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人間も動物ものんびりな国☆未就学児とお出かけ②

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さて、今週はもうひとつの動物園、というより爬虫類園のおはなしです。


我が家は上と下の子の年の差が5歳で、性別も違うため、

二人が満足するお出かけ場所に結構悩みます。

その中でも「動物園」は二人とも楽しめる貴重な場所。


そんなわけで、肌寒いけれどきれいなお天気となった土曜日に子ども二人を連れて、

オークランドから北へ1時間ほど出たTi Pointという場所へお出かけしてきました。


車中子ども達は「Crocodileいるかなあ?Turtlesいるかなあ?」と大盛り上がり。

私も久しぶりの遠出に「いい思い出できるといいなあ」と期待しちゃってます。


着いたところは「ちょっと広めの人のお宅の駐車場」な雰囲気。

だけどReptile parkと書いた建物があって、車も10代ちょっと停まってるから間違いない。


入口で人の良さそうなおじいさんに入場料、

大人一人20ドルと小学生の息子10ドルを払って中へ。

結構お高めな入場料にも期待が高まります。


ただチケットとか地図とかはありません。自己申請で払って中に入る感じです。



まず入って、地図がなくて分からないので、すぐそばにある檻の中を除いてみる私たち。

「あれ?ここはお掃除中みたいだから次にいこうか♪」と次の檻へ。

次の檻は子ども達が盛り上がってるから、なにかすごい動物が見られるはず!


「鳥だー!おーいおーい!」

と盛り上がる我が家の子ども達と、他ファミリーの子ども達。


いや、それはただ空から飛んできた鳥が入って来ちゃっただけだよ・・・。

この当たりで私たちを含む、他のファミリーたちも嫌な予感。

大人達に苦笑いが広がり出しました。(笑)


そして檻から檻を動物を探して歩き続け、微動だにしない小さなミドリガメを数匹みたり。

葉っぱと同化して、同じく微動だにしないトカゲを見つけたり。

その間には山登りですか?というような険しいルートを進みます。



急な坂を下りきったところには「Alligator」という表示が!

我が家の子ども達が一番楽しみにしていた「Crocodile」

(厳密にはこの二つは違いますが、我が家の3歳児にとっては両方ともCrocodileになってしまいます)。


ど、どうしよう・・・。暗い水中にかなり目をこらしてみるとしっぽらしきものが見えるけど、

全然動かないし、絶対に3歳児には見つけられない・・・。



そして最後の出口脇にいたのが、あの某漫画で「幻」と言われたツチノコのような生き物。

これとすぐ横にいた亀が「本日一番スピーディーな動きが見られた動物」だったという。



こんなゆるゆるな爬虫類園でしたが、

周りのファミリーもカップルも、誰も文句を言ったり怒ったりする様子はなく。

むしろ動かない動物にアフレコして、周りの大爆笑を誘ったり、

動物を檻の中に発見するだけで「ここにいるぞー!」なんて変な一体感も生まれて、

「こんなに動物園で爆笑したの初めてだね」なんて夫や息子と言っていました。


こんなゆったりした気持ちで、普通だったら「入場料返せー!」って

怒りたくなる状況が楽しめるのもこの国のいいところかもしれません。

いいじゃない、みんなでのんびり楽しめれば♡と

せっかちな私でさえ思えた笑いでいっぱいの週末でした。

バイリンガル環境を実感☆未就学児とお出かけ①

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現在NZは冬真っただ中。雨が多い季節です。

だからこそ晴れた日は子どもがいる家庭にとってより一層ありがたく、

「子どもを連れ出さなきゃ!」という気分になります。


我が家は2週連続で、違う動物園に行って来ました。


1つ目はご存知、Auckland Zoo。

入場料は大人$28、子どもは4歳未満だと無料です。

上のお兄ちゃんのときには年パスを持って、それこそ公園代わりに通っていました。

下の娘は・・・いつもお兄ちゃんや私のおつき合い半分なお出かけ先でごめん。(笑)


ということで、娘と二人でいざZooへ。

前回行ったのは2歳の時。このときはベビーカー持参でしたが、

4歳目前の今回は「パワーを発散させる!」という目的が半分なので歩きで。

でもこちらは4歳くらいの子でも結構ベビーカー乗っている子もいます。

土地が広いから邪魔にならないし、何より親が楽!(笑)


