今日は日常の一コマについて
日本の小学生は、子ども同士で「今日、放課後遊ぼう〜」と話して、
勝手に「◯◯の家でね〜」と決めるのが定番だと感じますが、
こちらでは結構大きくなっても親が介入する形で約束を取り付けます
理由のひとつとしては「14歳未満の子どもだけでのお留守番」が法律で
禁止されていることと、子どもだけでフラフラ外を出歩くことのない国なので
(治安的にはとても良いのですが、小学生だけで登下校以外にフラフラ歩いているのを見ません)
親が必ず「うちの子は今誰とどこにいる」というのを把握している状態にあります
なので、放課後お友達と遊びたいときの流れとしては、
子どもが親に「◯◯と遊びたい」と言ったり、親が「お友達と遊ばせてあげようかな」と
思ったタイミングで、相手の親と登下校時に顔を合わせたときに連絡先を交換するなどして
約束を取り付けますちなみに一緒に遊ぶ事はPlaydate(プレイデート)と言います。
そして低学年は親がついてくる場合とそうでない場合がありますが、ついてこない場合は、
放課後場所を提供する親が子どもたちを引き取っていきます。
この日は1年生女子4人でプレイデート
日本大好きな中国人の双子姉妹とキウイの親友です
ちなみに高学年ともなると、子どもだけで一緒に帰ってきたりします
この日は暖かかったので、外でアイスブロックを
プレイデートの前に約束を取り付ける際に、子どものアレルギーの有無を
必ず確認しますアイスブロックは小麦や乳製品アレルギーの子も安心なので、
病院や学校でもよくもらう食べ物のひとつです。
この年頃の女子はプリンセスになるのがだーいすき
みんな何着もドレスを持っているので、お友達が来たらみんなで着替えて
プリンセスになりきって遊びます
あとはプレイドー(カラフルな粘土)遊びも大人気。
みんなでカラフルなケーキやアイスを作っていました
我が子の場合は発達障害のため、言葉のコミュニケーションが難しく、
ただ放っておいて上手に遊べるわけではありません。
そのため、プレイデートのときは事前に「今日はなにをテーマにしようかな」
と考えて、パンやクッキーを一緒に作る日もあれば、外で水遊びの日、工作の日、
この日はシャボン玉の機械とプレイドーを買ってきてそれで上手に遊んでもらいました
こうして「一緒に取り組む」ものが明確だと、言語能力が低くても一緒に盛り上がりやすい気がします。
時間的には学校が3時に終わって、4:30くらいにピックアップがきます。
(キウイの子たちはベッドに行く時間が6:30とか7:00なので!)
なのでほんの少しの時間なので、親としても放課後気楽に設定できるのです
ちなみに「英語ができないからプレイデートは無理かな・・」なんて思わないでください!
この日きた中国人の双子のお母さんは挨拶もギリギリなくらいの英語レベル。
それでも最初は向こうから身振り手振りで家の写真を見せてきて”Let’s go!”と色んなクラスメイトに
声をかけお宅に招待してくれ、その後他の人が彼女の娘さんたちを呼ぶときはピックアップの時間と住所
を紙に書いて渡す、という方法で毎回上手にプレイデートができています。
そして彼女も一生懸命コミュニケーションを取ろうとするので、毎回プレイデートのたびに英語が上達してるんですよ