NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
チャイルドケア・現地校・語学学校

【5歳になりました】娘への政府・学校のサポート⑥

さて、今回も我が家の発達障害の娘について書かせていただきますhiyoko.gif


ニュージーランドでは「5歳の誕生日から学校スタート」が一般的だという話を

前回しましたが、それもいきなり入学というわけではなく、入学当日までの間に

2回ほど(大体各1~2時間ほど)「School visit」という「訪問日」が設けられます。


School visitでは、大体「自分が入学したら担任になる予定の先生のクラス」に入って

一緒に授業を受けます。ならし保育みたいなものですねheart01.gif


その、本来なら2回ほどのvisitも、「場所みしり」が顕著な我が家の娘には

年内だけで16回のvisitを計画してもらっています。


最初のvisitがスタートしたのが2週間前。

「他の子と違うとパニックになるかな」と予想し、本来visitの子は着なくて良い制服をすでにスタンバイ。


朝は大喜びでお兄ちゃんと制服を着ましたが、その後「どうやら小学校に行くらしい」ことに気付き、

癇癪とパニックの感情と共にベッドルームに閉じこもりました。制服は全部脱ぎましたkao-a11.gif


その後なんとか引きずり出しましたが、「きっと教室には入ってくれないんだろうな」という覚悟で、

でも行って「Hello, Bye!」だけ言えればもういいやという気持ちで校門まで引きずって行き・・・。


そんな私の覚悟とも裏腹に、なんと自ら教室の中へ

でももう他の生徒は座って先生のお話しを聞いていますfutaba.gif

いつもならパニックになる典型的な状況ですf01.gif


ですが今日はみんなの一番後ろにちょこんと腰かけ、

アルファベットの授業に形だけ参加icon_eek.gif

でも娘は恐らく先生が言っている10%も理解できていなかったので、

ずーっと前に座る女の子のキティちゃんの髪留めを凝視していました。(笑)


その後、みんながプリントをもらうために立った瞬間に、なんと教室の外に脱走icon_exclaim.gif

追っかけていくと、お兄ちゃんの教室の方に向かって「○○(兄の名前)、たっけてー!!(助けてー)」

と叫ぶ叫ぶkao-a20.gifなので、他のみなさんの迷惑になりそうだったので、その日はそこで終了


本来1時間参加する予定だったもの、20分弱で終了でしたame.gif

その後、先生からメールが来て「私達は○○(娘の名前)のペースを尊重しましょう。

子どもはそれぞれ違うペースで進むので、○○が一番幸せに思えるスピードで、

私ももっと○○と仲良くなれるように工夫していきますね」とkao-a14.gif


こういう風に先生も、周りの保護者たちも娘のことを理解して、

相対的に見てではなく、「娘自身の中で」頑張ったときはうーんと褒めてくれますkao-a09.gif

母親の私が今まで「相対的に比べて焦る」ことが多かったのですが、

こういった周りの人々からの接し方や助言で、かなりゆったり構えていられるようになっただけで、

とっても心が軽い日々を送れるようになっています。


そう、この日だって娘は「初めての場所」「意味が分からない授業」に大人しく参加しました。

それだけだって、この子にとってはとってもとっても大きなことなんですkira01.gif


娘が「普通とは違う」こと、最初はとっても悲観しました。

だけどそれを理解して受け入れてくれる環境と人々に囲まれて、

ありのままでいて良いことを実感し、毎日安心して穏やかに暮らせるようになりましたhare.gif


たぶんそれはニュージーランドという国が「違うものだらけの人達のあつまり」だからかもしれません。

見た目も言葉も文化も宗教も思想も嗜好も、全く同じ人の方が少ないから、

だから「違うこと」はマイナスではないusagi.gif

ただ、その違いが「その人自身にとって不便なら助けてあげよう」という気持ちを、

色んな人の根本に感じますkira01.gif

だから英語が上手く話せない人にも、とても親切に接してくれるんでしょうね。


そんな優しさに包まれた環境で、今後娘がどう成長していくのかが楽しみですheart02.gif







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