まず入口で地図をもらって、娘が行きたい方向へ。

娘はこちらでも女の子に大人気のアニメ、

Dora the explorer(ドーラ)の影響で地図が大好きです。


私は娘には日本語でいつも話しかけていて、

日本語の保育園にも週1日連れて行ってるのですが、

やはり週3回通う現地の保育園の影響は大きいらしく、

動物の名前は全て英語が先にきます。


「Oh, it’s a giraffe! きーりーんー」という風に両方言ったり、英語だけのときがあったり。

“Tigers!”と言ってるときに「そうだね、トラだね」と言っても

“No! Tigers!”とかたくなに否定されます。なんでだろう、トラへのこだわり・・・。




大きな動物園を、途中たった1度のおにぎり休憩を挟んだだけで、

なんと2周もしました。まんべんなく1周した後に「Crocodile、わに!」とか、

次は「Elephant、ぞうー!」とか言われると、その言葉の成長に嬉しくなって、

つい歩き続けてしまいます。気がついたら4時間経過!




歩いて入れるゾーンで、目の前をカンガルーが飛び跳ねて行ったり、

卵を孵化させているという注意書きがあったダチョウがすごく接近してきたから警戒しちゃったり、

大人も刺激たっぷりの体験となりました。

そういえば子連ればかりでなく、デート中のカップルもたくさんいたなあ♡


最後は大きなお土産物屋さんで「ひとつおもちゃいいよ」と言ったら、

一番食いついていた象のぬいぐるみを選びました。名前は「Baby」だそうです。


長くなったので、もう一つの動物園はまた今度☆



☆<スタッフAkikoから>☆

私もAuckland Zoo大好きです。とっても広々として

シマウマなんかサークルの中を駆け回ってたりして動物たちも伸び伸びとしていますよね。

お子さんの言葉の成長に目を細めながら楽しそうに周る2人の姿が目に浮かぶようです♡


親子留学体験記3~Kiwiのお家でホームステイ~

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みなさん、こんにちは。

キラ☆ペラのAKIKOです。

今週はKさんファミリーの親子留学体験記、最終回

~KIWIのお家でホームステイ~です。

自分自身の問題はカタコトの英語であってもしっかり伝えようとした2人のお子さんたち。

しっかりしっかり自立への芽が育っていますね(^-^)


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最初の1ヶ月は夫も一緒だったのでCityのコンドミニアム生活でしたが、

旦那が帰国してからの1ヶ月は小学校近くのお家にホームステイすることにしました。

同じ小学校のお子さんが2人と2歳のお子さんがいる家庭で

うちの子どもを合わせると子ども5人という賑やかな家族になりました。

最初はお互いの子どもたちも恥ずかしそうにしていましたが、

おもちゃ部屋で遊びだしたらすぐに打ち解け仲良くなりました。



それまでのコンドミニアム生活では洗濯も料理も家事は自分でしないといけなかったのが、

ご飯よ~と呼んでくれるまで勉強したり、

子どもたちの宿題を見てあげたりする時間ができたことはとても助かっています。

ご飯も主食なしには驚きましたが、

どの夕食もとてもおいしく、子どもたちもおかわりするほど満足していました。

ホームステイ生活で意識したのは子どもたちが何か伝えたいとき、

たとえばランチボックスの中身で食べられないものがあり今度から入れてほしくない、

量が多い少ない、洗濯の頻度が少ないため自分の靴下が足りなくなりそう、など

自分自身の問題はなるべく自分たちでなんとかホストマザーに伝えさせるようにしました。

最初は私を頼って部屋で勉強する私の周りにいた子どもたちも、

次第に自分たちでコミュニケーションとりながら生活するようになり、

気づけば夕食までの間の時間は私がひとり部屋で勉強している毎日。

食事の感想、今日あった出来事、生活上ででてくる小さなお願いごと、

カタコトの英語で一生懸命伝えるようになっていました。



子ども同士で遊ぶ中でも少しずつ言葉を吸収していき、

向こうの子どもたちのけんかを仲裁するようになったり、

折り紙の折り方を説明したり、遊びの提案をしたりと、

子供たちにとっては英語にあふれた生活でいい経験になっていると思います。

もちろん親子でのホームステイで困ったことはないかというと嘘になります。

シャワーの時間には気を使うし、洗濯の頻度が少ないし、

夕食のあとには甘いものがたくさんでてくるし(笑)

