今回のレポートは、【ピリ辛留学】卒業生で、
オークランドでは医療通訳として活躍、その後結婚と出産を経て、
今はオークランド郊外のケンブリッジで生活をするKYOKOさんが
レポートを書いてくれました
******************
こんにちは。【ピリ辛留学】卒業生のKyokoです。
ピリ辛留学を卒業してから早10年以上の月日が経ち、オークランド生活を経て、
現在はオークランドから車で約2時間のケンブリッジという街で、
6歳と3歳の2ボーイズのママをしています。
今回は、2人のチャイルドケア選びについて、私の経験談をお話しします。
長男は、3歳になる直前に公立幼稚園に入園しました。
一番の理由は、私が2人目が生まれてから心身ともに疲れていて、
長男と離れる時間が少し欲しかったから。
通常公立幼稚園は空き待ちで3歳半から4歳から入園できることが多いのですが、
幸い学区外でしたが入れるところを見つけました。
慣れるまでは別れる時もお迎えの時も号泣でしたが、
約半年初めての英語環境でいろいろ経験しました。
いい先生にも恵まれていたのですが、学区外で家から離れていたことと、
6週間の夏休みに入ることから、休み期間中も預かってくれる近所のデイケアに転園しました。
デイケアはできたばかりだったので、施設もおもちゃも新しく清潔感あふれており、
親としては安心でした。また、毎日のおやつを提供してくれたり、イベントがたくさんあったり、
子供もデイケアを楽しんでいました。
しかし、引っ越しを機にまた転園することになりました。
そして3つ目のチャイルドケア。
もともとパズルや本読みなど、一人で室内遊びをすることが好きだった長男。
それを見抜いたHarukaさんに「モンテッソーリ向いているんじゃない?」とアドバイスを受け、
引っ越し先の近所にあったモンテッソーリのプリスクールに見学に行きました。
そこで今までにないくらい目を輝かせていたのを見て、直観で決めましたが、
これが大正解で、卒園まで一度も嫌がることなく楽しく通いました。
モンテッソーリでほかのチャイルドケアと違うと思ったのは、
個々の活動を重視するという点。
例えば、パズルをすると決めたら自分専用のマットを敷いて、
そこにパズルを置き、飽きるまで遊びます。
その間はその子の活動を邪魔しないというルールがあるので、集中して遊ぶことができます。
ある本で、3歳児にシェアすることを要求するのは難しい、と書いてありましたが、
強い子に横取りされることが多かった長男は、性格的にも言語的にも言い返せず、
手が出てしまったこともあります。
家でも0歳の弟に邪魔(弟は邪魔しているつもりはないのでしょうが・・)
されていた長男にとって、この環境はとても心地よかったようです。
また、ニュージーランドのチャイルドケアでは
3歳以上の保育料に対し20時間無料という政府の補助があり、
モンテッソーリでは完全無料ではないものの、
わずかの自己負担で通えることができたのも助かりました。
次回の「チャイルドケア選び②(次男編)」に続きます