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【元・ピリ辛生ママ】息子のチャイルドケア選び①(長男編)

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今回のレポートは、【ピリ辛留学】卒業生で、

オークランドでは医療通訳として活躍、その後結婚と出産を経て、

今はオークランド郊外のケンブリッジで生活をするKYOKOさん

レポートを書いてくれましたhare.gif

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こんにちは。【ピリ辛留学】卒業生のKyokoです。

ピリ辛留学を卒業してから早10年以上の月日が経ち、オークランド生活を経て、

現在はオークランドから車で約2時間ケンブリッジという街で、

6歳と3歳の2ボーイズのママをしています。

今回は、2人のチャイルドケア選びについて、私の経験談をお話しします。


長男は、3歳になる直前公立幼稚園に入園しました。

一番の理由は、私が2人目が生まれてから心身ともに疲れていて、

長男と離れる時間が少し欲しかったから。


通常公立幼稚園は空き待ちで3歳半から4歳から入園できることが多いのですが、

幸い学区外でしたが入れるところを見つけました。

慣れるまでは別れる時もお迎えの時も号泣でしたが、

約半年初めての英語環境でいろいろ経験しました。


いい先生にも恵まれていたのですが、学区外で家から離れていたことと、

6週間の夏休みに入ることから、休み期間中も預かってくれる近所のデイケアに転園しました。

デイケアはできたばかりだったので、施設もおもちゃも新しく清潔感あふれており、

親としては安心でした。また、毎日のおやつを提供してくれたり、イベントがたくさんあったり、

子供もデイケアを楽しんでいました。


しかし、引っ越しを機にまた転園することになりました。


そして3つ目のチャイルドケア

もともとパズルや本読みなど、一人で室内遊びをすることが好きだった長男

それを見抜いたHarukaさんに「モンテッソーリ向いているんじゃない?」とアドバイスを受け、

引っ越し先の近所にあったモンテッソーリのプリスクールに見学に行きました。


そこで今までにないくらい目を輝かせていたのを見て、直観で決めましたが、

これが大正解で、卒園まで一度も嫌がることなく楽しく通いました。


モンテッソーリほかのチャイルドケアと違うと思ったのは、

個々の活動を重視するという点。

例えば、パズルをすると決めたら自分専用のマットを敷いて、

そこにパズルを置き、飽きるまで遊びます。

その間はその子の活動を邪魔しないというルールがあるので、集中して遊ぶことができます。


ある本で、3歳児にシェアすることを要求するのは難しい、と書いてありましたが、

強い子に横取りされることが多かった長男は、性格的にも言語的にも言い返せず、

手が出てしまったこともあります。

家でも0歳の弟に邪魔(弟は邪魔しているつもりはないのでしょうが・・)

されていた長男にとって、この環境はとても心地よかったようです。


また、ニュージーランドのチャイルドケアでは

3歳以上の保育料に対し20時間無料という政府の補助があり、

モンテッソーリでは完全無料ではないものの、

わずかの自己負担で通えることができたのも助かりました。


次回の「チャイルドケア選び②(次男編)」に続きますhiyoko.gif

【誕生日】お家で放課後パーティー

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Filed under NZ生活

先日、娘が7歳の誕生日を迎えましたheart02.gif


学校に行くと“Happy Birthday”のバッヂをつけてもらって、

一日中色んな人に”Happy Birthday!”と声をかけてもらえるそうusagi.gif

あとは、小包装のお菓子を持参して、クラスみんなに配るのがこの国のお決まり!