それでも文化の違いと捉え、基本的には郷に行っては郷に従いつつも、

こうしたいという要求は話しあいながら生活することが大切だと感じました。


私は洗濯でニットは別に洗いたいし、

頻度が少ないので休日には自分で洗濯させてもらっています。

家事のお手伝いをしながら文化の違いを話あったり、帰宅後にお茶しながら、

おいしかった夕食のつくり方やケーキのつくり方を教えてもらったり、育児について話あったり。

妻として母として文化は違えども苦労している内容は共感できました。

ホストファミリーにはいろいろなタイプの家庭があると思いますが、

私たちのファミリーはNZの文化を伝えたい気持ちが大きく

(異国の文化を知りたい様子はあまりなかったですが(笑))、

NZの生活や習慣などいろいろなことを教えてくれます。

これまでのホームステイで受け入れた人たちのことも話していましたが、

中には食事の時以外で挨拶程度の会話しか持てない留学生もいて寂しかったとか。

もちろん同じ家で生活するとはいえ自分の留学生活を楽しみつつも、

やはりNZの生活を体験したいと思って留学生の人達はきているとホストファミリーは考えているので

そういった時間を自分から作っていくというのも大切だと思いました。



多くの留学生が留学先をNZに決めた一つに治安のよさを挙げますが、

まさにその通りで、親子留学先としてはとてもいい環境にあると感じました。

子どもなので突然体調を崩したり怪我をしたりということがありますが、

学校でもホームステイ先でも相談したら丁寧に対応してくれました。

もちろん最低限の会話力は必要かと思いますが、拙い英語でも

こちらの伝えようとすることを理解しようとしてくれる人が多くいたことに感動しました。

また、到着してすぐのコンドミニアム生活の時にも娘が嘔吐を繰り返したり、

夫が体調を崩したときにもキラペラスタッフの方々が迅速に対応くださりとても安心しました。

また、事前学習としてキラペラから送られてくる課題はとてもためになるものでした。

留学の事前学習があるかないかでNZでの留学効果は違ってくると思います。

また、オフィスで貸出してくれる文法の本などが本当に役に立ちました。


最後に

いつになるかわかりませんが、必ずまたNZに戻ってきたいと思います。

私の思いつきからはじまった今回の親子留学ですが、

キラペラとの出会いのおかげで実現でき充実した留学生活を送れていることに感謝しております。

残りわずか2週間ですが、吸収できるものすべて吸収してNZ生活を満喫して帰国したいと思います。

親子留学体験記2(子どものお稽古&私の語学学校)

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みなさん、こんにちは。キラ☆ペラのAKIKOです。

今週は親子留学体験記第2弾!~子どものお稽古&私の語学学校~です。

ご滞在中にHip HopにトライされたSちゃん。

最初は慣れない雰囲気の中、緊張している様子がひしひしと伝わってきていましたが

徐々にレッスンにもなれ、みんなから拍手大喝さいの嵐!

そしてお母さんのOさんも、語学学校ではどんどん友達の輪が大きくなって

週末を中心にたくさん、たくさん、素敵な思い出を作られましたkira01.gif


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


日本でもダンスをしている娘が留学前に出演した舞台で

一緒になったフランス人ダンサーから

NZに有名なヒップホップダンサーがいるということを聞きました。

そして、たまたまその方のスタジオがオークランドにあるということで

留学後の希望としてAKIKOさんに相談したところ先方とコンタクトをとってくださり、

まずは体験にいってみようということになりました。


体験から大人がまざるクラスだったため萎縮して躊躇していた娘ですがicon_redface.gif

ダンスレッスンの流れも日本と大きく変わることもなく徐々になれ2クラス目も体験することに。

結果、翌週から電車でレッスンに通うことにしました。

慣れない土地でありながらも、自分の好きなダンスができるということが

当初の彼女にはいろんなものを発散できる時間になったようでしたicon_biggrin.gif

何か興味があるものをNZでも習い事としてやってみるというのもいい経験だと思いました。


残念ながらホームステイ先に引越しをしてからは

移動時間を考えるとレッスンに通うのが大変で続けることはできず、

翌月のダンスショーには出ることができませんでしたが、

レッスン中の作品づくりではセンターで踊らせてもらい、構成にまぜてもらえて嬉しそうでした。


また、なぜか毎週ダンスの日は帰りに大雨で、毎回駅まで先生が車で送ってくれました。

あなたはきっと大物ダンサーになれるわよ!

