娘の通う幼稚園に、日本の学生さんが見学にやってきました。
大学で幼児教育を専攻している学生さんは
NZの就学前教育指針「テ・ファリキ」について研究しているそうで
個人の個性をのばすカリキュラムを実践している現場にて
子供にふれあい、教育者から話を聞くことが今回の目的とのこと。
特にこの幼稚園は牧場内で動物とふれあいながら学ぶという
ニュージーランドならではの環境のため、
日本からインターンとして研修にやってくる学生さんが多く、
だいたい2週間ほどホームステイしながら
幼稚園で実地研修しています。
日本だけではなく、アメリカやヨーロッパからも
NZの教育制度に興味をもった多くの学生さんが研修にきています。
この日はクラス別のアクティビティに参加し
一緒にダンスを踊ったり、絵の具をつかった遊びを手伝ったり。
園内は個人の個性を伸ばすため、絵の具や粘土、パズル、コスチューム、
おままごとセットが自由につかえるように置いてあります。
また隣の牧場での子供たちの乗馬見学もしました。
乗るだけではなく、ブラッシングしたり、人参や草などの餌をあげたり、
ここでは馬とのふれあい方を教えてもらっています。
他にも、地面に穴をほって生活するウサギの様子をみたり、
残飯を豚にあげたりと生態だけでなく、食育も。
学生さんは、見学してみて、
「子供たちがとってもフレンドリーで先生方も本当に親切」
「動物たちといつでもふれあえる環境で
のびのびとしてる子供たちが印象的」
「個人の世界を確立することでコミュニケーション能力がつく、
という先生の言葉が現場をみてよくわかった」
という感想でした。また来年も来ます!という言葉を残して帰国しました。
私も娘も貴重な体験をさせてもらっていて
この幼稚園を選んで正解だったなと実感。
あらためて学生さんをみてそう思いました。