前回の続編で、発達の遅めな4歳娘に関する、専門家とのお話しです
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娘のデイケアでの行動観察後、言葉や行動の分野について専門的なアドバイスを
いただけることはこちらの想定の範囲内でしたが、プロは想定の上を行きました
まず指摘されたのは「床に座る時の姿勢」。
娘は床に足をかえるのようにW型にしておしりをつけて座るらしく、
これは「背骨の成長に良くない」のでやめるように毎回注意してあげて!と。
そういえばNZの親たちは「背骨の成長」についてすっごい気にする傾向が
お庭のある家にはお約束と言われるほど、色んなお家にある「トランポリン」。
これも、ただ子どもが遊ぶためという以上に「子供の背骨の成長に良いから」と
キウイの親たちの間では言われています。背骨信仰!みたいですね。(笑)
ちょっと話は逸れましたが。
その後、デイケアのイスとテーブルの高さが娘には合っていないようす。
だから、家とは違ったカトラリーの使い方をすることがあり、食べ方がおかしいことも。
(小さい子に合わせているので、小学校入学直前の4歳時には小さい場合もあるとか。)
なので、デイケアの先生たちと話合って、身体が大きめの4歳時用にもう少し大きめのテーブルとイスを
手配することになったという報告をいただいたり。これも背骨!
そういう気付きが専門家のお二人にあったので、家ではどういうイスを使っているか
確認したかったようですが、我が家は成長に応じて高さを微調整できる、
StokkeのTripp Trappを使っているので、「完璧なセレクトよ!!!」と褒めていただきました
キウイのお母さんの家庭は、Tripp Trappを使っているところがとても多い印象です。だって背骨!(笑)
こうして、「どうやって言葉や動きを教えるか」以前の「身体的問題はないか」の確認を
とってもとってもマメにしてもらいながら、少しずつ進めている状態です。
こういう「背骨に悪いことをしてないか」(つまり身体のバランスが悪くないかの確認)以外にも
「聴力検査」はとてもマメに専門家のところに行って行えるように手配をしていただき、
「夜中いびきをかいていないか」(蓄膿症などで、耳が聞こえにくくなっていないか)
「コップで液体を飲む時、口の端からこぼれおちることはないか」
(口の構造的に言葉を発しにくくなっていないか)
「普段はどんなカトラリーで食事をしているか」(カトラリーの持ち方と口の動きの連動の確認。)
など、とても細かく聞いてもらえます。
そして私達夫婦に「こういうのが理想的な状態」と教え、
デイケアの先生方にも「こういうクセがあり、成長に理想的でないのでより気をつけて見てください」
と指摘をして、娘が知能以外にも、身体的にも「より理想的な状態」になれるようにサポートしてくださいます
一回のミーティングはいつも2時間超。
月に1-2度我が家に来て話を聞いてもらい、報告を聞き、
月に1度、デイケアの先生も一緒に三者面談(専門家、私達、先生方)をして、
細かいゴール設定を続けていきます
最新の目標は「寝る前の本読みは静かに聞く習慣をつける」こと
(今までは自分でページをめくりたがり、ひっちゃかめっちゃかでした)
9歳の息子も、静かに聞いてくれるようになった妹が嬉しいようで、
ほぼ毎晩本読みに立候補してくれるようになりました(ヤッタ―楽ちん!)