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【現役高校生より】私から見るNZの学校生活②

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前回のレポートの続きです。

Rangitoto collegeに通う現役高校生のNちゃんから見た学校生活とは?!

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学校内では、TuckShopのように、他にはないような機会が数え切れないほどあります。

ロックバンド、オーケストラ、ミュージカル、動物の世話をするバイト紹介や、チェスクラブ

なんていうのも!スポーツは50種類近くあり、中にはサーフィングや、スキーや、ロッククライミング

など珍しいものもあります。日本とは違って、興味があるもの何個でも参加していいところが私は好きです。


アクティブな人は10個以上のクラブやチームに入っていたりします。

スポーツの練習も日本の部活のようにハードではないのですが、

ハードなものがしたい人ようにAPA Sportsというのがあります。

これはスポーツに真剣な人専用で週に2,3回授業を抜けて練習しに行っています。


ちなみにNZの学校は日本と比べてイベントも多いです。

スポーツディや、マーケットディ、それからマフティディなど。

(チャリティーなどに寄付するため私服で学校に来る日)

おしゃれが好きな私は、一学期に一回はあるこのマフティを楽しみにしています。


全体的にNZの学校はのんびりしています。受験のストレスもないし、

みんなマイペースだし。(特に先生が。)敬語がないので先輩後輩のような関係もないです。


私は日本にいる友達からよく「期末テストが近づいて朝の2時過ぎまで勉強しなきゃ」

と悩んでいることを聞きます。それに比べてNZの子たちがいつものように言ってくる

悩み事は「ペンがない~。どうしよう!」です。(笑)


学校に来るのにどうしてペンの一本も持ってこないか未だに謎です。

これまで人に何本のペンを貸してきたか、いや、あげてきたか…数え切れません。

そんなのんびりしているNZの教育のいいところは‘自分のペースで、

自分のスタイルで学べる’というところだと思います。


日本の教育はみんなをなるべく同じレベルにしようとするところがあると思います。

なるべくみんなを同じに…。私は日本の学校にいるとき少しプレッシャーに感じたことがありました。

それは「明るい元気な子」というクラスの目標でした。

「元気よく挨拶する心」とか「いつも笑顔の○組」とか。他の子は気にしていないようでした

が、私にはずっと引っかかっていました。おとなしくて内気な私は求められていないような、

私は自分でいてはいけないような、そう感じたのです。


そんな私は、NZの自分のペースで自分の好きなように勉強できる教育に感心しました。

授業中に教室を見回せば、色々な性格がみえてくるのです。

一人一人の個性があふれるようで、私の目に映るのは色とりどりな光景でした。

みんな自分に合うように勉強しています。パソコンを使っている子もいれば、

ノートを使っている子もいて、一生懸命な子もいれば、おしゃべりしている子もいる。


イヤフォンで音楽を聴きながら宿題をする子もいるし、

この前は隣の友達が何故かスープを飲みながら読書していました。


この自由なスタイルでみんなは、正解の答えをみつけるためではなく、

自分の答えを見つけるために勉強しているようにみえたのです。


日本のやり方とNZのやり方、どちらが正しいかなんてことは関係なくて、

私はとにかくNZの自由さがとても好きなのです。


最後に、NZはとても多文化です。

Rangitoto Collegeにも色々な国籍があるし、留学生も色々な国から来ます。


日本からの留学生もたまに見かけます。アジアの子達は日本の女子の

可愛い制服に憧れています。私もその一人です!

Rangitotoの制服は日本人からしたらコンビニのおばさんに見えるかも…。(笑)



【現役高校生より】私から見るNZの学校生活①

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今回のレポートは、小学生のときにご家族でNZにやってきた、

現在Collegeに通うNちゃんご本人からのレポートですusagi.gif

日本の学校生活もNZの学校生活も両方知るNちゃんだからこそのレポートをどうぞyotuba.gif

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こんにちは!

