小学2年生の娘の学校では、先日Wearable artに取り組むイベントが
あり、なんと丸2日間、読み書きの授業はなく、2年生から6年生までが
一緒になって作品作りに没頭しました
Wearable artとは、文字の通り「身にまとうアート」。
ときどき、海外のファッションショーなどで相当奇抜な「これ、服じゃないよねえ?」な
ファッションに身を包むモデルさんを目にすることもあると思いますが、たぶんあれも
Wearable artなんだと私は解釈しています。
そして、学校で行なわれたのはリサイクル品を使ったWearable art。
卵のパックや、牛乳ボトルのふた、布の切れっ端やバブルラッピングなどがたくさん用意され、
子どもたちは「森」「水」「宇宙」などの各テーマに沿って、それぞれ自分の世界観を
アートにしてみようと、デザインから始まり、2日かけて切ったり貼ったり
(そして上手くいかなくて途方にくれたり)していました。
驚いたのは、子どもたちの想像力の豊かさ。
同じテーマでも、出来上がったものは皆ぜーんぜん違います。
「森」がテーマのこのグループは、左の子から「鳥の巣」「風に揺れる葉っぱ」
「木」そして一番右の子は「森の中で迷子になった人」だとか!
娘は「水の中の世界」のグループで「マーメイド」に取り組み、
他の子は「水」、「海の守り神」、「海藻」など、ここもバラエティ豊か。
最後はお披露目質問会を開催して、「これはなに?」「どうやって作ったの?」
とかどんどん質問が飛んできていましたが、みんな自分のコンセプトを誇り高く説明していました
こうやって「本来はリサイクルゴミ行きのもの」を使って工作をすることは
日本の学校でもよくある取り組みだと思いますが、全校が丸2日使ってずーっとこれに取り組む
というのが、私にはとても新鮮な体験でした