ニュージーランドの小学校では、どこも大体2年に1度、
劇や踊りを披露する「Production=発表会」が行なわれます
この発表会は結構本格的なもので、息子の小学校では7月にオーディション
をして配役を決め、それからみっちり準備の日々。
今年息子がなったのは「村人」の役
小学校に入って最初の役は「木」、その次は「魚」
そしてようやく人間の役がきました〜!(笑)
「その他大勢」の村人の役ですが、衣装にもちゃんと指定がきます。
今回は「中世の村人の格好」と指定が来て、なーんとなくイメージはできても
「一体どんなアイテム??」となったので、ネットでリサーチ。
ただ、他の保護者たちも「どんなの??」と質問が学校にいったようで、
追加で来た手紙には”ロビンフッドみたいな格好や、帽子、革靴等”
と詳細がついていました。
そしてもちろん保護者たちは見に行く事ができるんですが、
どの学校でもチケットを購入しないといけないシステムになっています。
そう、これも学校の寄付金集めのイベントということ
周りの話を聞くと、公立は$5〜10程度、私立となると$15〜25
なんていう本格的な値段設定になるとか!(映画見れるじゃない)
そして、全校生徒の保護者が全員体育館に入るのは、基本的に
どの学校も不可能なので、大体「低学年」「中学年」「高学年」
で発表が分かれています
さらに特徴が、「夜講演」ということ
息子の学校は19:00開演だったので、学校から一度帰宅し、
また18:00過ぎに学校に送り、20:00に全て終わるという
スケジュールを2日連続でこなしました。
まあ、こうしないと共働きの多いこの国では家族みんなが見に来る
ということができなくなっちゃいますものね。先生方、お疲れさまです
そして息子の出演した「Piper man」(ハーメルンの笛吹き)は、
年頃の高学年の子たちであるにも関わらず、誰も照れたりダレたりせず、
全員が本気で取り組んだ見応えのあるものでした
5年生の息子にとって、2年に一度の発表会は今年で小学校最後。
さて、中学生になったらどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待です