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普通の週末の過ごし方〜マーケット編

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9月に入って、暦の上では「春」になったオークランドですfutaba.gif


最近の我が家の週末の過ごし方を今日はご紹介heart01.gif

土曜日は、NZの子は大体「習い事」というのが定番の日で、

男の子はサッカーやラグビー、女の子はネットボールなどの試合があるのも

大体土曜日です。


なので我が家も実質的にお休みは「日曜日」のみ。

お休みですが、子ども達が「どこか行こうよー」となるのは世界共通kao-a12.gif


日曜日といえば、ノースに住んでいるとTakapuna Marketが定番hare.gif

Takapunaバスターミナルすぐ横の駐車場で大規模に開催されています。

野菜に果物にチーズにハムに、新鮮な魚貝やオリーブ、お花も雑貨も石けんもあり、

そしてそんなものを見たり買ったりしながら、フードトラック(屋台)から美味しい食べ物を

買って楽しむのがこのマーケットの楽しみ方usagi.gif

いつも立ち止まってみちゃう、「自動オレンジ絞り機」の実演icon_biggrin.gif


残念ながら子どもがいるとあまり写真を撮れませんが、

屋台も、ホットドッグ、ドーナツ、チュロス、ベトナム風、韓国風、

ムール貝フリッターなど、色んな種類があり、大人も子どもも楽しめますkinoko02.gif

息子は大きなホットドッグとBBQポークバン(肉まんのようなもの)、

娘はホットドッグのソーセージだけとドーナツ、そんな感じで好きなものを

それぞれ買って食べるのが嬉しいんですよねheart02.gif


お天気の日曜の朝、ただプラプラするだけで幸せになるマーケット。

ファミリーには特におすすめのお出かけスポットですkaeru.gif

現金払いが基本なので、「現金」と「エコバッグ」をお忘れなくte03.gif


☆毎週日曜日、朝6時頃から12時頃まで開催されています☆

4歳娘への政府からのサポート④

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我が家の発達が少しゆっくり目な4歳の娘の話の続きですusagi.gif