またNZに来たら絶対にスタジオに戻っておいでねと

最後の日に送りだしてくれたことは彼女にとってこれから宝物の言葉になると思いますkira01.gif


私が通った語学学校はというと、日本人の比率が比較的少ないということでしたが、

韓国人、中国人とアジア人の比率の高さに驚きました。

しかし、移住目的や大学への進学目的などで

好成績獲得にむけての勉強意欲が非常に高く刺激を受けました。

私自身、2週間はフルタイムで受けられましたが、

残りは子どものお迎え時間と重なるため午前中のパートタイムです。

限られた時間なのでできるだけ予習復習をしていき、

学校での時間を濃いものにする努力をしていますenpitu02.gif


また、休憩時間やランチタイムなどは

極力海外の友人と過ごし英語をたくさん使うことも意識しています。

午後の授業の内容や宿題も

友人からLINEでやり取りしながら教えてもらいその分を家で自習しています。

休みの日も計画を立てBBQや近くの島へ行くなど、

友人や先生たちを巻き込んで楽しんでいますicon_biggrin.gif


徐々に友達グループも大きくなりLINEグループも国籍様々な総勢21人に。

お互いが得たNZ情報もそこで共有しあいながら、

互いの文化の違いを楽しみながら交流しています。

休日に一緒に遊ぶようになって、

うちの子どもたちもたくさんのお兄ちゃんやお姉ちゃん、

お母さんやお父さんができたようで喜んでいましたheart02.gif

実は、みんなが交互に面倒をみてくれることで、

私もちょっぴり育児をたすけてもらっているお得感があるというのもあります(笑)


親子留学体験記(小学校&これってママ友?編)

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みなさん、こんにちは。キラ☆ペラのAKIKOです。

今日は親子留学で長期滞在されているKさんファミリーのお母さん。

Oさんにお話を伺ってみました。

第1回目の今日は【小学校&これってママ友?編です】icon_biggrin.gif


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


とても丁寧な対応で

留学生を受け入れてくれる学校でありがたかったです。

最初の1週間で上の子が嘔吐したり、怪我したり、

学校から連絡が入ることが2度続きどうなることかと思いましたがicon_cry.gif

先生方が丁寧に対応してくださっていました。

また、下の子も当初は泣いたりぐずったりしていましたが、

不安を取り除いてくれるようにやさしく接してくださり

毎回泣きながら別れても帰りには笑顔で教室から出てくる状況でした。

徐々に学校にもなれ、英語力が少しずつついていくのが感じられました。

二人とも日本でも英語には少し触れておりましたが、

上の子は最近カタカナ英語だったり、

ローマ字読みに惑わされたりするようになってきていたのですが、

しっかりと英語の発音が戻ってきているようですicon_biggrin.gif


学校では日本と違ってクラス全員で同じことをする授業ではなく、

それぞれに合った課題をそれぞれがクリアしていくスタイルで

日本と全く違う授業スタイルに、

はじめは二人とも何をしていいのかわからないようでした。

でも上の子はこちらのスタイルが自分に合っているらしく、

すぐに慣れ自分でやりたい課題を見つけ取り組んでいました。

積極的に友達とやりとりしながら課題をこなす姿を先生から評価され

学期に一度表彰される集会で表彰いただいたことは

彼の大きな自信につながったようですkira01.gif


下の子は音読やフォニックスの読み書きなど

ESOLで学んだことが身についていっているようです。

またマオリ語やマオリの歌、踊りなどを習うことも楽しいようで、

彼女に行きたいと懇願されたオークランド博物館でのマオリショーでは

目を輝かせていました。

二人とも1ヶ月後には、しっかりクラスの一員として過ごしている姿に

頼もしさを感じましたusagi.gif


子どもたちの送迎時に、いろんなママから声をかけてもらい

雑談することが増えてきた入学して2週間くらいのころ、

翌週から午後も語学学校に行くため送り迎えが夫になるから、

「次に会うのは来月入ってからだね~」と話しをしていたところ

翌日一人のママから飲み会のお誘いがありました。

数人のママと約束があるけど一緒にいかないかと。

スケジュールを確認して次の日に参加できることを伝え

メールアドレスを渡しました。


当日、お店にいくと数人といっていた飲み会が総勢13名に!

