こんにちは。ニュージーランドで5歳の娘を育てているAyakaです。
今週でターム3も終わり。
そしてタームの終わりとともに、娘の小学校に来ていた日本からの短期留学生たちも、日本へ帰ります。
今回来ていたのは、こちらのYear 6と同じくらいの年齢の子どもたち。
5歳の娘から見れば、大きなお兄さん、お姉さんです。
留学というと、どうしても
「英語を学ぶ」
「現地の文化を経験する」
という、留学生側の経験に目が向きます。
もちろん、それが留学の大きな目的のひとつ。
でも今回、もともと学校にいる側にいる娘を見ていて、留学って一方通行ではないんだな、と改めて感じました。
日本から来た子どもたちは、年齢の離れた娘ともよく遊んでくれました。
学校が終わったあと、遊具で一緒に遊んだり、登校途中で会えば声をかけてもらったり。
そして娘にとって特に嬉しかったのが、日本語で話しかけてもらえること・日本の遊びを教えてもらえることでした。
普段、娘はニュージーランドの小学校に通っています。
学校で使う言葉は基本的に英語です。
そんな、いつもの学校の中で、
「日本語を話すお兄さん、お姉さんがいる」
「自分の知らない日本の遊びを教えてくれる」
というのは、娘にとって特別な経験だったようです。

ニュージーランドで生活していると、「どこの国の人?」と簡単には分けられない子どもたちにたくさん出会います。
娘のクラスメイトたちも、本人や保護者の出身地、家庭で話す言葉、文化的なバックグラウンドはさまざま。
英語が母語ではない子も珍しくありません。
みんなが同じ文化を持ち、同じ言葉を話すところに「外国から来た子」が加わる、というより、
もともといろいろな背景を持った子どもたちがいる場所に、日本から来た子どもたちも加わる。
というふうに見えます。
もちろん、日本からニュージーランドへ留学するみなさんは、
英語をたくさん聞いて、話して、間違えて、また話して。
日本ではできない経験をたくさんしてほしいと思います。
でも、持ち帰るものは英語だけでなく、
自分とは違う言葉を話す人。
違う食べ物を食べる人。
違う文化や習慣の中で育った人。
それでも一緒に遊べるし、友達にもなれる。
自分と違うことを「変だ」とネガティブに思うのではなく、
「そういう人もいるんだ」
と自然に受け入れていく。
そんな経験ができることも、多民族・多文化のニュージーランドで学ぶ魅力のひとつだと私は思っています。
そして面白いのは、そんな経験をしているのが、こちらに来る留学生だけではないこと。
日本から来た子どもたちが娘に日本語で話しかけ、一緒に遊んでくれたこともまた、娘にとっての異文化交流でした。
留学というと、どうしても「来た側が学ぶもの」と考えがちですが、実際はそれだけではないように思います。
自分たちが当たり前に使っている言葉や、身につけてきた文化。
それを持ってやって来ることで、受け入れる側の子どもたちにも、新しい出会いや経験を残していく。
そう考えると、留学は一方通行ではなく、お互いの世界を少しずつ広げていくものなのかもしれません。
今週で帰国する留学生の皆さんの中には、ニュージーランドで初めて経験したことがたくさんあったと思います。
そして留学生がここにいたことで、受け入れた側のNZの子どもたちにも大きな経験が残りました。
5歳の娘にとっては、
「日本から来たお兄さん、お姉さんたちと遊んだ」
というだけのことかもしれません。
でも、それくらい自然に、違う文化の人と出会い、一緒に過ごせること。
それもまた、ニュージーランドで育つ娘を見ていて、いいなと思うことのひとつです。