最近ようやく人の顔らしきもの(◯の中に目と口)や、なんとなく判別できる文字

を書き出した娘。その娘ももうすぐ5歳の誕生日を迎えますyotuba.gif


5歳の誕生日と言えば、こちらNZでは「小学校入学の日」

ですが、法律的には「5歳の誕生日当日から6歳の誕生日前日までに入学」

すればいいとされているため、多くの子は5歳当日から始めるとはいえ、

正直どのタイミングでもいいわけですte03.gif


私も夫も、結構前から「来年2月の新学年からスタート」というのをなんとなく

心の中で決めていて。というのも、成長の遅さ以外に「新学年だとクラス全員が同じ日にスタート

するので、中に入っていきやすい」という利点もあるからなんですkira01.gif


現在5年生となったお兄ちゃんも11月生まれではあるけれど、

翌年2月までスタートを待ちましたhare.gif


先週は朝8時から、入学予定の小学校で校長先生・来年担任になる予定の先生・

専門家5人・現在通園している保育園の先生・私たち夫婦2人の10人でミーティング

をし、「娘はどういう子で、どういうサポートが必要で、私たち親はこんなところが心配です」

という内容の話し合いを行ないました。


私たち夫婦が一番心配なのが「安全面」

まず「ルールを守る」ということが分からない娘のことを話し、

保育園の先生が「こうすればこの子は保育園ではルールに沿えます」と説明をしてくださり、

専門家たちが独自の視点から、娘にあった指導法を校長と担任の先生にレクチャーをするという

話になりました。


あとは娘が「自分だけ分からないから疎外感を感じないか、集中できるか」ということについても、

担任の先生は「この子が楽しく集中できるようにカリキュラムを何パターンか常時用意する予定です」

と答えてくださり、お休み時間についても「年上のバディー(お世話係)」と「同クラスのバディー」

を付けて、一人寂しくならないように気を配ってくださるとのことでしたfutaba.gif

安全面については、お休み時間専門のスタッフを配置してくださるとのことhiyoko.gif


目前の大きな環境の変化に対して不安でいっぱいの私たちでしたが、

こうしてひとつひとつの懸案事項に

①小学校側の準備状況・具体的な対応案

②現在通園している保育園とのすりあわせ

③専門家たちの見解とアドバイス

④私たち両親の気持ち

全てを照らし合わせながら話をすすめてもらい、心から安心しました。


なにより、校長先生が一番中心になって話を進め、

ひとつひとつのことに真剣にノートを取りながら聞いてくださったのが印象的でした。


そういえばNZの学校の校長先生って、全校生徒の名前を顔を覚えています。

どの学校も「現場」に一番いる先生が校長先生という印象ですki.gif

この日も娘に合ったときに「◯◯(上の兄)と同じように、〇〇(娘)も年の割に背が高いねえ!』

と言っていただき、こんなちょっとしたことだけど、学校に対する安心度がさらに増しましたbeen.gif


最初は専門家の方々との個別サポートから始まったこのプロジェクト。

段々と小学校入学に向けて、なんとなく形が見えて来た気がしますkira01.gif


毎回書いている気がしますが、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

海外で子育てしながら、不安になるはずのシチュエーションでも、

常に温かい気持ちでいられる、この環境を用意してもらっていることに日々感謝です。

【現役高校生より】NZに来た当時の生活と気持ち②

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前回に引き続き、小学3年生でニュージーランドに来た、

現在高校生のNちゃんがレポートを書いてくれましたfutaba.gif

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NZの学校ではイベントが多い。

夜、学校のホールでDisco Partyのイベントなどがある。

NZでの学校生活が始まって数か月たった頃、クレイジーヘアーDiscoがあった。

このテーマに、私の母は目を輝かせた。嫌な予感だった。母は創作しだすと止まらない。


「楽しそうなお母さん!」と友だちは言うけど、犠牲となって作品にならないと

いけない娘の私からしたら、恐ろしい魔女に見えるのだ。

そして結局私は、魔女の呪いでDiscoで1番のクレイジーヘアースタイル賞をとった。

写真を撮る時にしゃがまないと髪の毛が全部入らないほど、私の髪は空高くそびえ立っていた。

でも優勝した時はそれなりに嬉しかった。すごい頭して恥ずかしかったけど、

でも、楽しんじゃえ!っていう気持ちのほうが大きかった。


Discoではみんなが自由に踊っていた。

私は踊るのは得意じゃないのでやっぱりちょっと恥ずかしかった。

でも、ダンスが私以上にヘタクソな子たちも自信満々に楽しそうに、

踊っている様子を見て私の緊張はどんどん解けていった。

そして勇気をだして踊り始めてみたらとっても楽しくなった。

気がつけば、私は足が痛くなるほど踊っていた。