私以上に彼女たち自身がこんなに集まることになるなんてと驚いていました(笑)

みんなそれぞれに近況報告しあったり、

子育てのこと教育のこと学校のこと健康のことなどを話したりと

話の内容は日本のママ友と変わらない内容で、

それでも国の違いはありお互いに文化の違いを楽しむひとときになりました。

私は会話力が高くないですが、

みんな身を乗り出してゆっくりと話す私の話にも興味をもって

理解しようと聞いてくれたり、話のスピードについていけないときは

要約して説明してくれたりと、本当にいい人ばかりでした。

もちろん、話題の中には、愚痴だったり不満だったりの話もあるのですが(笑)

なんども出てくる「That’s Life!」という言葉で

笑い飛ばすその雰囲気が私には居心地よかったです。


このことをきっかけに、クラスのママが連絡をとりやすいようにと

クラス名簿に連絡先を載せてくれ、

娘をお家に招待してくれるようになり交流が深まりました。


私自身、それまで以上にまったくアウェー感なく

いろんな人とコミュニケーションすることができるようになったように思いますyotuba.gif


NZ流!?生徒主体の三者面談

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今日は1年に2回ある上の子の三者面談でした。

今の学校は「Student led conference」という形で、

生徒が主体となって10分間の三者面談を進めます。


インターネット上で予約した時間に行って、

まずは教室に入ると,机を挟んで向こうに息子と担任の先生、

そして反対側に両親が座ります。


「Welcome to the student led conference」という、

それぞれの子が考えた歓迎のスピーチから始まり、

「僕の得意な教科はアート(美術)とフィットネス(体育)と算数です」

「取り組まなくてはいけない課題は、算数の文章問題です」

「今国語では、説得力のある文章を書く事に取り組んでいます」

「ゴッホの絵に興味を持ったので、美術をもっと頑張りたいです」などと、

学校での取り組みを説明してくれました。


途中で国語の時間に書いた「説得力のある文章」として

「僕は犬を飼うべきです」という文章を読んでくれたりicon_inu.gif

ゴッホからインスピレーションを受けて描いたキウイバードの絵

(なんでゴッホからキウイバード!?笑)の披露もありました


私が日本で学校に行っていた時代は、家に先生が来る「家庭訪問」だったり、

「三者面談」は自分も親と一緒に行って座っているものの、

会話をするのは基本的に親と先生。座るのも親側だったと記憶しています。


こちらでは2つの小学校を経験していますが、

どちらの学校でも三者面談のときに子どもは先生側に座り、

必ず子どもの発言が主体になるような会話の進め方をします。


では子どもに聞かれたくない話はどうするのかというと、これは別に年に2回ほど

「子どもはお外のプレイグラウンドで遊んでいてね」と先生がいう面談日が設けられていて、

そのときに子どものお友達関係、精神的な課題などを話したりしますし、

メールでお互い気になるところがあれば連絡し合ったりもしていますicon_biggrin.gif


毎回この面談のときには、たくましく成長している息子が見られるし、

「いつも何をしているんだろうhatena01.gif」と、いまひとつ良く把握できていない私も

安心できる大切なきっかけとなっています。


でももうひとつ、この面談日に「NZらしいな・・」と思うところ。


「学校が1時に終わる」ってこと!!(本来は3時)


日にちを2日に分けたりするんじゃなくて、

生徒を早く帰して一気に終わらせようってところが、

なんだかこの国っぽいなと思って笑っちゃいますyotuba.gif


政府機関からの発達スペシャリスト

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まだあまり言葉が発達していない、もうすぐ4歳の娘の続編です。


