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【NZ発】6歳児対象の特別学習プログラム②

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先週のレポートで、NZ発の「リーディングリカバリー」プログラム
ついてお伝えしましたが、とても興味を持っていただいたようなので、
今回はその続きとして、実際の授業の流れをお伝えしますusagi.gif

リーディングリカバリーは、週5日(つまり毎日)一日30分
宿題でも毎日本読みとカットアウトストーリー(これは後ほど出て来ます)
のが出るので、親の協力が必須とされています。

まず専門の先生が教室に来て生徒を連れ出し、
リーディングリカバリー専用の教室に行きます。
ここには他の生徒がいないので、丸っきり1対1になれるため、
普段のクラスでは集中が続きにくい6歳児でも、ここに来ると驚くほど集中するとかkao-a17.gif

最初に前日に既に読んだ(つまり内容も単語も知っている)本
復習と、そして自信を付ける目的でスムーズに読み流します。

次に、もう一冊過去に読んだことのある本を読みます。
忘れている単語があれば、その場でフォニックスを使って単語を思い出し、
本を全て読み終わった後に、もう一度確認でその単語が含まれた文章に戻って読みます。

その次は、“Eye coordination”(目の動き)のトレーニングの一環として、
ホワイトボードにある4〜5種類のアルファベットのマグネットを、
それぞれのグループに分けます。

私が見学をした日はl, c, v,b,dを使っていましたが、毎日変えるそう。
ひとつのアルファベットにつき5個ほどあり、それがぐちゃぐちゃに混ざった状態で
貼ってあるので、子どもがせっせせっせとそれぞれのグループの丸の中に入れて
分けていきます。

しかもすごく急かされるので、かなり瞬発力が鍛えられそうです。
先生によると、これはあえて急かして目の動きのスピードアップを図っているそう。
これにより、鏡文字なども減るようです。

お次は、先ほど読んだ本の中から印象に残った内容を先生と話し
(「話し合う」というよりも、子どもがコメントを2、3個ポツポツ言う程度)
その中から先生がピックアップした1文を、今度はノートに書いていきます。

この日娘が言った文章は、
“Little Bulldozer rescued the big truck.”

というもので、Littleは書ける、でもBulldozerは初めて書く言葉だったので、
先生が「まず”Bull”から書いてみよう」と言って、□を3つ書きました。

そして“B”, “u”,”ll”と娘が発音しながら
□に指を沿わせて音の高低を確認
し、次に鉛筆でBullをいれるところに
たどり着き、見ていた私は感動。

その次はdozerのために□を4つ書いて
フォニックスでスペルを入れていくので、“er”のような2つで1セット
の音のスペルはひとつカウントになります。)、同じ流れをたどったら、
娘は自力で”Bulldozer”のスペルを完成させることができました!

そして“rescued”に関しては、(今のフォニックスレベルでは
正解にたどりつくのが難しいため)先生がcuedの部分を完成させ、
“truck”は”truk”と最初に作ってしまったため、
先生が「音としては完璧なんだけど、この場合は”c”が間に入るよ〜」とお手伝い。

こんな風にしてできた文章を先生が書き
その書いた紙を今度は”Little” “Bulldozer” “rescu” “ed” “the” “big” “truck” “.”
に分けて切り、ごちゃごちゃに混ぜます

そしてそれを娘がもとの順番に直し、声に出して読みます

これを宿題に持ち帰ってきて、もう一度家で組み立て直し、
ノートに糊で貼って、新単語”bulldozer”と”rescued”を書く練習をするのです。
これが「カットアウトストーリー」の一連の流れです。

最後にもう一冊、新しい本を読みます。
最初は先生が各ページの大事な箇所だけぱーっと読みながら、絵を中心に、
「物語の理解」を促します。
その次に、子どもが自分で読んでいきますが、知らない単語で引っかかったら、
通常のようにフォニックスを使って単語を解読します。

これはまた明日、レッスンの最初に読み、
そしてそれが明日の宿題になるというのが流れです。

驚くのは、この全部を30分ピッタリでやり切る事!
なので、先生は説明の言葉を噛む事なく、「息してる?」ってくらい
すごい勢いで進めていくので、私も圧倒されながら見ていました。
この勢いで、30分という短時間に凝縮されているから、6歳児も集中して
毎日続けることができるんでしょうね。