私は小学校3年生の時にNZに引っ越してきました。

それから6年たち、今は14歳でyear10としてRangitoto College(ランギトトカレッジ)

に通っています。少しややこしいのが日本とNZの学年の違いです。

簡単に説明すると小学校は日本と同じ6年間ありますが、6歳ではなく5歳から始まります。

中学校は2年間しかなく、高校(カレッジ)が5年間あるのです。

(カレッジの最初の3年間までが義務教育です)

少しややこしいですが、私はカレッジ2年目のyear10で、日本でいうと中3です。

私の通うRangitoto CollegeはNZの中で一番大きな学校で生徒が3000人います。

新入生のyear9は学校の大きさにびっくりして、最初の何週間かは地図を見ながら歩いています。

建物は日本の学校のように高く建てられているのではなく、低く、広く構造されているので、

私も来たばっかりのころは、迷路かと思いました。

そんなRangitotoで過ごす私の学校生活や、日本との違いなどを紹介していきたいと思います。

私がNZの一番好きなところはやっぱり自然です。

私は学校にスクールバスで通っていますが、朝早くバス停まで歩いていく時が一日で一番

幸せな時かもしれません。

家を出ると真正面にひろーくキラキラした海が見えて、周りに見通せないほどの緑があって、

Tui(NZの鳥)の声を聴きながら、涼しい風の中を歩いていくのです。

私は毎日夢の世界へ行くような気持ちで、学校に通っています。

NZで生まれ育っている子は周りにある自然をじっくり見ていないことを、

私はどうしても、もったいないなぁと思ってしまいます。


Rangitoto Collegeは8時半に始まり、3時15分に終わります。

7時間目まであって、11時あたりにMorning tea time (おやつなどを食べる休み時間、25分間)

があって、1時にLunch time (40分間)があります。

小学校ではBrain Food time(これもまたおやつやフルーツを食べる時間)もありました。

どんだけ食べるんだ!(笑)


Rangitotoでは義務科目以外にオプショナルで2つの科目を選ぶことができます。

私は演技ビジネスをとっていますが、他にオプションは、アートやダンス、

技術系や外国語などたくさんあります。外国語にはもちろん日本語もあります。

ずっと興味があったものに挑戦したり、自分の得意なものを生かして上達させる

いい機会だと思います。


NZの学校は給食がありません。お弁当を持ってくるか学校のTuck shop(売店)

でランチを買います。Rangitoto Collegeには結構豪華なTuck shopが二つあり、

留学生はよくここにびっくりしているようです。

売っているものは様々でサンドイッチや、ホットフード、パスタサラダ、すし、ケーキ、

アイスクリーム、ドリンクなど、ちょっとカフェみたいで楽しいです。

私はこのTuck shopで月曜日のMorning TeaとLunch timeにバイト

しています。お金の代わりに毎回、5ドル分のもの何でも貰えます。

16歳になると本格的なバイトができるので、その時までの良い訓練になっています。

そしてNZは日本に比べると仕事の数がかなり限られています。

そんな中でバイトを探す時,推薦状があるかないかで断然仕事を貰える確率が違ってきます。

Tuck Shopで働くとその推薦状をオーナーが書いてくれるという特権もあります。


hare.gifまた次回に続きますhare.gif

NZの9歳児に大人気の本って?!

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ニュージーランドの小学校は、半年に一度成績表を持ち帰ります。