カップケーキを持って行くところとか、食べ物禁止の学校もあるので、

周りのお母さんたちや先生に聞いてから持って行きますkinoko02.gif

今年は娘リクエストの「カエルチョコ」

20人ちょっとのクラスなので2袋持参。


そして放課後、招待した5人のお友達と共に我が家へf01.gif

とりあえず風船があれば、勝手に遊んでくれますicon_lol.gif

ヘリウムタンクをレンタルしたり、購入したり(確か20個くらい膨らませる

量のものが45ドルくらいで売っています)、パーティショップでヘリウムを入れて

もらう(このサイズはひとつ2−3ドル)こともできますが、

今年は準備の時間が限られていたので、普通の空気を入れましたがこれはこれでOKyotuba.gif

お決まりのピニャータも外せませんhiyoko.gif

ピニャータは入れ物を買って、自分で中に飴とかチョコとか入れます。

私はスイーツばかりたくさん入れたくなかったので、かわいい形の消しゴムとか、

小さいおもちゃとかもゴロゴロ混ぜましたicon_wink.gif

今年のテーマは「頑張りすぎない」ことkinoko03.gif

去年、30人を越えるお友達を招待して「披露宴か!」とつっこまれる

大規模パーティーをしたので、反動です。(笑)

このパーティーで揃えたもの、全てKmartLook sharp(パーティーショップ)、

スーパーで揃います。こだわらなければKmartかLook sharpかどちらかで済みます。


そんな感じで、去年とは規模も準備もかなり省エネなパーティーでしたが、

子どもたちのハイテンションぶりは変わらず、みんなハイパーに楽しんでくれました。

お母さんはぐったり・・・!


放課後プレイデートの延長的なお誕生日会、気楽でいいな!

と新たな発見をした一日でしたheart01.gif


【鉄道・車】MOTAT(交通博物館)へ

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Filed under お出かけ、旅行

先日、シティ中心街から車で15分ほどの、

MOTAT(Museum Of Transport And Technology)に、

11歳長男と6歳長女を連れて行って来ました。

息子が幼稚園・小学校低学年の頃、5年程前まではもう少し頻繁に来ていたんですが、

なにしろ車にも電車にも興味ない私にとっては「退屈でしかないけど、子どものために!」

的な場所でしたkao-a20.gif

そして、車大好きな息子が「超絶楽しい!」感じだったかというと、そこまででもなく、

当時のイメージは「とりあえず古くて大きな車とか電車が展示されてる博物館」でした。

なので、その後しばらく、下の子が女の子で車などには全く興味を示さない子だったため、

足が遠のいていましたが、お楽しみイベントをしているという週末に行ってみたら・・・

あらまあ、5年前とは比べ物にならないくらい楽しいkira01.gif

この日は馬車も走っていて、娘は乗馬をしたことはあっても、

馬車は初体験heart01.gif

“Carriage”という新しい単語とともに、また新しい経験が増えましたenpitu02.gif


中には「科学とテクノロジー」が学べるスペースが設けられていて、

ちょっと脳トレ的なパズルがいっぱい並べてあったり、

小さい子に大盛況だった、立体ブロックもあり、

体験しながら「力学」を学べるバラエティ豊かなしかけの数々と、

「宇宙工学」を子どもに分かる様に説明した(それでも相当難しいけど!)

ビデオや展示も。ロケット発射の模様に、子どもたち「おおおおお!」icon_eek.gif

もちろん、電車系も充実。

実物大のかつての電車の展示から、博物館外周を走るトラムもあります。

私はこの走る鉄道模型に夢中にicon_biggrin.gif

ちゃんと日が登ったり沈んだり、一日が表現されていてhare.gif

まああとは、かつての町並みが再現されているのが「素敵〜」

と思いましたが、子どもたちは興味なしicon_mrgreen.gif


かつての記憶では「1〜2時間つぶせればOK」な場所だったので、

その後予定を詰めてしまっていましたが、今のMOTATなら一日いられるなーicon_inu.gif

トラムに乗って行く別館の方には飛行機の展示もあるので、そちらも今度行ってみようf01.gif




【習い事】狭く深くは失敗だった?!

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Filed under ファームステイ・アクティビティ・ボランティア

現在中学生の息子。

現在の習い事は【柔道】のみ

息子はどうやら「浅く広く」が苦手なタイプのようで、

サッカーを習っていたときは、チーム2つ掛け持ちで週4サッカーだったし、

現在は柔道ばかりをしています。去年は2つの道場に通い、柔道が週5でした。


ただ、周りの同じ歳の子たちはバラエティに富んだ習い事をしていて。

小学校中学年くらいから、一般的にそういう傾向は見えていましたが、

最近「なるほど、そういうことか・・・」という出来事が。


息子が先日急に「柔道は続けたいけど、他の習い事もしたい」と言い出し、

挙げたのは空手キックボクシングヨットジムナスティック


そして色々調べたり、聞いたりした結果分かったのは、

「この歳になって”ビギナー”という選択肢がそもそもない」習い事が多いということ!