実はどれも家でできることなので、よかったら家でどれか取り入れてみてくださいheart01.gif

【NZ発】6歳児対象の特別学習プログラム

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ニュージーランドは世界的に見て小さな国かもしれませんが、
実は、世界的に広く認められている学習プログラムには、
「NZで作られた」ものがいくつも存在するのですkira01.gif

そのひとつがReading recovery(リーディングリカバリー)という、
読み書きの力(リテラシー)を伸ばすプログラム。

面白いのは対象が誰でもというわけではなく、
「(5歳の誕生日学校入学から1年ほど経った)6歳の誕生日を迎え、
その時点でより遅れが大きい子から順に
」受ける権利をもらうプログラムなんです。

なので、クラスから何人かが選ばれ、1人1日30分のプログラムを、
専門のリーディングリカバリーの先生に連れられて、
別の教室に行って「1対1」のレッスンを受けます。

この先生はもちろん専門知識を持った先生で、私立公立ともに大多数のNZの小学校に
常駐していますが、ない学校ももちろんあります。

プログラム自体は最長20週間で、それ以前に「年齢相応のレベル」に達すれば
そこで終わり途中10週間目で先生側が生徒の参加態度
(6歳児なので、どうしてもやる気が出ない、プログラムの適性に合わない子もいます)や、
到達スピードを見て「プログラムに見合わない」と判断
されてしまうと、その子もそこで終了となります。

どうして6歳児相手にここまで厳しい適性が求められるかというと、
なんといっても専門性の高いプログラムなので、予算がかかる
1対1のプログラムなので、対応できる数が限られる、ということからも
「合わない子に無理矢理参加させるならば、次に待っている子に」
という現実があるのです。

我が娘は発達障害のため、実はそのプログラムのクライテリアに適合せず、
順番待ちリストにも載せられていませんでした。
ただ、私がそのプログラムに興味を持って、娘のやる気の波を見て学校に
熱心にお願いしたところ「障がいのある子にこれをした例はありませんが、
とりあえずやってみましょう。」と入れていただけることに。

娘の年齢相応のリーディングレベルは19
大体のリーディングリカバリーに来る子は、10前後らしいですが、
娘のスタート地点はレベル4。相当下からのスタートです。

本来の本読みの宿題は、クラスからはせいぜい1〜2冊。
週末はありません。

リーディングリカバリーからの宿題は毎日2〜3冊
週末もあり、ホリデー中は10冊以上を持ち帰ってきました。
こうして、家での相当なサポートも要求され、この部分の協力がない場合も、
「適合しない」と判断され、途中で中止となります。

娘はレベル4スタートで、6週間終わった時点でレベル8まできました。
今までリーディングリカバリーを受けた子の親たちは、全員口を揃えて
「リーディングリカバリーは本当にすごい」と言っていたけど、
私も先生がどんな魔法を使っているんだろうと思うほど、毎回驚いています。

最初は指を使ってひとつひとつ単語を読んでいた娘も(1年生の間はその読み方を
推奨されています)、指を使わずにスムーズに読む方法に移行できました。

リーディングリカバリーでは、音読以外の宿題も毎日出ます。
それはまた今度お伝えしますね!

【春休み】自然と商業施設とどっちも!

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2週間の春休み、後半戦です!

前回は「ビーチや公園でのキャッチアップ」について取り上げましたが、
今回はそれ以外のパターンについても書いてみますhare.gif

キウイのお母さんたちは、総じて「自然大好き!」がお決まりki.gif
(もちろんそうじゃない人もいると思いますが、住んで13年出会ったことがありません)

なので、春と夏のホリデーは、ほぼ毎日ビーチ、トレッキング、
公園に、ボートに乗って(もちろん自家用)沖に出てみたり「自然たっぷり」派が大多数kira01.gif

私の場合、自然も好きなんだけど、モールも好きだし、
商業施設に連れて行くのも楽で好きicon_biggrin.gif

だから時々はおもちゃ屋さんで開催されているレゴイベントに行ったり、

これ、完全無料で「ゴーカートを作ろう」イベントだったのですが、
作ったものを持って帰っていいという太っ腹イベントheart02.gif

どこのモールでもホリデーには企画されるイベントに予約を入れたり、

この日はドーナツ屋さん主催の「ドーナツにデコレーションしよう」イベントusagi.gif
ドーナツはお店で売ってるのと同じもの!

