12月に入り、週になんども「クリスマスパーティー」「表彰式」
「クリスマスキャロル」など、クリスマスと学年末のイベントで
毎日スケジュールがいっぱい
先日は、毎年恒例の子どもたちによる「クリスマスキャロル」を聴くための
「ファミリーピクニック」のイベントが小学校で催されました
ピクニックシート、ワイン、ビール、おつまみ、そしてテイクアウトしたピザを持って
いざ小学校のグラウンドへ
こういうピクニックイベントの日は、大体みなさんテイクアウトのピザやフィッシュアンドチップス、
中にはチャイニーズとかお寿司のテイクアウトを持ってくる人も。
共働きが多いから?お弁当を作るということに慣れてないから?
(ほら、ランチボックスは本当に簡単なものばかりなので!)
なぜかは分かりませんが、買ったものを持って行く人が大多数です。
我が家もすっかりその方法が気に入り、最近はピザが定番
そしてそれぞれの小学校には地元民間企業のスポンサーがいくつかあり、
そこが毎週のスクールレター発行の印刷代を出してくれたり、
こういうイベントの際は豪華賞品を寄付したり、アイスクリームやコーヒー販売の
トラックを出してくれます
うちの小学校は大手不動産屋さんがスポンサーで、ちゃんとしたアイスやコーヒーを販売してくれ、
その売り上げは全て学校に寄付してくれるんです
こんな大きいアイスが$1でした。すばらしい!
今回一番印象に残ったのは、「カパハカ」のパフォーマンス
うちの学校にはマオリの子が少ないので、去年まではこういうパフォーマンスはありませんでした。
先生方の説明では、子どもたちがオールブラックス(ラグビーNZ代表)の試合などでハカを見て
興味を持っているようだったので、希望者を集めてレッスンしましたとのことです
そして、さらに私が個人的に感動し、保護者全員大盛り上がりしたのが、
小学生たちのハカパフォーマンスのあとに、高校生のお兄ちゃんたちが自ら披露したハカ。
小学生たちのハカに対して、返答という形で披露されたハカでした
保護者たちの中で普通にピクニックしていた高校生3人が立ち上がったときはびっくりしたけど、
小学生相手にも関わらず全力でハカでの返答をして、感動して涙する先生もいました。
私も泣きそうになったー
一番お年頃の高校生って、こういうことをするのを恥ずかしがりそうだけど、
この国の子は自分の文化に誇りを持って、大勢の中でも堂々と披露できる子が多い気がします。
小学生のみんなが「かっこいい!」と思って、将来自分たちもこういう風になってくれたらいいなあと
色々考えてジーンとしていました
もちろん、小学生たちのクリスマスキャロルも全部最高でしたよ
ニュージーランドバージョンは、クリスマスソングが替え歌になります。
だって、夏のクリスマスなので雪はないし、だからサンタさんはそりにも乗れないし
そんなパワフルで陽気なテンションで、我が家の最初のクリスマスイベントは終了しました