ビギナー=せいぜい8〜9歳までな感覚が一般的なようで、

かと言って12歳になる息子が5−6歳の子に混じってやるわけにもいかないし、

どうしてもというのなら、プライベートで先生をつけて、ある程度基礎を固めてから

グループに合流・・・というのが最終手段の模様。


だから、周りのキウイの子たちは「クリケットの試合があったから柔道に遅れて、

柔道の後は急いでラグビー」なんて、とんでもないスケジュールで色んなことをしているのicon_eek.gif


数年前に、ママ友に「この国は、ある程度の歳になってから1から始めるのは無理な

スポーツが多いから、とりあえずかじらせておくべき!」と言われたのが急に思い出されました。

あのときもっと真面目に検討していれば〜!


今からでも遅くなさそうなスポーツを、息子が興味を持つ限り色々させねば!と

変な方向に焦り中の中学生母です。








【先生】ストライキで学校なし

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Filed under チャイルドケア・現地校・語学学校

日本のみなさんが聞いたら「そんなのあり?!」って驚かれそうですが、

先日ニュージーランドの小・中学校の先生たちがストライキをおこし、

一日学校がない・・・ということがありました。

先生たちが求めている主なものは、

●給与の見直し

●仕事量の見直し

●教員不足問題の改善

●特別支援児補助の増額


などです。


現在、特にオークランドでは教師が不足しています。

というのも、オークランドの住宅価格と物価の上昇により、

教師の給与のみで満足な生活をすることが難しく、地方のもっと生活費が安く済む

ところに先生たちが流出してしまっているのです。


また、ニュージーランドの教育システムは、障がい児なども通常級で一緒に学ぶ

「インクルーシブ教育」。また、教室内ではそれぞれの科目でレベルごとのグループ

子どもたちを分けて、より適切なレベルで確実に学べるようになっています。


ただ、この教育方法は、子どもたちにとっては理想的であっても、

先生方の負担が大きいのが事実。


我が家の娘のような障がいを持つ子がクラスにいれば、その子のケア、

またその子のためのプログラムを考えたり、障がいについて勉強もする必要が出て来ます。

さらに、同じ科目でもいくつものグループに分かれて、それぞれ別の内容で勉強をするため、

取り組む内容もレベルも違うものを計画し、限られた時間の中でそれぞれのグループを回って

教えなくてはいけないため、特に低学年のクラスは担任の先生以外の補助の先生が何人かいないと

成り立たない状況です。


毎朝登校時の見守りから、夕方遅くまでの部活の顧問をする日本の先生方と比べたら

「ニュージーランドの先生は恵まれてる!」と思うかもしれませんが、

ニュージーランドの他の職種や待遇と比べたら、先生という職業の負担と環境は、

もっともっと優遇されるべきだと、大多数の保護者たちが感じています。

実際、週末や放課後の学校行事などもあるし、夜間すごい時間に先生からメールが来ていたり

するので、実働労働時間も相当だと思います。


なので、丸1日学校が休みになったストライキでしたが、

保護者たちは概ね「先生頑張れ!支持します!」の声でいっぱいでした。

そして子どもたちはもちろん「イエーイ!学校休みだ〜!」ですよねicon_biggrin.gif




【情報量】月食/少ないのは良いことか?