あとはおなじみ、トランポリン施設。
ホリデー中は比較的大きい子も増えるので、小さい子にはちょっと危ないときも。

そして、オークランドから北へ30−40分北へ行った、
チーズで有名なPuhoiのカフェへspoon02.gif

実は時間つぶしのために寄った予定外のスポットでしたが、
次はお天気の良い日にここだけのために来てみたい!と思いました。

お天気だけど、小雨がぱらついていてプレイグラウンドに出られず残念icon_cry.gif

チーズが眠ってます。味見もできます♡もちろん購入できます!

大多数の子はクッキーよりも中のアイシングに興味を示しますが、
我が子はアイシングをこそげ落として食べます。もったいないkao-a14.gif

今度はお天気の良い週末、家族でランチをしに来たいですspoon02.gif

今回の2週間のホリデーは、自然も商業施設もお友達のお家も
とても良いバランスで心が満たされるお休みとなりましたkira01.gif

次は12月に始まる6週間のクリスマスホリデーです。
それまで健康に気をつけて走り抜けますyotuba.gif

【春休み】転校が多い国のホリデーの過ごし方

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ニュージーランドの小中学校は2週間の春休みhare.gif

今回は、ある意味「とってもニュージーランドらしい」過ごし方をしています。

それは久しぶりに会う友達との「キャッチアップ」heart01.gif
キャッチアップとは、その名と通り「近況報告」みたいな感じで、
「最近こんな感じ〜」と会って話すこと!

そのキャッチアップが、どうして「ニュージーランドらしい」のかというと、
この国は引越し・転校が日本よりもずっと気楽で頻繁だからicon_lol.gif

オークランドにいる周りの人をみると「生まれた家と同じ家に一生住む人って、
なかなかいない
んじゃ?」と思うほど、みんなしょっちゅうお引越し
同じエリアにこだわる人も入れば、同じオークランドだけど結構離れたところ、
もしくはいきなりオークランド外に引っ越しちゃうパターンとかも、正直驚かないくらい頻繁。

だから学校でも、転入・転出はしょっちゅう経験しているので
受け入れる方も、受け入れられる方もお互い慣れっこで、
転校生だから「わー!」と注目が集まることもそんなになく、自然に入り込んで行く感じなんです。

そして、ホリデーとなると「前の学校のお友達」とか
「引っ越していっちゃったお友達」と連絡を取り合って
「会おうよ!」となるのが定番heart01.gif

今週のホリデー中のある一日は、
午前中海外に引っ越しちゃったお友達が数日だけ遊びに来るというので会って、
午後は前の小学校のお友達のお家にお邪魔して、
昔の写真を見ながら懐かし話で盛り上がる、なんてキャッチアップ盛り沢山の一日kira01.gif

他に「ニュージーランドらしい」のは、まだ初春(最高気温15度ほど)なのに、
翌日の天気が良さそうなのが分かると、誰かしらから「明日ビーチ行く人?!」と集合を呼びかける
連絡が来ることicon_eek.gif

今日はまさにそんな日で、まだ長袖を着ないと寒い気温だったけど、
太陽がまぶしい日だったので、クラスメイトたちと近所のビーチに集合f01.gif

水がものっすごい冷たかったけど、子どもたちはお構いなし。
普通に身体も水に漬かってました・・・。

キウイのママたちは、夏場はほぼみんな「ビーチ道具」を車に乗せてるとかicon_cool.gif
だって、みんな放課後学校から直接行ったりしますもんねicon_biggrin.gif

この季節の定番集合場所は、公園かビーチでのピクニック
やっぱり屋外が好きなんだなー、みんなhare.gif

【制服】私服登校がご褒美です

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ニュージーランドの学校は、来週から2週間の春休み
最終日は多くの学校で「私服登校」だったようですkira01.gif

「私服登校」=Mufti dayには色んなパターンがあって、
「ご褒美」としての私服がまずそのひとつ。
良い行いをしたり、スポーツやテストで上位に入るとポイントが入って、
その合計によって「最終日私服!」というパターンがお決まりですte02.gif
このポイント制度についてはまた別のタイミングで触れていきますねusagi.gif

もうひとつのパターンとしては「チャリティ」目的。
単純に「学校の花壇をアップグレードしたいので」とか、まあ理由は大なり小なり
さまざまですが、子どもたちは私服を来て、なぜかその代わり
ゴールドコイン($1か$2)を寄付として持参するのです。
まだしっくり来ない、この制度。(笑)

今回上の子は「ご褒美Mufti」で、下の子は「チャリティMufti」でした。

下の子の学校は、Red nose dayと言って、
子どもたちの健康(病気)のための研究チャリティでした。

なので、その日の指定は「赤い格好」hare.gif

ゴールドコインを握りしめて、全身赤で登校heart01.gif

この日はバッジや赤い鼻なども販売されて、子どもたちはさらに楽しい!

