NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
ファームステイ・アクティビティ・ボランティア

【習い事】発達障害の娘がハマったこと

先日8歳になった発達障害の娘。


お友達はたくさんいるし、一緒に遊ぶには問題ない

(周りがみんな合わせてくれる)けど、

学校の授業にはついていけるというレベルではないし、

言語発達は恐らく5歳にも満ちていないかなという感覚。


そんな娘なので、今まで習い事といえば、障害児専門のダンスセラピーや、

マンツーマンレッスンの水泳など、「娘に全て合わせてもらえる」環境の

ものばかりでした。


ただ、先日見に行った“We’re going on a bear hunt”の舞台のあと、

恐らく周りの対象年齢の子どもたちより少し大きめで、

すっごく食いついて見ていた娘は目立っていたようで、

演出とオーガナイズをしていた方が声をかけてくれ、

「私たちの劇団に興味はありませんか?」と言ってくれました。


私は娘の障害のことなどを伝えたところ、

「私たちも周りの子も、みんな個性を尊重しあえる環境だから、

もし娘さんさえ興味あったら一度連れてきたら?」と言ってもらい、

翌週早速行ってみることに。


初めての練習場に、たくさんの興奮状態の子ども達を見て、

一瞬入ることに躊躇した娘でしたが、なんとか中に入ってしまってからは、

もう目がキラキラ


それからは毎週「今日はドラマクラスの日だよ」というと、朝から

ずっとご機嫌に過ごせて、どんなに疲れていてもドラマクラスには行きたい!

と張り切って通い続けました。


そしてターム最後の週、初めての発表会


娘の所属する8〜10歳クラスの12人の子たちは、

まず最初に「何役をやりたいか」を好きに選び

娘は魔女、他にはネット依存症の動物探偵泥棒

オレンジ(?!)など、もう好き放題のラインナップ。(笑)


そこから本人の性格や口癖を盛り込んだ、完全オリジナルの脚本

が出来上がり、発表会に向けてみんな練習を続けてきました。


会場は本物の劇場で、ライティングや音響も普段プロとして働く方々が担当し、

なんとも本格的なセッティング!

娘は普段の口癖を上手に盛り込んでもらったセリフのおかげで、

ちゃーんとできて、娘の大きな成長に大きく感動しました。


ドラマクラスに参加する子は、良い意味でマイワールドを持ってる子

が多いので、娘もすんなり馴染めたのかなというのも本当のところ。


そういえば、各学校でもドラマクラスはほぼどこでもあって

しかも入る子、入れる保護者がとっても多い!

特に「シャイで人前に出られない」「お友達とうまく遊べない」

などの、コミュニケーション能力を養う目的で入れる声をよく聞きます。

たまたまのご縁で出会った習い事だけど、娘が夢中になれるもの

が見つかって、本当にラッキーだったと思います。