ヘタクソなのにそれを全く気にせず自信満々に楽しく踊るマイペースなNZ人。

こういうところが私は好きだ。ヘタクソでも誰も周りの目を気にしてない。

自分をさらけ出しても誰も軽蔑しない。


今振り返ると、NZに来た頃の自分はもっともっと積極的でよかったと思う。

英語での生活という、どんな方法よりも効果的に英語を習得できる状況にあったのに…

恥をかくのが怖くて喋らなかったり、チャレンジしなかったことはもったいなかった気がする。


自信満々にヘタクソそなダンスを踊るNZ人のように、

きっと、私がヘタクソな英語でどんどん話していても、

何も恥ずかしいことはなかったのだと思う。


恥を恐れて消極的になってしまう事は、後できっと後悔する。

新しい環境に入ったら、人は必ずどこかで恥をかくのだから、

どうせなら『どんどん恥をかこう!』と今の私は思う。その分だけ、きっと成長できるから。

恥を恐れて喋らなかった自分は後悔しているけど、

NZに来て初めてかいた、あの赤っ恥は、今ではむしろ、いい思い出だ。

【現役高校生より】NZに来た当時の生活と気持ち①

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今回はまたまた小学3年生でニュージーランドに来た、

現在高校生のNちゃんがレポートを書いてくれましたfutaba.gif

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「夜の9時までトランポリンしていいのー!?」

NZに来たばっかりの9歳の私は胸を躍らせた。NZの夏は夜の9時まで明るいのだ。

私は一瞬にしてNZが大好きになって、泊まっていた宿のトランポリンでさっそく遊び始めた。

するとそこに、二人の小さい女の子がやってきた。私は思い切って、

不慣れな英語で自己紹介をしてみることにした。 「マイ ネーム… イズ ノア!」

それから、ノアという自分の名前が英語では男の子の名前だということを知っていたので、

誤解されないように「アイ アム ア ガール」と付け足した。

そして、後悔した。


二人の女の子はお腹を抱えて笑い出した。

どうも男の子だと誤解される心配はいらなかったようだ。

会ってすぐに「私は女の子です」なんて言う自分はきっとバカに見えたのだろう。

NZにて、初の赤っ恥だった。


NZの小学校の子供たちはとても優しくてフレンドリーで、

日本から来た私に興味を持ってくれた。

それに、やたら珍しがるのではなかったので過ごしやすかったと思う。

自己紹介くらいしか言えない私をクラスの子たちはよく助けてくれた。

特にFinnという男の子が、お兄さん気分になるのが楽しかったのか、

よく私の面倒を見てくれた。このFinnという子の目が、見たこともない青色をしていて、

目が合うたびに見とれてしまったという、私の小さな恋の話。


でもやっぱり言葉が分からないということは大変なことだった。

Finnとも誰とも思うようにお話ができない。みんなの輪に入っていけない。

授業でも、先生の説明が終わると、みんなは言われた通り動き出すのに、

私は何をすればいいのか分からなくてウロウロしてしまうことがたまらなく恥ずかしかった。


日本にいた頃、自分はそこそこ頭がいいかもと思っていたので、NZに来てバカになった!

と焦ることがよくあった。 最初の頃の学校での私はとにかく静かだった。

元々静かな性格なのに、NZに来てみんなの言葉が分からなかったからさらに静かになった。

変な英語を使ったら恥ずかしいと、押さえている部分もあった。


休み時間には、クラスの子が「おいで」と誘ってくれることもあったが、一人でいることもよくあった。

たまには自分から勇気を出して、「入れて!」と日本語で言う時もあった。

すると大抵は “Pardon?”(え?)と聞かれたが、それでも通じないことを知っていながら

「入れて」と繰り返した。

時々(自分はここにいて邪魔じゃないか)と不安になってしまう事もあった。


hare.gif次週に続きますhare.gif


祝・5歳☆小学校入学当日!

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本日のレポートは、つい先日5歳の誕生日を迎えたKちゃんのママ・Nさんからですkaeru.gif

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先日、娘が5歳の誕生日を迎えましたkira01.gif

ニュージーランドでは、5歳になった日からPrimary School(小学校)に通うことができます。

なので、日本のみんなで「ピッカピッカの一年生」という4月の入学式という感覚ではなく、

娘が通っていた保育園でも、「お誕生日会」と「さようなら(farewell)パーティー」が同時に行われ、

なんだか不思議な気分で送り出されます。

娘の5歳の誕生日。

ご要望にお応えして、保育園では、「Finding Dory」のバースデーケーキを持参heart01.gif

そして、念願だった「ピニャータ」(中に飴などを詰めた紙製のくす玉人形を目隠しして、棒でたたき割る)