もちろん「うちは支持しません」という子や家庭もあって、
そこは結構はっきりしてます、キウイ。

でもこの日は「子どものためのチャリティ」ということもあって、
全校ですごい盛り上がりに。
400人ほどの小学校で、$1,500近い額が集まったとかicon_eek.gif

チャリティ文化、こうして子どもの頃から身近に触れていっています。

【元・ピリ辛生ママ】息子のチャイルドケア選び②(次男編)

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前回に引き続き、今回も【ピリ辛留学】卒業生で、

現在はオークランドから約2時間南にある、

ケンブリッジという町で6歳と3歳の男の子たちの子育てを

しているKYOKOさんからのレポートですusagi.gif

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さて、次男はというと、2歳から長男と同じプリスクール週二回午前のみ通い始めました。

2歳だと早すぎるとも思ったのですが、兄弟で同じところに通う経験をさせたくて、

それにお兄ちゃん大好きで、先生もお友達も顔なじみだったので、

すんなりと通い始めることができました。


その間に兄弟の絆も深まり、長男のお友達もよく世話をしてくれて、

初めて家族以外の人と生活する場所としてはベストだったと思っています。


しかし、長男が小学校に行き、半日から1日保育になり、

一番なついていた先生が退職され、さらに日本に一時帰国をして、、

といろいろ重なったためか、プリスクールに行くのを嫌がるようになりました。


夜早く寝かしつけて十分睡眠をとらせたり、「プリスクール行けたらこれ食べていいよ」

とお菓子の交換条件を使ったり、いろいろ試してみましたが、

自我の発達してきた3歳児は頑なに拒否し、入り口で私の足につかまって離れない日々。


そこで、試しに公立幼稚園に見学に行ってみると、次男の目が輝いている!

また公立幼稚園は長男の小学校と同じ方向送迎が楽なこと、

公立幼稚園から同じ小学校に上がる子が多いこともあり、かなり悩みましたが、

総合的に考えて転園を決めました。


いろいろ経験して、幼稚園・デイケア・プリスクール

どこも一長一短ありますが、どのチャイルドケアでも、

ニュージーランドのNZの就学前教育指針「テ・ファリキ」に基づいた教育を行っているので、

ひとりひとりの個性を大事にしている点は同じだと思います。


とはいえ、帰宅前の数十分は、「マットタイム」や「サークルタイム」という時間があり、

先生が絵本を読んだり歌を歌ったりして、子供たちは座っています。


チャイルドケア選びは、「子供にあったところ」という大前提があるものの、

親である私の意向もかなり入ってるなあ、と感じます。

そのため、親の都合で転園すること、お世話になった先生方に罪悪感を感じたことも

何度もあります。でも、子供は大人が思う以上に親の情緒に敏感に反応していて、

親が笑顔でハッピーでいることが子供の笑顔につながる!ということを痛感しているので、

親が満足できる場所というのはとても大事なんじゃないかなあ、と個人的には思っています。

また、入園卒園の時期がバラバラなニュージーランドではしょっちゅう園児の入れ替わりがあり、

日本より転園することに皆が寛容なのかなあ、と感じています。


ピリ辛卒業生、ということで、英語力についても一言。

あくまで私の場合、ですが、子供がチャイルドケアに通い始めてから

英語で説明しなければいけないこと英語で理解しなければいけないことが格段に増えたと思います。

それに、私の判断で子供の人生が決まる(とは言いすぎですが)と思うと、

適当には判断できないし、ママ友からの情報は有意義ですが最終的には自分で理解して

決断しなければいけないことも多いです。


また、保護者や先生は私の英語に寛容でも、子供は時に素直で残酷で、

4歳児から”She is speaking funny English.”と言われたこともあります。

私のせいで子供が傷つくかも、、と思うと、

自分だけのために英語を勉強しているときよりもがんばれているような気がします。

とはいえ、6歳の長男には、発音を直される始末。。

まだまだ、英語の勉強に終わりは見えません!!

