NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
チャイルドケア・現地校・語学学校

卒業生のKYOKOさんより

皆さんはじめまして。ピリ辛留学卒業生のKyokoです。
数年前にピリ辛留学でのサポートを受け、

その後いろんな出会いがあり、現在はオークランドで

3歳と8ヶ月の二人の男の子のママをしています。

ようやくイヤイヤ期の終わりが見えてきた長男と、

はいはいが始まりお兄ちゃんのおもちゃが欲しくて仕方ない次男との生活は、

毎日体力勝負です!
そんな私が今経験している、ニュージーランドの幼稚園について、ちょっぴりお話します。

長男は現在公立の幼稚園(キンディー)に通っています。

長男のキンディーでのスケジュールは以下の通りです。
8:30 登園、自由遊び
9:30 mat time(全員が座ってあいさつ、先生の話を聞く)
年齢別に分かれて工作、お絵かき、歌、など
10:00 morning tea(おやつの時間)
10:30 自由遊び
12:15 tidy up(お片付け)
12:30 お迎え


息子は午前のみですが、2時半までの一日クラスもあります。

その場合は、ランチを食べてまた自由遊びです。

日本の幼稚園に比べると自由時間が多い!

外で遊ぶ子、本を読む子、工作する子、ダンスする子、本当にさまざまです。
うちの息子は、動物や恐竜のフィギュアで遊ぶことが好きなようで、

同年代の子と、「ぎゃおーー」と言いながら遊んでいます。

子どもはすぐに英語環境には慣れると聞いていましたが、

うちは家の中ではほぼ100%日本語環境。

テレビも日本のアニメがほとんどなので、

キンディーに行く前に、簡単なあいさつと、A~Zのアルファベットの読み、

ABCの歌の歌を教えました。これは最低限のコミュニケーションに役立ちました。

先生はインド人、中国人、ニュージーランド人、と多国籍で、園児はさらに多国籍。

そのため、英語がわからない息子への接し方も慣れているし、

教室の壁にはいろんな国の言葉で

「座って」「おしっこ」など必要な言葉が書かれていて、私も安心です。

今でこそお友達もできて、「キンディー行く」と言うようになった長男ですが、

最初の頃は、私が立ち去るときには号泣し、お迎えの時間が近くなると

ゲートで号泣している日々で、私も心折れそうでした。

でも先生がとってもサポートしてくれて、

息子のために入り口に動物コーナーを作ってくれたり、

日本語の単語を覚えてくれて話しかけてくれたり、私にも毎日声をかけてくれて、

どのように接したらよいかアドバイスくれたりしました。
そしてある日お迎えに行くと息子がゲートにいない!

先生と一緒に探していると、私が迎えに来たことに気づかず他の子と遊んでいました。

先生から「ママもがんばったねー、Well done!!」と言われ、思わず涙でした。

キンディーでは「あなたがいたいだけ一緒にいてもよい」というポリシーがあるようで、

最初の一週間はなるべく長くいて下さい、と言われましたが

その後は母親の自由です。他のお母さんたちを見ていても、

最初の1時間は一緒にいる方が多いので、私も同じようにすることが多いです。

子ども同士で遊んでいるときは遠くから見守りつつ、

他の園児との言葉の橋渡しをするようにしています。

子供版「これ英語でなんて言うの?」を実践中です!


ある日、おもちゃの取り合いになったとき、

息子は「かーしーてー!」と日本語で言っているけどお友達には通じず、

けんかになりそうになってしまいました。

先生に聞くと、「シンプルに、手を出して、please!でよいのよ」とのこと。

それでもお友達は貸してくれず、最終的に先生にも入ってもらい、

二人に他のことで気を引きながら、落ち着きました。

こういう時、言葉の問題だけではないので、

親としてはどこまで手を出したらよいのか悩むところ。

先生いわく「言葉の壁と、年齢的に、sharingは難しいけど、

少しずつ学んでいくのよ」とのこと。


息子も初めてのママがいない世界で学ぶことがたくさんで、

さらに言葉も通じなくて、子どもなりにストレスも感じるのだろうけど、

焦らず一歩ずつ成長してもらえたらいいな、と思っています。

そして私も息子とともに、これからも「育自」していきたいと思います!

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