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Filed under NZ生活

日本で生まれ育った私ですが、ニュージーランドでの生活は

とても心地よいと日々感じています。


過去に色んな国で旅行を含め、長期滞在や生活をしてきましたが、

ここまで「心から落ち着ける」場所は、ニュージーランド以外で出会ったことがありません。


理由を考えてみると、もちろんひとつではなく、

ある程度アジア人や移民が多いこと、

なんとなくキウイの価値観が(欧米人と比べて)日本人に近いこと、

親日的な人が多いこと、子育てに優しい環境であること、

など色々ありますが、もうひとつ最近感じたことがありますusagi.gif


それは【情報が多すぎない】ということ。


それを感じたのは、先日の月食が見られるという日。

日本ではこういうとき、「全国民がこの話題を口にしてるんじゃないか」

と錯覚するほど、テレビでも雑誌でもこぞって特集する傾向を感じます。


ニュージーランドは全国ネットのテレビ局数は片手に入るだけ。

そしてそれぞれの局が、よほど大きいニュースでない限り、

独自の色を前面に出したニュースをピックアップしているように感じます。

なので「全局同じニュースが1日中流れている」ようなことは、まずありません。


キウイの人々が話すことも、とてもランダム

「あれ見た?私も見たー!」の大多数に共通のやりとりがあるのって、

ラグビーとヨットレースの時くらいicon_biggrin.gif


だから、週末朝7:00という、とても参加しやすい月食予想時間だったにも関わらず、

空が360度見渡せる絶景スポットに見に行っても、これだけの人数icon_eek.gif

来ていた人たちは、みんな個人での参加で、でもいつの間にか「見えそうだぞ!」

「あーやっぱり雲があっちから来てるからだめそうだ・・・」と話し始める感じで。

そしてお話ししていて、みなさんかなり天体系に詳しい(もしくは大好きな)方々みたいで、

私たち親子みたいに「こういうイベントは参加しておきたい!」な”とりあえず派”がいないところも、

日本とはちょっと違うなと感じました。


その後、NZ在住の日本人の友人たちに「月食見に行ったんだけど・・・」と言ったら

「知らなかったー!」とみんな言っていて。


私たちもたまたまFacebookで見なかったら知ることも、行くこともなかったけど、

でもこれくらいの情報量の中で生きているのが、(がめつい)私には心地よいなと思いましたicon_lol.gif

だって、情報を手に入れちゃうと「やらねば負け」と感じてしまうのですkao-a20.gif


ちなみに、月食は上記の写真でお気づきの通り、厚い雲がかかっていて、

なーんにも見えませんでしたよkao-a14.gif




【中学生】ディスコファッションに大きな変化

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ここ数週間は、どこの学校も「ディスコラッシュ」です。

冬の寄付金集めのイベントとして、なぜか全国の学校が同じような時期に 行ないますheart02.gif


我が家は中学生と小学生がいるため、2日連続でのディスコkao-a11.gif

小学生の間は、ディスコとなると「髪を◯色にスプレーして欲しい」と言われたり、

「パーティーショップで派手なサングラスと帽子買って!」などと頼まれていましたが、

中学生となるとどうやら様子が違うらしく・・・。

母は、いつもの調子で(しかもイベント好きなので・・)パーティーショップで

色々買い込んだのに・・・

こういう格好で行くんだって〜kao-a14.gif

どうやらこのお年頃のボーイズは、ダークカラーのフーディー(パーカー)

細身のデニム、そしてスニーカーというのがお好みらしい。


時間も中学生となると一気に遅くなって、19時開始の21時終了

この日一緒にいったお友達は、19時就寝時間の子もいたりして既に眠そうでした。(笑)

こんなプリクラみたいな機械が中にあったようで、大人気だったらしい。

とんでもない爆音と、派手なライティングで、もう普通のナイトクラブと同じでしたkao-a17.gif

ご近所のみなさん、あのとんでもない音量によく耐えてくれたな・・・。



【発達障害】教室内サポートの状況

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最近はあまりアップデートしていませんでした、
6歳の発達障害の長女についてusagi.gif

実は今年2年生に上がり、お勉強の面でも、心の発達の面でも、
他の同じ歳の子たちとの差がどんどん広がってきたのを娘本人も恐らく感じており、
日々きついなと色んな意味で感じていました。

娘には一日1時間の補助の先生が、政府からの補助金によってついています。
ただ、「もう少しあれば、今の伸び盛りの娘の学力と自信が伸びる気がする」と個人的に
感じていたため、1学期と2学期の間は、私が毎日補助として、大体一日3時間、
多い日にはほぼ一日補助の先生(ティーチャーエイド)としてクラスにいました。