【元・ピリ辛生ママ】息子のチャイルドケア選び①(長男編)

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今回のレポートは、【ピリ辛留学】卒業生で、

オークランドでは医療通訳として活躍、その後結婚と出産を経て、

今はオークランド郊外のケンブリッジで生活をするKYOKOさん

レポートを書いてくれましたhare.gif

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こんにちは。【ピリ辛留学】卒業生のKyokoです。

ピリ辛留学を卒業してから早10年以上の月日が経ち、オークランド生活を経て、

現在はオークランドから車で約2時間ケンブリッジという街で、

6歳と3歳の2ボーイズのママをしています。

今回は、2人のチャイルドケア選びについて、私の経験談をお話しします。


長男は、3歳になる直前公立幼稚園に入園しました。

一番の理由は、私が2人目が生まれてから心身ともに疲れていて、

長男と離れる時間が少し欲しかったから。


通常公立幼稚園は空き待ちで3歳半から4歳から入園できることが多いのですが、

幸い学区外でしたが入れるところを見つけました。

慣れるまでは別れる時もお迎えの時も号泣でしたが、

約半年初めての英語環境でいろいろ経験しました。


いい先生にも恵まれていたのですが、学区外で家から離れていたことと、

6週間の夏休みに入ることから、休み期間中も預かってくれる近所のデイケアに転園しました。

デイケアはできたばかりだったので、施設もおもちゃも新しく清潔感あふれており、

親としては安心でした。また、毎日のおやつを提供してくれたり、イベントがたくさんあったり、

子供もデイケアを楽しんでいました。


しかし、引っ越しを機にまた転園することになりました。


そして3つ目のチャイルドケア

もともとパズルや本読みなど、一人で室内遊びをすることが好きだった長男

それを見抜いたHarukaさんに「モンテッソーリ向いているんじゃない?」とアドバイスを受け、

引っ越し先の近所にあったモンテッソーリのプリスクールに見学に行きました。


そこで今までにないくらい目を輝かせていたのを見て、直観で決めましたが、

これが大正解で、卒園まで一度も嫌がることなく楽しく通いました。


モンテッソーリほかのチャイルドケアと違うと思ったのは、

個々の活動を重視するという点。

例えば、パズルをすると決めたら自分専用のマットを敷いて、

そこにパズルを置き、飽きるまで遊びます。

その間はその子の活動を邪魔しないというルールがあるので、集中して遊ぶことができます。


ある本で、3歳児にシェアすることを要求するのは難しい、と書いてありましたが、

強い子に横取りされることが多かった長男は、性格的にも言語的にも言い返せず、

手が出てしまったこともあります。

家でも0歳の弟に邪魔(弟は邪魔しているつもりはないのでしょうが・・)

されていた長男にとって、この環境はとても心地よかったようです。


また、ニュージーランドのチャイルドケアでは

3歳以上の保育料に対し20時間無料という政府の補助があり、

モンテッソーリでは完全無料ではないものの、

わずかの自己負担で通えることができたのも助かりました。


次回の「チャイルドケア選び②(次男編)」に続きますhiyoko.gif

【誕生日】お家で放課後パーティー

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Filed under NZ生活

先日、娘が7歳の誕生日を迎えましたheart02.gif


学校に行くと“Happy Birthday”のバッヂをつけてもらって、

一日中色んな人に”Happy Birthday!”と声をかけてもらえるそうusagi.gif

あとは、小包装のお菓子を持参して、クラスみんなに配るのがこの国のお決まり!

カップケーキを持って行くところとか、食べ物禁止の学校もあるので、

周りのお母さんたちや先生に聞いてから持って行きますkinoko02.gif

今年は娘リクエストの「カエルチョコ」

20人ちょっとのクラスなので2袋持参。


そして放課後、招待した5人のお友達と共に我が家へf01.gif

とりあえず風船があれば、勝手に遊んでくれますicon_lol.gif

ヘリウムタンクをレンタルしたり、購入したり(確か20個くらい膨らませる

量のものが45ドルくらいで売っています)、パーティショップでヘリウムを入れて

もらう(このサイズはひとつ2−3ドル)こともできますが、

今年は準備の時間が限られていたので、普通の空気を入れましたがこれはこれでOKyotuba.gif

お決まりのピニャータも外せませんhiyoko.gif

ピニャータは入れ物を買って、自分で中に飴とかチョコとか入れます。

私はスイーツばかりたくさん入れたくなかったので、かわいい形の消しゴムとか、

小さいおもちゃとかもゴロゴロ混ぜましたicon_wink.gif

今年のテーマは「頑張りすぎない」ことkinoko03.gif

去年、30人を越えるお友達を招待して「披露宴か!」とつっこまれる

大規模パーティーをしたので、反動です。(笑)

このパーティーで揃えたもの、全てKmartLook sharp(パーティーショップ)、

スーパーで揃います。こだわらなければKmartかLook sharpかどちらかで済みます。


そんな感じで、去年とは規模も準備もかなり省エネなパーティーでしたが、

子どもたちのハイテンションぶりは変わらず、みんなハイパーに楽しんでくれました。

お母さんはぐったり・・・!


