NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
NZ生活

成功体験を小さいうちに教える


最近、ふと「あ!こういうことか!」ってストンと落ちたことがありました。
それが「子どもに成功体験を教える」ということ。


今年も地元チームのサッカーに参加している、小学5年生の息子。

毎年シーズン前にトライアルがあり、それでレベル分けされます。


去年はクラブチームの中でもなぜか(正直サッカー好きの母から見ても、上手い方には思えず・・・)

一番上のAディビジョンに入っていた息子。

いつも「今日は足を引っ張りませんように」「失点につながるミスをしませんように」

と願って試合を見ていました。

息子も正直楽しんでいるというよりも苦しそうという印象を受ける感じで、

「大丈夫かな?」といつも終わったあとに思っていました。


そして今年のトライアル1ヶ月前、息子は「もうサッカーしたくない」と宣言。

なんとなく「もう難しいかな」と思っていたので、「じゃあ違うスポーツをしようね」と話していました。


ところがトライアルが始まる直前「やっぱり僕はサッカーがしたい」と言い出し、

とりあえずトライアルに滑り込み。結果、レベルは落ちてBディビジョンへ。


分かってはいたけど、落ち込んだ私。だって一番上だったのに!


でも試合をしてみると、Bディビジョンでの息子はスーパーヒーロー状態

ボールは全部息子に集まるし、監督も息子を中心に戦略を立てて、息子はどんどんボールを奪い、

ゴールも量産。いきなり最初の試合で「Player of the day」を獲得kira01.gif

(Aディビジョンにいたときは「この子はもらってないから・・・」

と後半になってお情けでもらった感じでしたkao-a14.gif

この試合から息子は変貌

毎朝ボールを庭で蹴り、学校にボールを持って行ってサッカーをして、放課後も庭でずっと一人特訓。

「早く次のサッカーになれー!」と毎日毎日唱えながら眠りにつく夜。


「この子は自信をつけて輝き出したんだte03.gif


と、明らかに分かりました。


これって、過去に何度もキウイのお父さん・お母さんが口にしていた

「だって小さい頃に成功体験を教えたいから・・・」

というもの。


時に小学校を留年させて「もう一度同じ学年に入って、学年トップレベルになる自信をつけさせたい」

サッカーでもあえて下の学年のトライアルに参加し「トップレベルの選手として監督に扱ってもらう経験をさせたい」


こういう親たちの意見を聞いたとき、正直「なんで?年下の子とするなんて恥ずかしいし、かわいそう」

と思った私。でも今はこの親たちの向かっていた場所が見えた気がしました。


もちろん賛否両論はあると思います、この方法。


でもこういうキウイの「人間力を高める」教育。

「年齢やシステムに捕われず、家庭のポリシーを貫いて、自信に満ちた人間に育てる」教育。


私は「あり」だと思いましたhare.gif




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