NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
NZ生活

【恒例行事】手作り感を失ったパレード

毎年のクリスマス前の一大恒例行事といえば、
NZの大手デパート・Farmersが、シティど真ん中を
丸ごと通行止にして行う、サンタパレード

シティの中心、クイーンストリートを大胆に歩行者天国にして、
歩道には2−3時間前から場所取りの人々がシートや椅子を敷いて、
ある意味NZらしからぬ光景が見られます。

関東で育った私でさえ、NZ生活が長くなるにつれ、
人ごみに行くことがだんだん苦手になり、
場所取りや行列に並ぶということが無理になってきます。

なので、10年ほど行っていなかったサンタパレードですが、
今年は娘の経験のために、家族で思い切ってお出かけです。

13時スタートですが、11時から場所取り
そして始まってびっくりしたのが、10年前との規模の違い

10年前、最後に息子を連れて行った時は
「学校のお遊戯会の方がよくできているかも・・・」というレベルでした。

ミッキーマウスの集団たちは、裏をみるとダンボールで作られた耳で、
風に煽られて飛んで行っちゃったり、顔に直接フェイスペイントでミッキーに
なりきっていて、息子はそれを見て怖くて泣きました。(笑)

ただ、10年の時を経てきてみたら、とんでもなくレベルアップ

ミニーだってこんなに巨大。
ただライセンス関係は大丈夫なんでしょうか・・・。


飛べないキウイバードだって、今日は大空に舞っています。


とりあえず大きくすればいいと思ってるんじゃなかろうか。


手作り感の名残がちょっとでも感じられるとホッとします。
ただ、これだって10年前ではありえないハイレベル。


それぞれの出し物にテーマがあるので、子ども達は興奮。


2019年のNZでは、煙も水も噴射できちゃいます。
10年前は手持ちの水鉄砲でピューピューする人が行進してました。


そして、他がアップグレードされすぎたために、
最後のトリの主役、サンタさんが霞みがち。(汗)
対比でサンタさんが地味に感じたので、みんな「パレード終わり?」「最後?」
フィナーレ感がいまひとつ味わえず。(笑)

個人的には、10年前のシティを貸し切ってまで行うパレードなのに、
素朴で手作り感が全然拭えない感じがNZらしくて大好きでしたが、
こういうところにもNZという国の発展を見て、それはそれですごいことだな
と、変に感心した日となりました。

それにしても炎天下で何時間も待つのは、子どものためとは言え、きつーい!