その後、GP(かかりつけ医)のところに再度赴き

「Child development specialist」

(子どもの発達に関する専門家)チームへの紹介状をもらいました。


それからすぐに電話がかかって来たのが「Ministry of Education(MOE)」。

日本で言う所の文部科学省でしょうか。

日本にいるときは、政府機関の方から自分の携帯に

電話が来るような機会がなかったので、ドキドキしちゃいます。


まずは電話で「英語と日本語で何単語くらい話すか」

「英語と日本語の生活の中での割合」「癇癪を起こす頻度」などを簡単に質問されて、

私の回答に対してひとつひとつアドバイスをもらいました。

本格的に専門家に会うトレーニングは来タームから始まります。


今回MOEの方からいただいたアドバイスで一番新鮮に感じたのが、

「長い文章で話して子どもの理解を促すのではなく、

発達が遅めの子には、その子が1単語で話すときは1単語で、

2単語になったら2単語で、という風に

同じレベルでコミュニケーションを取ってみてください」というもの。


まさに私も主人も、娘が「Water!」と水を催促すると

「おみず、ください」「Can I have water, please」などと文章で言い換えていました。

それが良い方法と信じていたので!

現在、いただいたアドバイスを元に短くコミュニケーションを取る事に挑戦中です。


日本では障がいがあったり、ちょっと発達の遅れがあることを親が引け目に感じて、

専門家に少しでも早く相談すべきところを、逆に隠してしまうケースがあるということを、

障がいのある息子さんを持つ友人から聞いたことがあります。


こちらニュージーランドでは、「少しでも気になったらすぐに専門家」という風潮があり、

その子にとってベストな環境を作ることに親たちはとても真剣です。

自分の子に気になる部分がある人は、

初対面のときにそのことを周りに伝えて協力をお願いするし、

周りも理解を示します。そういうことをマイナスと考えるのではなく、

「個性」と捉えるから自分も周りも気楽です。


特に最近よく相談に乗ってもらう友人の息子さんも、かつては今の娘のように発達が遅めで、

小学校入学の5歳の時点で親と離れて1日過ごすのがまだ不安な状態だったとのこと。

その子1人に対して学校がしたのは、

「最初の3ヶ月はかばんを自分の名前のところにかけて、ベルを聞いたら教室に入るトレーニング」に

毎日先生を1人付けて、一緒に黙々と続けることだったそうです。

その結果、その子は現在2年生ですが他の子と同じ様に勉強をして、

勉強の遅れも言葉の遅れも全く見られなくなったとのことで、今の私の励みにもなっています。


まずは周りの人が、発達の遅れをも「個性」としてポジティブに受け入れてくれていること、

そして毎日一緒に過ごす「先生」という身近な存在から「政府」という機関までもが一緒になって、

娘がより快適に生きられるようにサポートしてくれていること。


言葉も文化も違うけど、それでもニュージーランドは子育てに最高だと外国人の私でも日々感じています。


また何か進捗があれば、こちらでご報告しますね^^



ティーンエイジャーのドレス選び

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先日のレポートでも書かれていた、「高校生の舞踏会」。

先月・今月とその舞踏会シーズン真っ盛りです。


我が家にはまだティーンエイジャーはいないんですが、

知人の娘さんに「どのドレスがいいか一緒に選んで!」と嬉しいお願いをされ、

二人でインターネットであーでもないと言い合いながら選んでいました。


驚いたのは、彼女は3つの舞踏会に行く事になっていて、

そのために3つドレスが欲しいとのこと。

裕福な家庭ですが、お母さんは「そんなのもちろんだめ!」と。(笑)

でも娘は「同じの着てるなんてバレたら恥ずかしくて行けない!」と全く引かず。

お母さんは何歩か譲って「じゃあ1着は買う、でもあとの2着はレンタル」という案を出しますが、

「レンタルにはダサいのしかないから嫌だ」と。

(そんなことは全くない!むしろ最新のものが揃っています。)


ドレスはドレスで、「他の子とかぶったら嫌だ」

「どこですぐ買ったか分かったら嫌だ」ということで、

アメリカのサイトからというこだわりっぷり。

ティーンエイジャーが考えることって万国共通ですね!微笑ましい♡


彼女が言うには「絶対ロング(これはフォーマルという指定があるので)」

「肩ひもがあるとダサい(お父さん大反対!笑)」

「パステルカラーはいけてない」と!