をみんなでしてお祝いしましたusagi.gif

そして迎えた5歳当日は、まだ、こちらはスクールホリデー冬休み中だったので、

お休みが明けた新学期Term3から入学?初登校しました。

幸いにも、このお休み中にお誕生日を迎えた子たちが、一度に同じ日から8名が入学しました。

実は、このTerm3から入った子どもたちは、ぴっかぴっかの一年生Year1ではないのですicon_eek.gif


ニュージーランドは、新年度が2月から始まるので、この時点で、彼女たちは約半年の遅れをとっています。

ということで、来年の2月までの準備期間として、彼女たちはYear0 、0年生という枠組みに入ります。

今後、この半年の期間がadvantageと出るのかどうなのか、楽しみですfutaba.gif


さて、登校初日。 意外にすんなりお別れしてくれました。(私のほうが、送り届けた後淋しくicon_sad.gif

学校の先生も、なるべく時間をかけずに、さらっとお別れしてください。

と助言してくださいました。 保育園でもよく使う言葉なのですが、「tough love タフ ラブ」

つまり、泣いている我が子を受け入れたい、甘やかしたいという気持ちを我慢して振り切って、

手を出さない、貸さない、見守るということですyotuba.gif

また、http://parents.education.govt.nz/primary-school/

このようなサイトを参考にしてくださいと教わりました。


まだまだ小さな小学生。保護者がどれだけ、そしてどのように学校や先生と

関わり合っていくことが大事なんだろうなと思いましたheart02.gif


朝9時から3時までの中に、10時のBrain Snack、フルーツ1つ食べる時間。

11時半にMorning tea、朝のおやつの時間。

12時半から1時半までの長いLunch time。

娘はどう乗り切っているのでしょうかhiyoko.gif


そして、初日から、本読みの宿題が毎日出されます。

いつまで、「homework大好きー」が続いてくれることやら。。。kinoko03.gif

今後は、少しずつ学校行事や授業の様子も載せていけたらなと思っています。

【現役高校生より】私から見るNZの学校生活②

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前回のレポートの続きです。

Rangitoto collegeに通う現役高校生のNちゃんから見た学校生活とは?!

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学校内では、TuckShopのように、他にはないような機会が数え切れないほどあります。

ロックバンド、オーケストラ、ミュージカル、動物の世話をするバイト紹介や、チェスクラブ

なんていうのも!スポーツは50種類近くあり、中にはサーフィングや、スキーや、ロッククライミング

など珍しいものもあります。日本とは違って、興味があるもの何個でも参加していいところが私は好きです。


アクティブな人は10個以上のクラブやチームに入っていたりします。

スポーツの練習も日本の部活のようにハードではないのですが、

ハードなものがしたい人ようにAPA Sportsというのがあります。

これはスポーツに真剣な人専用で週に2,3回授業を抜けて練習しに行っています。


ちなみにNZの学校は日本と比べてイベントも多いです。

スポーツディや、マーケットディ、それからマフティディなど。

(チャリティーなどに寄付するため私服で学校に来る日)

おしゃれが好きな私は、一学期に一回はあるこのマフティを楽しみにしています。


全体的にNZの学校はのんびりしています。受験のストレスもないし、

みんなマイペースだし。(特に先生が。)敬語がないので先輩後輩のような関係もないです。


私は日本にいる友達からよく「期末テストが近づいて朝の2時過ぎまで勉強しなきゃ」

と悩んでいることを聞きます。それに比べてNZの子たちがいつものように言ってくる

悩み事は「ペンがない~。どうしよう!」です。(笑)