ただ、娘もその状況に慣れてきてしまい、私が同じ空間にいることで
悪い意味で甘えるように。

そんな「これ以上どうしようもない」状況になったのを、
クラスの保護者たちが知り、毎日「誰かがクラスに入る」状況
自主的に作り出してくれましたkao-a09.gif

こんなときいつも印象的なのは、みんな「私が子どものとき周りに同じような子がいたから、
様子は分かるよ!」と言って、障害を持つ子を助けることに慣れていること。
また、気負いせずに接してくれること。

そしてお母さんのうちの1人は「私は学習障害を持っていて、自分がずっと助けてもらっていたから、
私もさせてほしい」と伝えてくれて、この国が長い間取り組んできた「インクルーシブ教育」の成果が、
こういう場面でも発揮されていることを目の当たりにしています。

そんな有り難い環境で乗り切った2学期、ただ私としては「この状況に甘え続けられない」
と思い、学校と教育省(Ministry Of Education=MOE)に「なんとかもう少し補助が必要」
とかけあいましたが、やはりそんな簡単な話ではなくkao-a14.gif

そこで新たに提案されたのが「自費で補助の先生を付ける」ということyotuba.gif

「そんなことできるの?!」公立学校からの提案に驚きましたが、
結局今すでに1時間付き添ってくれている先生に、他の時間もお願いできることになり、

より多くの助けを得るようになった娘の学習意欲はぐんぐん上がって来ているのを感じますkira01.gif


クラスメイトたちは男女共に、娘にはゆっくりと簡単な言葉で話してくれるし、

お休み時間や放課後は一緒に過ごして、悲しそうなときは色んな方法で励まそうとしてくれるし、
大変なことは相変わらず多いけど、「少し違うけど受け入れてもらっている」気持ちを感じられることが、
この国にいて、なにより幸せなことだなと感じます。

私もこの国に恩返しができるよう、色々頑張らないといけないですねhare.gif

【プレイデート】親のコミュ力・情報量が試される

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さて、冬休み2週目。いよいよ最終週です。

先週の「どこにも行きませんでした」なブログに、
元【ピリ辛留学】生徒さんで、現在はNZで私のママ友でもあるKさんから
「うちだけじゃないんだって励まされました」と思わぬ反響をいただいたので、
今週も「生活感丸出し」ブログでいってみたいと思いますheart02.gif

先週たーっぷり休んでパワーを蓄えた私は、
今週は早起きしてお弁当作るよりも、旅行に子ども2人連れて行くよりも
ある意味疲れる「プレイデート」をほぼ毎日入れてみましたkao-a11.gif

なんて言っても、14歳未満の子を野放しにしておくことは許されないこの国、
11歳の長男のお友達と遊ぶ際にも、その保護者に「明日〇〇うちに来ない?◯時から◯時まで」
「行きはお迎え行けるけど、帰りはお迎えお願いできる?」「ランチはうちで適当に食べさせるよー」
とか綿密に連絡を取らないといけなくて、正直私にはパワーが必要な作業kao-a20.gif

そして、6歳の長女は、子どもだけで預かる場合もあれば、親も一緒に来てもらって
子どもたちを一緒に遊ばせる間にお茶とかランチとかしたりhare.gif

こんな風に年齢によっても、一緒に遊ぶお友達の親との関係によっても、
色々やることが変わってくるので、意外と頭を使うプレイデートのセッティング

あとは複数人呼ぶときは「Aくんのママはこの前”Bくんとはあまり遊ばせたくない”と言っていたな」
とか記憶を手繰ったり、「Cちゃんはつい昨日弟が2人とも嘔吐したとお母さんがSNSに載せていたから、
明日呼んでもダメになる可能性があるな」とか、「長男のお友達Dくんは妹がいるから、長女のお友達を
わちゃわちゃ呼んでもうまくやってくれそう」とか、いーーっぱい考えながらカレンダーとにらめっこして、
携帯片手に色んなお母さんとやり取りをして。