決まったドレスは300ドルちょっとのもの。

とりあえずはこの1着で・・・と収まった様子です。


あとはヘアドレッサーとメイクさんを予約して、

1週間前にはネイルとアイラッシュエクステに行くと張り切っています。

そして当日はエスコートされてリムジンに乗っていくとのこと。

なんだか映画の世界のお話しみたいですよね。


私の娘はまだ3歳ですが、将来がちょっと怖くなった体験でした。(笑)

今から舞踏会貯金始めないとですね・・・。

国立子ども病院での聴力検査

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我が家のあと数ヶ月で4歳になる娘は、まだ年相応の言葉を話しません。


上の子も言葉が遅かったこと、バイリンガル環境であることからも

あまり心配しなくていいと言われますが、親としては気になってしまうところicon_sad.gif


こういう相談はどこにするかというと、やっぱりGP(かかりつけ医)。

日本では自分で症状を見て、耳鼻科や皮膚科などの専門医のところへ行きますが、

こちらでは「まず最初はGP、そして紹介状をもらって専門医」という流れなんです。


GPに相談をしたところ、「まずは専門的な聴力検査をしてみましょう」ということで

子ども専門病院からの連絡を待っていました。


そして先週順番が来たということで、娘を連れて子ども専用の国立病院へhospital.gif

一般のオークランド国立病院のすぐ横にあります。


私がずっと気になっていたのは「言葉を話さない、説明を理解できない子に

どうやって聴力検査をするんだろう?」というところ。


まずは耳に機械を付けて「耳の鼓膜の振動と反応」を見るテスト。

ちょっと機械が気になったようですが、目の前で新しいアニメが流されていたので

なんとか無事クリア


その次は実際に高音・低音テスト。

耳に音が出る機械を付けて、音がなった方を振り向くと

ぬいぐるみの動物がスポットライトを浴びて踊り出します。

娘は興奮しすぎて、動物が踊るたびに自分も踊ってしまい、

なかなか次に移れず・・・。(笑)


もうひとつは「音が聞こえたらパズルのピースを入れる」というものでしたが、

これは娘が意味を理解できず、断念。

でもぬいぐるみを使ったテストで上手くカバーしてもらえました。


というわけで、「聴力には問題なし」という結果が出て一安心icon_biggrin.gif

もしまだ気になるのであれば、

今度は「スピーチセラピスト」という

言葉を発する練習を手伝ってくれる専門家に会いに行くといいでしょうと

アドバイスをもらいました。


そしてかなり大掛かりな検査で、二人のドクターに一緒に診てもらいましたが、

国立病院なので診察料など全て無料。

これが、税金の高いNZに住んでいてもその高さに納得できる大きな理由のひとつです。


写真は病院のロビー。

ちょっとしたメリーゴーランドなどもあって、子どもにはワクワクしちゃう場所!

ほんとはあまりお世話になりたくない場所だけど、

でも子どもが明るい気持ちで来られるって素敵な配慮ですよねyotuba.gif

男はつらいよ”~舞踏会編2015~”

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みなさん、こんにちは。

キラ☆ペラのAKIKOです。


去年のこの時期

男はつらいよ~舞踏会編~というレポートを書いたんですが

https://upi-kirapera.net/archives/3207

今年もやってきました。

恒例のSchool Ball(ダンスパーティ)が・・


息子が通う高校は

今年は、あのラグビーワールドカップの会場としても有名な

Eden Parkを会場としてのダンスパーティ


男の子は基本、女の子(パートナー)を誘って行かなくっちゃいけませんicon_redface.gif

去年は誘う子がいなくって

お家でお友達の髪の毛をセットしていた息子ですが

今年はしっかり行ってきましたよ~te01.gif

ではそのSchool Ballの華やかな様子をご覧あれ!


(今年もあっち見てもカンヌ・こっち見てもカンヌicon_eek.gif

(日本人の生徒さん達もみんなで仲良くショット!)

(最後はHead Boy とHead Girlでkira01.gif


これぞThe 外国なスクールイベント!

みんな華やかで綺麗でした♡ あぁ羨ましい!