NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
ファームステイ・アクティビティ・ボランティア

【職業体験】12歳のファームステイ

今回の秋休み中は、1週間をファームで過ごさせてもらいました。
一番の目的は、12歳の息子に職業体験をさせてもらうこと!

自分の子どもの頃を振り返ると、「将来なりたいもの」って、
結局は周りのお友達が言うものの真似っ子だったり、自分の家族や、
せいぜい親戚の職業しか選択肢になく、正直大人になってから
「ああいう道もよかったかもしれないなあ」と思うことも。

だからこそ、息子には「世の中にはいろんな仕事があるよ」ということと、
世の中のことをより多く知ってもらうことで、より色んなことに興味と感謝の
気持ちを持ってもらいたい
なと思っています。

そんな中、ニュージーランドに住んでいて欠かせないのがファームでのお仕事!
というわけで、オークランドから北に3時間半、Kerikeriに行ってきました。

朝は3時起きで始まるお仕事。
残念ながら私は下の子がいるため同行できませんでしたが、
息子は朝の乳搾りから同行

搾りたての牛乳ってこんなに濃いんだ!って感動しつつ、
どうしてスーパーで買うものと味が違うのか、
誰がどうやって牛乳を買い取って市場に出回るようになるのか、
などを教えてもらったそう。

その後は生まれたての仔牛にミルクを与えるところを見させてもらい、
ファームでは仔牛は生まれたらすぐに親牛と離して飼育されること、
牛の食べる芝生の成長を、過去の天候データと共に予測して、
肥料などを管理するという部分まで見ながら教えてもらいました。

また、政府から手厚く守られている職業であると同時に、
油断すると命の危険にさらされる仕事であること、
悪天候の日には「きついなー」と正直思うこと、
同じファーム関係の仕事にも、色んな種類が存在することなども、
いっぱいいっぱい教えてもらい、実体験をすることで、
教科書では学べない、生きた知識をたくさん吸収させてもらってきました。

ステイさせてもらったお家は、もちろんファームのど真ん中
お庭の茂みのすぐ向こうには牛がいて、
一度お庭の中に巨大な雄牛が間違って入ってきてしまって、
悲鳴を上げながらみんなで逃げたり。(笑)


私も今までファーマーさんたちとここまで一緒に過ごす機会
がなかったので、たくさん勉強させてもらうことができました!