学校に来るのにどうしてペンの一本も持ってこないか未だに謎です。

これまで人に何本のペンを貸してきたか、いや、あげてきたか…数え切れません。

そんなのんびりしているNZの教育のいいところは‘自分のペースで、

自分のスタイルで学べる’というところだと思います。


日本の教育はみんなをなるべく同じレベルにしようとするところがあると思います。

なるべくみんなを同じに…。私は日本の学校にいるとき少しプレッシャーに感じたことがありました。

それは「明るい元気な子」というクラスの目標でした。

「元気よく挨拶する心」とか「いつも笑顔の○組」とか。他の子は気にしていないようでした

が、私にはずっと引っかかっていました。おとなしくて内気な私は求められていないような、

私は自分でいてはいけないような、そう感じたのです。


そんな私は、NZの自分のペースで自分の好きなように勉強できる教育に感心しました。

授業中に教室を見回せば、色々な性格がみえてくるのです。

一人一人の個性があふれるようで、私の目に映るのは色とりどりな光景でした。

みんな自分に合うように勉強しています。パソコンを使っている子もいれば、

ノートを使っている子もいて、一生懸命な子もいれば、おしゃべりしている子もいる。


イヤフォンで音楽を聴きながら宿題をする子もいるし、

この前は隣の友達が何故かスープを飲みながら読書していました。


この自由なスタイルでみんなは、正解の答えをみつけるためではなく、

自分の答えを見つけるために勉強しているようにみえたのです。


日本のやり方とNZのやり方、どちらが正しいかなんてことは関係なくて、

私はとにかくNZの自由さがとても好きなのです。


最後に、NZはとても多文化です。

Rangitoto Collegeにも色々な国籍があるし、留学生も色々な国から来ます。


日本からの留学生もたまに見かけます。アジアの子達は日本の女子の

可愛い制服に憧れています。私もその一人です!

Rangitotoの制服は日本人からしたらコンビニのおばさんに見えるかも…。(笑)



【現役高校生より】私から見るNZの学校生活①

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今回のレポートは、小学生のときにご家族でNZにやってきた、

現在Collegeに通うNちゃんご本人からのレポートですusagi.gif

日本の学校生活もNZの学校生活も両方知るNちゃんだからこそのレポートをどうぞyotuba.gif

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こんにちは!

私は小学校3年生の時にNZに引っ越してきました。

それから6年たち、今は14歳でyear10としてRangitoto College(ランギトトカレッジ)

に通っています。少しややこしいのが日本とNZの学年の違いです。

簡単に説明すると小学校は日本と同じ6年間ありますが、6歳ではなく5歳から始まります。

中学校は2年間しかなく、高校(カレッジ)が5年間あるのです。

(カレッジの最初の3年間までが義務教育です)

少しややこしいですが、私はカレッジ2年目のyear10で、日本でいうと中3です。

私の通うRangitoto CollegeはNZの中で一番大きな学校で生徒が3000人います。

新入生のyear9は学校の大きさにびっくりして、最初の何週間かは地図を見ながら歩いています。

建物は日本の学校のように高く建てられているのではなく、低く、広く構造されているので、

私も来たばっかりのころは、迷路かと思いました。

そんなRangitotoで過ごす私の学校生活や、日本との違いなどを紹介していきたいと思います。

私がNZの一番好きなところはやっぱり自然です。

私は学校にスクールバスで通っていますが、朝早くバス停まで歩いていく時が一日で一番

幸せな時かもしれません。

家を出ると真正面にひろーくキラキラした海が見えて、周りに見通せないほどの緑があって、

Tui(NZの鳥)の声を聴きながら、涼しい風の中を歩いていくのです。

私は毎日夢の世界へ行くような気持ちで、学校に通っています。

NZで生まれ育っている子は周りにある自然をじっくり見ていないことを、

私はどうしても、もったいないなぁと思ってしまいます。


Rangitoto Collegeは8時半に始まり、3時15分に終わります。

7時間目まであって、11時あたりにMorning tea time (おやつなどを食べる休み時間、25分間)

があって、1時にLunch time (40分間)があります。

小学校ではBrain Food time(これもまたおやつやフルーツを食べる時間)もありました。

どんだけ食べるんだ!(笑)


Rangitotoでは義務科目以外にオプショナルで2つの科目を選ぶことができます。

私は演技ビジネスをとっていますが、他にオプションは、アートやダンス、

技術系や外国語などたくさんあります。外国語にはもちろん日本語もあります。

ずっと興味があったものに挑戦したり、自分の得意なものを生かして上達させる

いい機会だと思います。


NZの学校は給食がありません。お弁当を持ってくるか学校のTuck shop(売店)

