小学3年生の娘の授業は、当たり前かもしれませんが、
どんどん内容が難しくなってきています。
事前のお知らせで、今月のスピーチでは「ひとつのトピックに対し、
色んな切り口で話をする」とあり、今までのスピーチを見てきた感じだと、
みんな分かりやすいくらい「一番楽しかったこと」
「(言葉は悪いけど)自慢したいこと」ばかりを話す傾向にあったので、
「どうやって教えるんだろう?」と楽しみにしていました。
(もちろん、我が家の娘にはハードルが高いので、物や写真を持参して
簡単な説明をするのみです)
ちなみに、この国では高学年になるとスピーチコンテストがあったり、
学級委員やリーダーなどの係を決める際、クラスにペットを飼いたいとか、
提案をする際にも全校生徒や校長先生の前でスピーチをする機会が設けられ、
「自分の意見に説得力を持たせる」スピーチがとても重用視されています。
そんな娘のクラスでの、スピーチの時間に使った材料を見せてもらったら・・・
なんとキャンディを使って、出てきた色によってスピーチの内容を
変えていたということ!
全員「夏休み」がお題のスピーチだった中で、
たとえば「黄色」が出て来た子は、「初めて挑戦してみたこと」
について話します。
出て来た色によっては「それよりもこっち話したかったのに・・・」がもちろん
あったようで、中々苦戦したようですが、なにしろ「スピーチ終わったら食べられるキャンディ」
が手の中にあるので、みんな必死に頑張った模様。(笑)
娘は「なんでもいいよ」ということでフリースピーチだったようですが、
なぜか「キャンピングカーでキャンプに行きました」と。
えっと、我が家はキャンピングカーを利用したことはないし、
今年はキャンプにも行かなかったんですが・・・。まあいいか!(笑)
そんな楽しくて美味しい授業、
日本だと賛否が起こってしまいそうですが、こちらでは各担任の先生に
任せられていて、それぞれの先生のカラーが良く出るので、
親としていては見ていて毎回「おお!」と驚きをもらえます。
(当然、食べ物が登場するときは事前のお尋ねがあります)
次は何が登場するんでしょうね!