なのでターム2(2学期)が終わった先週、我が家の息子も成績表を持って帰ってきました。


そして前回に引き続き「Reading」が残念だった9歳の息子

確かに、毎日本読みの宿題があるけど、感想とか要約を聞いてもなんだかピンと来ない事がしょっちゅうkao-a20.gif


そこで、今回の休みはもう少し本に触れ合う時間を増やしてもらうことに。


大きな書店・Whitcoullsに行くと、スクールホリデーに合わせて子ども用の本は全て

「Buy one get second 50% off」1冊買うと、2冊目50%オフ中。

スクールホリデーは、子ども用のおもちゃや本が安くなるので助かりますusagi.gif


今回息子に買ったのは、担任の先生におすすめされた「David Walliams」という著者の本。

こちらの図書館では結構貸し出し中になってることが多いので、本当に人気なんですねhare.gif

これは学校でも先生が読み聞かせをして、子ども達と感想を話し合ったりもするそうです。

そして、おままごとや動物が好きな4歳の娘にはトラさんとお茶をする絵本をfutaba.gif

言葉が遅い娘には「興味のそそる絵」で、「ある程度知っている言葉が並んでいる」

ことに重視して選びます。結構選ぶのに時間かかるんですicon_inu.gif


そして、正規の値段で買うと結構良いお値段になっちゃうニュージーランド。

今回の本はそれぞれ$19(約¥1,500)でしたが、2冊目が半額だったので

まあまあ納得できるお買い物になりましたheart02.gif


息子のReading力は果たして伸びるか?!期待しますicon_smile.gif


生まれる前からみんなで見守る文化

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今回のレポートは日本で保育士として活躍し、現在も現地チャイルドケアで働きつつ

5歳の娘さん・Kちゃんの子育てを楽しむNさんから、

ちょっと変わった文化のご紹介ですhiyoko.gif

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さて、今日は 保育園の同僚のBaby Shower Partyに娘を連れて行ってきました。

Baby Shower とは妊婦が出産する前に、(大体8ヶ月前後)親しい友人や親戚、

仕事の仲間が集まってお祝いをすることです。

なぜか、女性限定の集まりのように思えますが、1週間前に同じく同僚の

Baby Showerに参加したときは、彼女のパートナーも含め男性も数人いました。

さて、このパーティー、各々プレゼントを持って来てお祝いするだけではなく、

主役の妊婦のベストフレンドたちが、幹事のようなことをし、パーティーを仕切ります。

いくつかゲームをするのですが、今回は、 セレブたちの幼少期の写真から、その人物を言い当てるゲーム。

グループになって、トイレットペーパーでグループの中の一人のおむつを作り上げて、

クオリティを競うゲーム。(これは、娘もモデルになりました。)

他には、生まれてくるベイビーの名前や、日時、体重などを予測するゲームなど。


日本で は、お祝いは、出産後にされますが、 このように、生まれて来る前に、

たくさんの方が集まってお祝いするということに なんだか、

みんなで新しい命を迎え入れてあげようとするファミリーのような温かさを感じます。

ニュージーランドは移民が多い国

出産時、産後には母国からの家族のサポート受けられない方もたくさんいます。

こうしたパーティーを通して、同僚、友人、近所の方が、本当の家族のように

妊婦、新米ママ、そして赤 ちゃんを支えてくれます。

私もその一人。娘をこの国で出産する前に、サプライズで同僚が、

私の友人にまで声をかけてくれ、パーティーをしてくれました。


出産後も、日替わりで夕飯を作って持ってきてくれたり、

家事を手伝ってくれたり、本当に助けられました。


また、「血の繋がった家族以外の支え合い」として日本ではあまり聞かれない、

Got Parentsというものがあります。

堅苦しく説明すると、「キリスト教の洗礼式に立ち会い、神に対する契約の証人となる

役割の者を言う。」そうですが要は代父母です。

娘は洗礼式はやっていないのですが、ゴッドペアレンツは決めようということになり、

その彼らは今でも、娘を本当の我が子のように気にかけ、可愛がっていてくれます。


余談1:パーティー会場は、私たちの仕事場の保育園を借りてやりました。

日本ではあまり考えられませんが、マネージャーと交渉次第で子どもの

お誕生日パーティーとして使 えます。遊具も 揃っているし、得策かもte01.gif


余談2:私の同僚2人とも、9ヶ月までフルタイムでギリギリまで働きます。

私も37週目まで働いていたので、保育士としては、ヒィヒィ言いながら

這いつくばっておもちゃを片付けていました。笑

4歳娘への政府からのサポート③

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今回も小学校入学(5歳誕生日)を目前に控え、成長が少し遅めな娘への