でランチを買います。Rangitoto Collegeには結構豪華なTuck shopが二つあり、

留学生はよくここにびっくりしているようです。

売っているものは様々でサンドイッチや、ホットフード、パスタサラダ、すし、ケーキ、

アイスクリーム、ドリンクなど、ちょっとカフェみたいで楽しいです。

私はこのTuck shopで月曜日のMorning TeaとLunch timeにバイト

しています。お金の代わりに毎回、5ドル分のもの何でも貰えます。

16歳になると本格的なバイトができるので、その時までの良い訓練になっています。

そしてNZは日本に比べると仕事の数がかなり限られています。

そんな中でバイトを探す時,推薦状があるかないかで断然仕事を貰える確率が違ってきます。

Tuck Shopで働くとその推薦状をオーナーが書いてくれるという特権もあります。


hare.gifまた次回に続きますhare.gif

NZの9歳児に大人気の本って?!

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ニュージーランドの小学校は、半年に一度成績表を持ち帰ります。

なのでターム2(2学期)が終わった先週、我が家の息子も成績表を持って帰ってきました。


そして前回に引き続き「Reading」が残念だった9歳の息子

確かに、毎日本読みの宿題があるけど、感想とか要約を聞いてもなんだかピンと来ない事がしょっちゅうkao-a20.gif


そこで、今回の休みはもう少し本に触れ合う時間を増やしてもらうことに。


大きな書店・Whitcoullsに行くと、スクールホリデーに合わせて子ども用の本は全て

「Buy one get second 50% off」1冊買うと、2冊目50%オフ中。

スクールホリデーは、子ども用のおもちゃや本が安くなるので助かりますusagi.gif


今回息子に買ったのは、担任の先生におすすめされた「David Walliams」という著者の本。

こちらの図書館では結構貸し出し中になってることが多いので、本当に人気なんですねhare.gif

これは学校でも先生が読み聞かせをして、子ども達と感想を話し合ったりもするそうです。

そして、おままごとや動物が好きな4歳の娘にはトラさんとお茶をする絵本をfutaba.gif

言葉が遅い娘には「興味のそそる絵」で、「ある程度知っている言葉が並んでいる」

ことに重視して選びます。結構選ぶのに時間かかるんですicon_inu.gif


そして、正規の値段で買うと結構良いお値段になっちゃうニュージーランド。

今回の本はそれぞれ$19(約¥1,500)でしたが、2冊目が半額だったので

まあまあ納得できるお買い物になりましたheart02.gif


息子のReading力は果たして伸びるか?!期待しますicon_smile.gif


生まれる前からみんなで見守る文化

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今回のレポートは日本で保育士として活躍し、現在も現地チャイルドケアで働きつつ

5歳の娘さん・Kちゃんの子育てを楽しむNさんから、

ちょっと変わった文化のご紹介ですhiyoko.gif

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さて、今日は 保育園の同僚のBaby Shower Partyに娘を連れて行ってきました。

Baby Shower とは妊婦が出産する前に、(大体8ヶ月前後)親しい友人や親戚、

仕事の仲間が集まってお祝いをすることです。

なぜか、女性限定の集まりのように思えますが、1週間前に同じく同僚の

Baby Showerに参加したときは、彼女のパートナーも含め男性も数人いました。

さて、このパーティー、各々プレゼントを持って来てお祝いするだけではなく、

主役の妊婦のベストフレンドたちが、幹事のようなことをし、パーティーを仕切ります。

いくつかゲームをするのですが、今回は、 セレブたちの幼少期の写真から、その人物を言い当てるゲーム。

グループになって、トイレットペーパーでグループの中の一人のおむつを作り上げて、

クオリティを競うゲーム。(これは、娘もモデルになりました。)

