先日、NZの各学校では定番のBake saleというイベントがありました
どんなものかというと、まず目的は「寄付金集め」
各自ベーキングしたもの(要は火が通ったパン、クッキー、マフィン等)を持参し、
それを学校で売って、集まったお金で学校に何かを買います。
今回は5年生と、6年生の我が家の息子チームが「コミュニティにとって役に立つものを購入しよう」
という名目のもと行なわれました
買いたいものは、学校のベジタブルガーデンに取り付けるサインと、
コンポストビン(野菜の皮などを肥料に変えるゴミ箱)。さあ集まるか
息子は自分で最初から最後まで、50枚ものチョコレートチップクッキーを作成
そして、お客さん側になる下級生たちは「自分でお金を使ってお買い物をする」というドキドキなイベント
娘を初め、1年生は親なしで実物のお金を使ってお買い物をするのが初めてという子がほとんど
大きな体育館の中にいーーっぱいお店が並んで、正直なにをどうすれば良いか分からず戸惑っていた
娘ですが、クラスのお友達に「レインボークッキー買おう」と誘われて、一緒に購入
お店屋さんの上級生に「このお金とこのお金で2ドルになるから買えるよ」と教えてもらい、
しっかり自力でお買い物完了
「おいしーおいしー」
と何度も嬉しそうに言いながら頬張っていました
そしてこの1時間で集まった寄付金、なんと$1,500近く(10万円以上)
もちろん企画のバックアップをしてくれた先生方のお力が大きいですが、
それと同時に運営企画して、いくらで売れるか、どうしたらより魅力的に見えるかなど考えて売った上級生。
限られたおこずかいの中から、どれが一番お得でどれが一番満足できるかを考えて買い物をした下級生。
どちらにとってもとても有意義で楽しいイベントになったことと思います。
ただね、用意を手伝う親も大変なのだよ。そこ、子どもたち忘れないように!