NZ政府から派遣されてくる専門家の方々とのお話ですusagi.gif


前回は「専門家がチャイルドケアでの行動観察から、様々な改善点を指摘してくれた」

という話でしたが、今回は三者面談のお話。


先月はチャイルドケアの先生、私たち夫婦と、専門家2人でのミーティングをしました。

この紙に書いてある「協調性」「コミュニケーション」「健康な成長」

「所属意識」「興味、探索意識」についてひとつひとつ丁寧に、

それぞれがどう感じているかを話し合いました。

私からは「娘がこの前久々にドロップオフのときに泣いた。

あとから考えたら、その日は毎日入れているヨーグルトを入れなかったからだと思う」

という出来事を話したら、専門家は「とってもよく観察していて素晴らしい。そうね、きっと

ヨーグルトが彼女にとっての”ルーティン”だから、それがないと動揺しちゃうのかも。

無理に”ないことにも慣れさせる”とは思わずに、それが彼女にとって心地の良いことなら毎日

入れてあげましょう」と助言をいただき、先生からは「確かに毎日食後のヨーグルトを楽しみに

お弁当を綺麗に食べてます。きっと、先生が冷蔵庫から出してくれるから特別に感じているのかも!」

など観察していることも聞けて、毎日何気なしに入れているヨーグルトが彼女の心の安定にこんなに

大切だったということを知りました。


先生からは、娘が「並びましょう」と言うとさっと並べるようになったこと。

泣いている子がいると助けようとしたり、悪い事をすると言葉で「Sorry」と言えるようになったこと。

「言葉」をコミュニケーションツールとして活用し始めているという大きな変化を教えていただきました。


また、専門家のお二人からは娘が「NO」をあまり言わない(Yesというと周りが喜んでくれる=とりあえずYesと言おう!)

ことを改善することが必要なので、たとえば野菜を欲しがらなかったときは、「No? You don’t want veges? No veges?」

”NO=いらないという意思表示”を伝えるようにアドバイスをいただきました。


こういうことをひとつひとつ「報告→分析→共有」し、三者が同じ意識を共有できたこと、

同じ方向に向かえるように話し合うこと3時間強icon_eek.gif


正直最初は政府派遣の人々が、こーんなに細かく話を聞いて、

こんなに個人を尊重したサポートをしてくれるなんて期待していなかったので、

本当に毎回良い意味での驚きと収穫のあるミーティングをしていただいていますhare.gif


こんなサポートを、必要な人みんなに無料で提供しているこの国ってすごいkira01.gif

私たちはこの国にとって移民なのに、こんなに温かく支えてもらっていることが

本当に幸せでありがたいなと実感していますyotuba.gif

全校集会へ行って来ました!

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だいたいどこの小学校でも、毎週金曜日午後は「全校集会(=school assembly)」の日。

日本では月曜日朝の朝会ですが、こちらでは金曜日午後なんですicon_wink.gif


今日は実は息子から「明日表彰されるから来て」と言われたので、なんとか時間を作って参加。

こちらの集会は保護者ウェルカムなので、常に2−30人の保護者たちが後ろの方で座ってみています。


まずは全員起立でニュージーランドの国家斉唱kira01.gif

マオリ語と英語の両方で歌うこと(1番と2番)がお決まりなので、

オリンピックなどでも両方歌われます。

私は生まれも育ちも日本ですが、ニュージーランドの国家はメロディーラインがツボに入るのか、

毎回聞くだけで涙腺が緩む緩むkao-a14.gifなぜか全校集会で一人涙をこらえてました。(笑)