こんなことを何日分もしていると、
「NZのお母さんたちはきっとみんな芸能人の優秀なマネージャーになれるに違いない」
と思ったり。

私だけがこういうのしているのではなく、携帯で連絡取りながら、みんなお互い自分のスケジュール帳
とにらめっこしてお互いあーだこーだ相談し合いながら、時に予定が何度も変わったりして、
なんとか無事にプレイデート当日を迎えるのですicon_lol.gif

11歳の長男はお友達が来ると、大体午前中はゲームなどのデバイス系
6歳の長女プレイドー(粘土)やお人形遊びをお友達として、
午後はみんな一緒に公園にプールにトランポリンに・・・と外のアクティビティ系
連れ出すというのがお決まりの流れでしたusagi.gif

これも、天気予報(あまり当たらない)とか、子どもたちの体調やテンション
を見て臨機応変に動くことと、オークランドの情報量が試されます。
11歳と6歳児両方に楽しんでもらうために、高速に乗って遠くの公園まで行ったりもf01.gif

あとは6歳の発達障害の娘は、お友達とコミュニケーションを取るのが難しいこともあるので、
パンやお菓子作り、シャボン玉やスライムなどの「一緒に遊びやすいもの」を用意して、
時に私も一緒に入って遊んだりするので、プレイデートがある日は私は大忙しなのですkaminari.gif

オークランドから出ない、一見地味なホリデーでしたが、
友達やママ友たちとの仲を深められた、充実したホリデーとなりました。
さあ、3学期も頑張っていきましょうkaeru.gif

【冬休み】することない暇なホリデー

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ニュージーランドの公立学校は、2週間の冬休み中です。

今回は、びっくりするほどのんびり(グダグダ?)なお休みを過ごしていますが、
親にやる気がないと、子どもも付き合わされてしまうという悲劇が起きますkao-a13.gif

日本では、親がどこかに連れて行ってくれなくても、
宿題したり、勝手に友達の家に行ったり、その辺フラフラしたり、
と「子どもだけで暇つぶし」をできるかと思いますが、
NZでは法律で「14歳未満の子どもを、保護者の保護が届かない範囲にいさせることはNG」
と定められています。

そのため、我が家の12歳と6歳の子どもたちを家に置いて「ちょっと牛乳買って来るね」
もダメだし、下の子だけを連れて公園に行く事もダメkao-a11.gif
なので、ホリデー中は中学生持ちの家の親でさえ「はあ、ホリデーどうしよう」
となるのですkao-a10.gif

我が家は予定していた旅行が急遽キャンセルになり、ぽっかりと空いてしまった
1週間・・・heart07.gif

大きな柔道大会に参加するため、南へ3時間ほどのTaurangaへ行ったり、


途中、こんな美しい景色が続き感動しましたが、子どもたちは退屈・・・


お天気が良ければスクーター持って公園に行ったり、


もうとりあえずなんでもいいからその辺の自然ありそうなところに放り込んでみたり、


雨の日は映画
ホリデー中、子ども向けの映画は安く見れたりしますが、ポップコーンが異常に高くて
結局はとても高級な娯楽になるというkao-a14.gif

そして、どれもこれもぜーんぶ大人が付き添わないといけません
映画を見てる間はもちろん、木の枝でチャンバラごっこをしている間も・・・。
そして基本的に「5歳差異性兄妹」が満足する場所を見つけるのにはとても苦労。

日本みたいに、別々に「遊んでくるー!」ってそれぞれのお友達と遊んできてくれれば楽なのに、
そういうのもぜーんぶ親同士で連絡取り合ってセットアップをしなくてはいけなく、
もうそういう気力がないときはなーーんもないお休みになるのです。


宿題も出ないので、これも親にパワーがないとなーーんにもない状態にkao-a20.gif

そして日本ではお母さんの味方・定番の「そうめん」は、
この国では「ピザ」と「フィッシュアンドチップス」になります。
でも子どもたちは何度食べても飽きない模様なので、良しとしますか!

お兄ちゃんが早く14歳になる日(そうなると下の子と一緒にお留守番可)を夢見て、
今日もスーパーに子どもたちを引き連れて行った我が家です。