NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
チャイルドケア・現地校・語学学校

【小学4年】リーダーシップ教育の始まり

我が家の8歳の娘は、2月から小学4年生。

もう小学校生活の後半半分に差し掛かったということです。


娘の通う小学校では、リーダーシップ教育を推奨しており、

「集団をまとめ、引っ張っていく」ことに興味のある子や、その能力のある子

にどんどんリーダーとなる機会を与えます。


ただ、全体のリーダーとなる子というのは、この国でも同じく

「ほぼ同じメンバー」というのがお決まりだったりします。


そのため、様々な異なる機会を設け、スポーツ・アート・勉強・

調理・ガーデニング・整理整頓など、全ての子が自分の得意分野で

リーダーになるチャンスが用意されています。


小学校では、大体どの学校も、選ばれた5・6年生が縦割りのHouse

と呼ばれるグループのキャプテンを勤め、全校集会などで下級生たちをまとめます。

そしてさらに6年生では、Student government(生徒会)の役割を担うことになり、

学校によっては集会で校長先生のアシスタントをしたり、司会をしたり、

かなり大きな役割をもらいます。


それに向かって、4年生ではクラス内でのリーダーシップから練習すべく、

日本でいう「〇〇係」の割り当てが始まりました。

娘のクラスでは、それをさらにお仕事として扱い、仕事の大変さや特殊さによって

異なるお給料(もちろんクラス内通貨!)がもらえ、さらに税金システムも一緒に学ぶ模様。

例えば、図書係(クラスの本棚を整える、図書室にクラス全員分の本を返却する)、

アート係(アートに使う道具の洗浄や管理)、デバイス係(ipad/PCをチャージし、鍵をかける)、

クラス係(クラス内のトラブルに対応する)、ラインリーダー(クラスで列を作って移動する際、

列を綺麗に整え、仕切る)などがあります。


これらも大事な人物評価の一部で、成績表にも反映されるほど、

大きな意義のある授業の一環です。


娘はアート係を第一希望に出しましたが、

果たして選んでもらえるでしょうか?!


ここから中学校・高校に向かって、リーダーシップ教育は

ずっと続けられていきます。


向き・不向きはもちろんあるものですが、

「いざとなったら場を仕切れる能力」があることは、

セルフエスティーム(自己肯定力)にとってとても重要。


さて、娘はお給料をきちんともらえるパフォーマンスができるのでしょうか!(心配です)