今日は1年に2回ある上の子の三者面談でした。
今の学校は「Student led conference」という形で、
生徒が主体となって10分間の三者面談を進めます。
インターネット上で予約した時間に行って、
まずは教室に入ると,机を挟んで向こうに息子と担任の先生、
そして反対側に両親が座ります。
「Welcome to the student led conference」という、
それぞれの子が考えた歓迎のスピーチから始まり、
「僕の得意な教科はアート(美術)とフィットネス(体育)と算数です」
「取り組まなくてはいけない課題は、算数の文章問題です」
「今国語では、説得力のある文章を書く事に取り組んでいます」
「ゴッホの絵に興味を持ったので、美術をもっと頑張りたいです」などと、
学校での取り組みを説明してくれました。
途中で国語の時間に書いた「説得力のある文章」として
「僕は犬を飼うべきです」という文章を読んでくれたり
ゴッホからインスピレーションを受けて描いたキウイバードの絵
(なんでゴッホからキウイバード!?笑)の披露もありました
私が日本で学校に行っていた時代は、家に先生が来る「家庭訪問」だったり、
「三者面談」は自分も親と一緒に行って座っているものの、
会話をするのは基本的に親と先生。座るのも親側だったと記憶しています。
こちらでは2つの小学校を経験していますが、
どちらの学校でも三者面談のときに子どもは先生側に座り、
必ず子どもの発言が主体になるような会話の進め方をします。
では子どもに聞かれたくない話はどうするのかというと、これは別に年に2回ほど
「子どもはお外のプレイグラウンドで遊んでいてね」と先生がいう面談日が設けられていて、
そのときに子どものお友達関係、精神的な課題などを話したりしますし、
メールでお互い気になるところがあれば連絡し合ったりもしています
毎回この面談のときには、たくましく成長している息子が見られるし、
「いつも何をしているんだろう」と、いまひとつ良く把握できていない私も
安心できる大切なきっかけとなっています。
でももうひとつ、この面談日に「NZらしいな・・」と思うところ。
「学校が1時に終わる」ってこと!!(本来は3時)
日にちを2日に分けたりするんじゃなくて、
生徒を早く帰して一気に終わらせようってところが、
なんだかこの国っぽいなと思って笑っちゃいます