放課後プレイデートの延長的なお誕生日会、気楽でいいな!

と新たな発見をした一日でしたheart01.gif


【鉄道・車】MOTAT(交通博物館)へ

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先日、シティ中心街から車で15分ほどの、

MOTAT(Museum Of Transport And Technology)に、

11歳長男と6歳長女を連れて行って来ました。

息子が幼稚園・小学校低学年の頃、5年程前まではもう少し頻繁に来ていたんですが、

なにしろ車にも電車にも興味ない私にとっては「退屈でしかないけど、子どものために!」

的な場所でしたkao-a20.gif

そして、車大好きな息子が「超絶楽しい!」感じだったかというと、そこまででもなく、

当時のイメージは「とりあえず古くて大きな車とか電車が展示されてる博物館」でした。

なので、その後しばらく、下の子が女の子で車などには全く興味を示さない子だったため、

足が遠のいていましたが、お楽しみイベントをしているという週末に行ってみたら・・・

あらまあ、5年前とは比べ物にならないくらい楽しいkira01.gif

この日は馬車も走っていて、娘は乗馬をしたことはあっても、

馬車は初体験heart01.gif

“Carriage”という新しい単語とともに、また新しい経験が増えましたenpitu02.gif


中には「科学とテクノロジー」が学べるスペースが設けられていて、

ちょっと脳トレ的なパズルがいっぱい並べてあったり、

小さい子に大盛況だった、立体ブロックもあり、

体験しながら「力学」を学べるバラエティ豊かなしかけの数々と、

「宇宙工学」を子どもに分かる様に説明した(それでも相当難しいけど!)

ビデオや展示も。ロケット発射の模様に、子どもたち「おおおおお!」icon_eek.gif

もちろん、電車系も充実。

実物大のかつての電車の展示から、博物館外周を走るトラムもあります。

私はこの走る鉄道模型に夢中にicon_biggrin.gif

ちゃんと日が登ったり沈んだり、一日が表現されていてhare.gif

まああとは、かつての町並みが再現されているのが「素敵〜」

と思いましたが、子どもたちは興味なしicon_mrgreen.gif


かつての記憶では「1〜2時間つぶせればOK」な場所だったので、

その後予定を詰めてしまっていましたが、今のMOTATなら一日いられるなーicon_inu.gif

トラムに乗って行く別館の方には飛行機の展示もあるので、そちらも今度行ってみようf01.gif




【習い事】狭く深くは失敗だった?!

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現在中学生の息子。

現在の習い事は【柔道】のみ

息子はどうやら「浅く広く」が苦手なタイプのようで、

サッカーを習っていたときは、チーム2つ掛け持ちで週4サッカーだったし、

現在は柔道ばかりをしています。去年は2つの道場に通い、柔道が週5でした。


ただ、周りの同じ歳の子たちはバラエティに富んだ習い事をしていて。

小学校中学年くらいから、一般的にそういう傾向は見えていましたが、

最近「なるほど、そういうことか・・・」という出来事が。


息子が先日急に「柔道は続けたいけど、他の習い事もしたい」と言い出し、

挙げたのは空手キックボクシングヨットジムナスティック


そして色々調べたり、聞いたりした結果分かったのは、

「この歳になって”ビギナー”という選択肢がそもそもない」習い事が多いということ!


ビギナー=せいぜい8〜9歳までな感覚が一般的なようで、

かと言って12歳になる息子が5−6歳の子に混じってやるわけにもいかないし、

どうしてもというのなら、プライベートで先生をつけて、ある程度基礎を固めてから

グループに合流・・・というのが最終手段の模様。


だから、周りのキウイの子たちは「クリケットの試合があったから柔道に遅れて、

柔道の後は急いでラグビー」なんて、とんでもないスケジュールで色んなことをしているのicon_eek.gif


数年前に、ママ友に「この国は、ある程度の歳になってから1から始めるのは無理な

スポーツが多いから、とりあえずかじらせておくべき!」と言われたのが急に思い出されました。

あのときもっと真面目に検討していれば〜!


今からでも遅くなさそうなスポーツを、息子が興味を持つ限り色々させねば!と

変な方向に焦り中の中学生母です。