小学4年生の娘の小学校では、先日MERCという施設で課外授業を行いました。
この日の目的は、普段も学校のプールで行われている「水辺の安全(Water safety)」と、
「海辺の生態」を学ぶというものでした。
10人弱の各グループに対して1人、施設からのインストラクターがついてくれて、
いろんな知識を、ゲームや体験を通して教えてくれます。
まず娘のグループは、海について話を聞きました。
潮の満ち引き、どういう波が危ないか、などについて、
すでにこの国の子たちは知っていることだけれども、
今回は泳ぐのではなく、ボートに乗る時の情報として学びました。
同時に、ウエットスーツとライフジャケットのサイズ選びについてもお勉強。
ライフジャケットはきついなと感じるけど、それで体温を閉じ込めるから、
ぶかぶかじゃ意味がないんだよとか、子どもたちには新しい情報のようでした。
そして今度は着替えてボートへ。
それぞれの部位の名前を学び、水が浸水してきた時どうするか、
漂流しそうになったらどういう器具を使うかなどを教えてもらい、
いざボートに乗って海へ。
この施設の周りの海は、波がかなり穏やかですが、
途中でインストラクターのお兄さんがボートを思いっきり揺らしたり、
一人一人ボートから海に飛び込む練習、そして逆にボートに乗り込む練習(これが難しい!)、
また、救命道具を使って船に近づく練習もしてもらっていました。
親としてはとてもありがたい学習内容で、子どもたちは笑顔が絶えない、
楽しくてたまらない時間を過ごしながら、新しい知識を吸収したかと思います。
また、午後は海辺の生態系のお勉強。
この長いピヨーンとしてる生物は、Mediterranian fan wormと言って、
可愛く見えても他の生態系を崩す有害な存在であること。
ただ、いくら悪いと言っても人間の力ですでに入ってきたものを排除することは
良いこととは言えないので、あとはこれ以上入ってこないように努力することが重要なこと、
など、意外と大人でも思いつかない観点からのお話をしていただきました。
あとはカニを見つけたり、エビがいたり、子どもたちには楽しい発見がいっぱい。
学びと楽しい思い出たくさんの一日となりました。
この施設はホリデープログラムの受け入れもしていて、とってもオススメです!