こんにちは。ニュージーランドで5歳の娘を育てているAyakaです。
慣らし登校の3回目は、幼稚園の卒園日でした。
ニュージーランドでは、
5歳になれば、それぞれのタイミングで
小学校へ入学していきます。
日本のように、
みんなで一斉に迎える入学式や、
決まった卒園式はありません。
その代わりに、
それぞれの「卒園のタイミング」で、
個人に向けた小さなセレモニーを
幼稚園の時間の中で行ってくれます。

いつもの幼稚園に、
少しだけ違う空気。
園長先生から渡されたのは、
「がんばりました」とたくさんの文章が書かれた、A4サイズのシンプルな卒園証書。
いわゆる立派な賞状、というよりも、
とてもささやかなものです。
担当の先生からは、これまでの思い出(ラーニングストーリー)の振り返り。
事前に娘と一緒に、「どれをみんなに話したい?」と話しながら、
内容を決めてくれていたそうです。
そして最後に、
先生たち一人ひとりからのお別れの言葉。
その中で、とても印象に残っている言葉があります。
「Thank you for having us in her life」
直訳すると少し不思議な言い回しですが、
「娘の人生の中に、私たちをいさせてくれてありがとう」
そんな意味合いの言葉です。
幼稚園の先生たちは、
「先生」というよりも、もう一人の保護者のような距離感で、
日々を一緒に過ごしてくれていました。
ただ「子供を預かる」のではなく、
幼児であっても、一人の人として関わってくれていたことが、
この一言に詰まっているように感じます。
小学校への入学は、
ひとつの区切り。
もちろん、子育てはまだまだ続いていきますが、
気がつけば、
あっという間の5年でした。
親子留学や海外での子育てというと、
特別な経験のように見えるかもしれません。
でも実際は、
こうして日々を重ねて、
気づいたら節目を迎えている。
そんな時間の積み重ねなのだと思います。
制服姿で立つ娘を見ながら、
「ここからまた、新しい日常が始まるんだな」
と、少しだけ実感が湧いてきました。
その一歩を、
こんなふうに見送ってもらえたことに、
感謝しかありません。