その後はスポーツなどで賞をもらった子たちの表彰。

サッカー、ラグビー、バスケ、ネットボール、柔道、トライアスロン、そしてチェスの大会の受賞者たちがずらり。

こういうのは、実は保護者たちが自分で「うちの子〇〇で表彰されました」と学校に伝え、

校長先生がみんなの前でも改めて賞状を渡してくれるという流れなんですheart02.gif

なので、うちの息子もサッカーでPlayer of the dayを取ると学校に持っていくんですよ。


そして息子は今日なにで表彰されたかと言うと、「Character Award」という、

つまり「ジャンルはなんでもいいけど何か頑張ったで賞」的な・・・。

低学年だと「みんなに素敵な情報をシェアしましたね」とか「困っているクラスメイトに

進んで手を差し伸べましたね」とか、入学したての子は「クラスになじむようにベストをつくしていますね」

がお約束だったりします。


5年生の息子がいただいたのは「大きな数のかけ算とわり算をとても頑張っていますね」賞icon_redface.gif

心の中では正直「え、、そんなこと?」と思ってしまいますが、こういうのの積み重ねで

どんどん自信を付けていくんですねte01.gif先生、ありがとうございます。


その後は合唱クラブの歌の披露とか、生徒会主催の募金集めイベントのお知らせがあったり、

校長先生おすすめの動画をなぜかみんなで見て感想を話し合ったり。

そうそう、大体どこの学校でも思うんですが、NZの校長先生って

生徒全員の名前を覚えてるんですよicon_eek.gif

うちの学校は300人ほどですが、全員顔と名前が一致しているなんて

それだけでもう大尊敬です。そういえば前の学校の校長先生も全員知ってたな。

周りのお母さんに言うと、「普通のことじゃない?」と反応するのにもびっくり。


そして最後の締めはなんと「We will rock you」の合唱icon_cool.gif

そうです、あのQueenの歌です。小学校でQueenってなんてノリノリなんだkya-.gif

今日はいつもと違う金曜日午後の過ごし方だったけど、涙こらえたり(笑)、

関心したり、ノリノリになったり、大充実の学校行事に参加できましたhare.gif

超心配性な母の入園準備

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こんにちは。

キラペラ☆親子留学スタッフのHarukaですusagi.gif


先日ランチをしたママ友から、こんな相談をされました。

「来月から娘がデイケアに入るんだけど、英語も話さないし(ご両親とも日本人)心配」と。

そしてうちの子たちは、事前になにか準備をしたのかと聞かれました。


私は自他ともに認める「超心配性」f01.gif


上の子がチャイルドケアに入ったのは2歳のとき。

まだ英語どころか日本語も話さず、水が欲しいときも「ん、ん!」と

独特のイントネーションで表現するような状態でした。


「水が欲しいのに伝わらなかったらどうしよう」

「お昼寝の時間、ちゃんと横になってくれるかな」

「好き嫌いが多いけど、給食食べられるかな」

「寒いとき自分で上着着られるかな」


チャイルドケアに子どもを預けるのも初めて、

先生方がどれくらいまでお世話してくれるのかなども全くの未知の世界

不安でいっぱいでした。


そしてそんな私は、先生方にびっくりするほど長い手紙を書いて息子のことを

伝え(笑)、毎日夏でも長袖を着せ(万が一寒くなっても大丈夫なように!)、

そして息子の独特な表現の一覧表まで作りましたkao-a20.gif


今となっては笑い話ですが、当時は「これじゃあ足りないかも!」と本気で思うほど。


結果、長袖は必要なく、暑いときは先生がしっかり脱がせて日焼け止めもこまめに塗り直して

くれるし、冬は持参した服だけだと寒そうだと、チャイルドケアに置いてあるものを貸して

着せてくれるし。好き嫌いで満足に食べられないときは、先生が常備してあるクラッカーや

フルーツで補ってくれるし。


家よりよっぽど手厚いケアをしてもらってましたicon_lol.gif


そして息子の独特な表現は、先生方みーんなでシェアして色んなところに貼ってくださり、

キウイの先生が息子を寝かしつけるときは「GORON!(ゴロン=横になってという意味)」

声をかけ、「GOHAN TIME!(ごはん タイム)」と息子をテーブルにつかせてくれていましたkinoko02.gif


言葉の心配、成長の遅さの心配と、ダブルの心配があった私ですが、

「色んな人種や文化になれてる先生方(先生方の人種もとても様々)」

のおかげでとても安心して息子をお願いすることができていました。


そして、家でも(ためになったかどうかは分からないままでしたが)、

「Toilet」とか「Water」「More please(もっとください)」

「Cold」「Hot」「Stop」など、全然言葉を話さない息子でしたが

なんとか耳だけでも重要な単語に慣れるように、入園前に要所要所で使うようにしていましたyotuba.gif


大切なのは、「少しでも気になることはどんどん先生と共有する」こと。

先生方も、様々な文化背景で育って来た子たちを相手にするので、

どんどん伝えてもらう方が助かるし、勉強になりますと言ってくれましたkira01.gif


自分の文化(日本の)や言語(日本語)を尊重してもらえて、

新しい(NZの)文化と言葉(英語)も学べて

ここで育っている息子はラッキーだなとつくづく思います。

バランスの良い国際感覚を持った大人になってくれますようにheart01.gif

(望みが高すぎですねkao-a20.gif




世界2位のアイスクリーム工場見学

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本日は、なんとアイスクリームコンテストで世界2位に選ばれた、

