ニュージーランドで暮らしてみて良く感じるのは、多くの人が「ワークライフバランス」を大切にしているということです。仕事ばかりではなく、家族との時間や趣味などプライベートに時間を費やしているように思います。
平日であっても、子どもが幼稚園や学校から帰ってきた後、親と一緒に公園へ行ったり、サイクリングに出かけたり、ただ庭で遊んだりする光景は、ごく日常的なものです。このゆったりとした時間の流れが、子育てをする中で少しの心の余裕に繋がっていると感じています。
また、ニュージーランドの地域社会は、子どもたちを温かく見守る文化があります。公園やスーパーマーケットなど公共の場、もしくはただ道ですれ違っただけでも、知らない子どもに話しかけたり、困っている子どもを助けたりする大人の姿は珍しくありません。
私自身も、公共の場で娘が大泣きして途方に暮れたり、なんだか心に余裕がなく声を荒げそうになるという経験が何度かあり(皆さんきっと何度かあると信じています涙)、そんな時に通りすがりの方が、自然な声かけと関わり方で娘と私を助けてくれたこともあります。
この社会全体の「子どもを見守る目」と「助け合いを大切にする心」が、私自身の安心感にも繋がっています。
異文化の中で、子どもたちは順応性や国際感覚を身につけ、親である私たちは、新たな視点や子育ての喜びを再発見することが出来るのがニュージーランドの魅力だと感じています。
ゆったりとした時間の流れの中で見る子供の成長は、家族の全員にとってかけがえのないものになるのではないでしょうか。
こんにちは。ニュージーランドで幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
最近は冷え込む日も多くなり、いよいよ本格的に冬が近づいてきた感じがします。
ところで、ニュージーランドの季節はカレンダーで明確に決まっているとご存じでしたか?
日本にいると、大体の感覚で「あ、春だな」「あ、冬だな」と思うことが多いのではないでしょうか。特に私は北海道出身なので、雪が降ったら冬!雪が解けたら春!暑くなったら夏!という感覚でした。(野生児?)
ニュージーランドは季節がカレンダーでしっかり区切られています。(私もニュージーランドに来るまで知りませんでした!)
今は暦の上でも秋の終わり。雨が降る日が増え、体力の有り余る子どもとどうやって室内で楽しく過ごそうか、工夫を凝らす季節になりました。
夏の間は、ちょっと時間があくと公園や海でのプレイデート(子ども同士を一緒に遊ばせることをこう呼びます!)にサクッと出かけるのが、ニュージーランドのママたち、通称「キウイママ」の日常です。もちろん、働くママも多いので誰もがそうではありませんが、それでも時間が合う日には「金曜日、幼稚園が終わったら一緒に遊ばせない?」と連絡を取り合ったり、幼稚園の送り迎えで顔を合わせた時に気軽に話して決めたりします。
実を言うと、内向的な私はあまりプレイデートに積極的になれませんでした。でも最近、子ども同士で遊んでくれることの(親としての肩の力が抜ける)楽さと、それを見守る楽しさを知ってしまったので、今年の夏はできるだけ機会を作ろう!と決めていました。
娘は一人っ子なので、家の中ではちょっぴり自由なお姫様。だからこそ、お友達と遊ぶ中で社会性を学び、他の子を思いやる優しい気持ちを育んでほしいな、と勝手に願っています。
娘が通う幼稚園は、年齢別のクラス分けがない縦割り保育(異年齢保育)です。そのおかげか、娘も自然と年齢の違う子たちとも上手に関われるようになってきたように感じます。
特に最近は小さい子のお世話に興味津々で、お友達の妹や私の友人の赤ちゃんを甲斐甲斐しくお世話したり、「これはおもちゃだから食べちゃダメ!」とお姉さんぶったりして…(その口調、どこかで聞いたような…?と、自分のことはさておき、微笑ましく見ています)。
今はまだ4歳なので、プレイデートにはお互いに保護者が同伴します。
時間は長くても2時間程度なので、その間ママ同士もおしゃべりしたり、子育ての情報を交換したりと、親にとっても仲を深める貴重な時間になっています。
「英語にあまり自信がないから…」と現地のママとの交流をためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、子どもたちが一緒に遊ぶ姿は万国共通の笑顔を生みますし、それをきっかけに自然と会話が生まれることも多いです。子どもを介した交流は、親同士の親睦を深める良いきっかけでもあるなと感じています。
こんにちは。現在幼稚園に通う4歳の娘を育てているAyakaです。
我が家は、私と夫、そして娘の3人家族。
👨 夫はとにかく肉食の“ザ・男子”
👩 私はニュージーランド生活8年目になりますが、やっぱり日本食が大好き。許されるならずっとお寿司が食べたい。
👧 娘はというと… 朝ごはんはパンかシリアル、そしてチキンナゲットがあれば生きていける。欧米か!(古)
こんな風に、同じ家族の中で、食の好みだけを取ってもバラバラ。
ニュージーランドの食文化と多様性を感じる瞬間
ある日、私たち家族が招待された誕生日パーティーに参加したときのこと。そこには、さまざまな国籍の料理が立ち並び、なんとケーキは2つも! 🎂🎂
ニュージーランドでは、家族や友人のバックグラウンドが異なることが多いため、食文化にもその影響が色濃く出ていて、普段の生活にも繋がっています。
ニュージーランドの子どもの多様性はさらに進む?
ニュージーランドでは多文化社会が進んでおり、今後さらにその傾向が強まると予測されています。
Education Review Office(ニュージーランド政府の外部教育評価機関)によると、
📌 2043年までに、ニュージーランド全体の子どもの4人に1人(26%)がアジア系に
📌 オークランドでは、子どもの5人に2人以上(43%)がアジア系になる
📌 約20人に1人(3.6%)が中東系・ラテンアメリカ系・アフリカ系(MELAA)になる
特にオークランドは、すでに多文化都市。こうした社会で育つ子どもたちは、多様性を自然に受け入れながら成長しています。
幼稚園でも当たり前の「多様性教育」
娘の通う幼稚園では、3歳~5歳までの子どもたちが約50名ほど在籍しています。
国籍や出身地だけを見てもさまざまで、娘の親友のお父さんはニュージーランド人(キウイ)、お母さんはアメリカとフランスにルーツを持っています。他にも、アジア・欧米・南米など、多様な文化が入り混じっていて、まるで「小さい地球」という感じです。

(幼稚園では、親のアイデンティティを基に振り分けた出身地が掲示されています)
そんな環境の中で育つ子どもたちは、自然と「みんな違ってみんないい」という価値観を身につけていきます。
例えば、みんなで同じことをしている時間に、上手に出来ないお友達がいても
「大丈夫、こうやったらいいんだよ!」
「これが好きじゃなくてもいいんだよ!好きなことをやったらいいよ!」
といった言葉を、誰に言われるでもなく子ども同士が自然とかけ合っている姿を見ると、親としても感心するばかりです。
話は誕生日パーティーに戻りますが、私が感じた
「誕生日を祝うのは1人なのに、なぜケーキが2つもあるの?」
「パーティーに来る人数に対して料理の量が多すぎるのでは?」
そんな疑問を抱くのは、自分自身の固定観念が影響しているのかもしれません。(※最後に料理はめちゃくちゃ残っていました。笑)
これからも、柔軟な考え方を大切にしながら、自分の価値観をアップデートしていこうと思います!