他には、生まれてくるベイビーの名前や、日時、体重などを予測するゲームなど。


日本で は、お祝いは、出産後にされますが、 このように、生まれて来る前に、

たくさんの方が集まってお祝いするということに なんだか、

みんなで新しい命を迎え入れてあげようとするファミリーのような温かさを感じます。

ニュージーランドは移民が多い国

出産時、産後には母国からの家族のサポート受けられない方もたくさんいます。

こうしたパーティーを通して、同僚、友人、近所の方が、本当の家族のように

妊婦、新米ママ、そして赤 ちゃんを支えてくれます。

私もその一人。娘をこの国で出産する前に、サプライズで同僚が、

私の友人にまで声をかけてくれ、パーティーをしてくれました。


出産後も、日替わりで夕飯を作って持ってきてくれたり、

家事を手伝ってくれたり、本当に助けられました。


また、「血の繋がった家族以外の支え合い」として日本ではあまり聞かれない、

Got Parentsというものがあります。

堅苦しく説明すると、「キリスト教の洗礼式に立ち会い、神に対する契約の証人となる

役割の者を言う。」そうですが要は代父母です。

娘は洗礼式はやっていないのですが、ゴッドペアレンツは決めようということになり、

その彼らは今でも、娘を本当の我が子のように気にかけ、可愛がっていてくれます。


余談1:パーティー会場は、私たちの仕事場の保育園を借りてやりました。

日本ではあまり考えられませんが、マネージャーと交渉次第で子どもの

お誕生日パーティーとして使 えます。遊具も 揃っているし、得策かもte01.gif


余談2:私の同僚2人とも、9ヶ月までフルタイムでギリギリまで働きます。

私も37週目まで働いていたので、保育士としては、ヒィヒィ言いながら

這いつくばっておもちゃを片付けていました。笑

4歳娘への政府からのサポート③

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今回も小学校入学(5歳誕生日)を目前に控え、成長が少し遅めな娘への

NZ政府から派遣されてくる専門家の方々とのお話ですusagi.gif


前回は「専門家がチャイルドケアでの行動観察から、様々な改善点を指摘してくれた」

という話でしたが、今回は三者面談のお話。


先月はチャイルドケアの先生、私たち夫婦と、専門家2人でのミーティングをしました。

この紙に書いてある「協調性」「コミュニケーション」「健康な成長」

「所属意識」「興味、探索意識」についてひとつひとつ丁寧に、

それぞれがどう感じているかを話し合いました。

私からは「娘がこの前久々にドロップオフのときに泣いた。

あとから考えたら、その日は毎日入れているヨーグルトを入れなかったからだと思う」

という出来事を話したら、専門家は「とってもよく観察していて素晴らしい。そうね、きっと

ヨーグルトが彼女にとっての”ルーティン”だから、それがないと動揺しちゃうのかも。

無理に”ないことにも慣れさせる”とは思わずに、それが彼女にとって心地の良いことなら毎日

入れてあげましょう」と助言をいただき、先生からは「確かに毎日食後のヨーグルトを楽しみに

お弁当を綺麗に食べてます。きっと、先生が冷蔵庫から出してくれるから特別に感じているのかも!」

など観察していることも聞けて、毎日何気なしに入れているヨーグルトが彼女の心の安定にこんなに

大切だったということを知りました。


先生からは、娘が「並びましょう」と言うとさっと並べるようになったこと。

泣いている子がいると助けようとしたり、悪い事をすると言葉で「Sorry」と言えるようになったこと。

「言葉」をコミュニケーションツールとして活用し始めているという大きな変化を教えていただきました。


また、専門家のお二人からは娘が「NO」をあまり言わない(Yesというと周りが喜んでくれる=とりあえずYesと言おう!)

ことを改善することが必要なので、たとえば野菜を欲しがらなかったときは、「No? You don’t want veges? No veges?」

”NO=いらないという意思表示”を伝えるようにアドバイスをいただきました。


こういうことをひとつひとつ「報告→分析→共有」し、三者が同じ意識を共有できたこと、

同じ方向に向かえるように話し合うこと3時間強icon_eek.gif


正直最初は政府派遣の人々が、こーんなに細かく話を聞いて、

こんなに個人を尊重したサポートをしてくれるなんて期待していなかったので、

本当に毎回良い意味での驚きと収穫のあるミーティングをしていただいていますhare.gif


こんなサポートを、必要な人みんなに無料で提供しているこの国ってすごいkira01.gif

私たちはこの国にとって移民なのに、こんなに温かく支えてもらっていることが

本当に幸せでありがたいなと実感していますyotuba.gif