我らがTip Topへの学校遠足ペアレンツヘルプとして同行しましたf01.gif

私が日本の小学校にいたときは、遠足となると事前に「班分け」とか

「バスの席順」とかきっちり決めていた覚えがありますが、こちらではもっと自由な感じで。

班だけは4つに分かれていましたが、それも意味あるのかどうなのかというくらい、

常に色んな子が入り交じっていて、この適当な感じがNZらしいなと思いながらスタート。


オークランドの中心街からも車で15−20分ほど南に行った所にTip Topの工場はありますhare.gif


案内されてラウンジに行くとツアーガイドさんがお迎えに。

「一番売れているフレーバーはHockey pockeyじゃなくてバニラです」とか

「24時間常に工場は動き続けています」とか

「工場内ではひとつのポジションにつき15分ごとで交替します」とか教えてもらいましたusagi.gif


他にキウイのお母さんとお父さんが1人ずつヘルプでいたんですが、

過去からのアイスのパッケージを見て「これ子どものときあったー!」とか

「そうそう、30セントで買えたんだよねー」とか懐かしがっているのを見て、

そんな思い出が羨ましくなりましたheart02.gif

そしてキウイのお母さんが「Hockey pockeyが人気1位じゃないなんて!」という部分に

一番衝撃を受けているのを見て、「自分の国大好き」なキウイの一面を見た気がしましたkira01.gif

(集合写真もこんな自由な雰囲気です。笑)


その後はなんと保護者たちは「店頭未発売」のアイスをもらい、子ども達は一人ひとつ好きな

アイスを選ばせてもらって、それを食べながら「アイスの歴史」のビデオ鑑賞kya-.gif

私たち大人もワクワクしながらアイスをいただきましたheart01.gifやっぱ工場見学はこれですよね!


その後は外のプレイグラウンドへ。

先生方は「感想文書かせると、絶対何人かは”プレイグラウンドが一番楽しかった”とか書くのよねー」と

”あるある話”をしていて「どこの国も変わらないのね」と盛り上がりましたicon_lol.gif

実は、他にヘルプで来ていたキウイのお母さんは、

過去に我が家の息子にちょっと意地悪をしていた子のお母さんでした。


でも今年に入って同じクラスになってから、その子と息子は「一番の仲良し」kaeru.gif

だからそのお母さんに「去年実はこういうことがあって、でも今は仲良しになってすごく嬉しい」

という話をしたら、「去年のこと知らなかった!本当にごめんなさい!

でもうちの子も今は〇〇(息子)が一番好きと言ってるのよ」なんて話で盛り上がり、

かなり打ち解けた話もできましたkira02.gif


この国は、結構「子どものことは子ども(だめな場合は先生)に任せる」

保護者が多いので、他の親とこうした話をする機会が日本より少ないかもしれません。

私はこれが一番いいと思っているけど、やはりこうしてトラブルがあった相手の子の親と

腹を割った話をして、相手も自分と同じ価値観と感覚だということが分かると安心しますmoon.gif


そのお母さんとは気も合いそうで、「今度またプレイデートしましょうね」と話して。

私もまた新しいママ友ができて嬉しいですkinoko02.gif


と、正直私の一番心に残ったのはこの出来事でしたが、

息子が他のクラスメイトととても楽しそうに遊んで、伸び伸びと学校生活を

送れていることが分かったのもとても大きな収穫でしたyotuba.gif

これからも時間を見つけて、もっともっと学校生活に関わって行きたいなicon_wink.gif




キウイっぽい週末☆ファーマーズマーケット

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先週末はQueen’s Birthdayという祝日も重なり、3連休でした。


「たまには下の子と2人でお出かけしよう」と思い立ち、同じ年のKちゃんとプレイデートを企画。

日曜日朝10:00に集合という、独身の頃では考えられなかったスケジュールです。(笑)


この日訪れたのは、North Shoreから西に20分ほどのHobsonvilleという、振興開発エリア

エリア全体が映画のセットみたいにきちーんと整ってて、ちょっと他のエリアと違う印象です。

マーケットが開催されているのは、Hobsonvilleのフェリー乗場のところ。

日曜の朝のこのキラキラした感じにうっとり。

オウムさんはオーガニックの野菜苗を売っていました。

このマーケットは、他よりもちょっとおしゃれで凝ったものがあるのが特徴。

屋内なので雨の日のお出かけ先としてもいいですね!

そして思わず歓声を上げたカップケーキ

こういうデコレーションって大体「ザ・砂糖の塊」な味が定番ですが、

ここのお店のものはファッジ(生キャラメルっぽい)みたいな感じで、美味しくいただきました。

Kちゃんも娘も今年は「5歳」のビッグバースデー

NZでは5歳の誕生日から小学校をスタートさせるので、5歳のお誕生日は盛大です。

お店の人にしっかり連絡先をいただき「ケーキはここにしようかな」と考えています。

娘はミニーちゃん、Kちゃんはレインボーのカップケーキ。

お腹がいっぱいになった後は、近くの公園(これまたオシャレ!)で

目一杯遊んで。

なんだか地元のキウイの人っぽい週末を過ごせました。

美味しいし、子どもも楽しいし、ファーマーズマーケットが大好きなお母さんたち多いです♪

恐竜を極める今ターム

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娘の通っているデイケアに限らず、上の子のときもそうでしたが、

NZの未就学児教育は、教育カリキュラム以上に「子どもの興味の対象」

とても大事にしている印象を受けます。


例えば4歳娘のデイケアは、先ターム数人の子から「虫ブーム」が始まり、

日々デイケアのお庭で採取したで虫の観察や、生態について学んでいました。

うちの子もほぼ毎日虫かごにダンゴムシやてんとう虫を入れていってましたkinoko02.gif

スタープレイヤーはカマキリで、カマキリが見つかったときはみんな大騒ぎだったなあfutaba.gif


そしてその延長として、今タームは「大昔に存在した生き物=恐竜(ダイナソー)」の生態

について学ぼうということに。


イースター近くでは、「恐竜も卵を生んでいた」と卵に関連づけて覚えてきたり、

公園に遠足に行って「恐竜の手がかりを探す」ゲームをしたり、恐竜はどれだけ大きかったか、

どんな種類がいてどんなものを食べたかなど学んでいますhare.gif

あまりボキャブラリーの多くない娘も、「T-REX」とか「Roar(吠える)」とか

「なんとかザウルス(聞き取れず・・・)」とか新しいジャンルの言葉を発するようにkira01.gif


そのアウトプットを後押しすべく、先週末は娘を連れて「Dinosaur Kingdom」のある

Butterfly creekへ。

Dinosaur train(園内を走る電車)に乗って恐竜を見た後、おーおきな恐竜が動きながらほえている

Dinosaur Kingdomに入場。娘は少し驚きながらも、一つ一つ指差して「T-Rex!」とか

「It’s a Tyrannosaurus!!」と大騒ぎhiyoko.gif

前回ここに来た時は恐竜の形のゴミ箱にしか興味を持ってなかったのに、成長に感動heart01.gif

そして月曜日、デイケアに登園して早速先生にそのお話をすると、

「ぜひみんなに写真を見せて、体験をシェアしましょう!」ということにneko.gif

こうして特別なお出かけをしたときは、みんな「僕の・私のニュース」として発表するのが、

幼稚園でも小学校でも定番なんですheart02.gif


こうして子ども達が自然に持った興味の対象を拾い上げて、

インプットとアウトプットの機会を積極的に作って行くNZの教育方針。

これによって「私がしたいことはこれです。」と年齢・性別・国籍関係なく、

自信を持ってアピールできる人間に育つのかなとふと感じましたyotuba.gif


これからもどんどん興味のあることを掘り下げるサポート育児をしていきたいですfutaba.gif(理想)