こんにちは。ニュージーランドで小学校に通い始めた5歳の娘を育てているAyakaです。
小学校が始まってから、
娘は毎日いろいろなことを話してくれるようになりました。
「今日はこれやった!」
「Mrs ⚪︎⚪︎(先生)がハグしてくれた!」
「新しい歌覚えた!」
……と思ったら、
機嫌が悪い日は、「知らなーい」で終わることもありますが(笑)
そんな中で、最近特に増えたのが、
マオリ語やマオリ文化に関する話です。
正直に言うと、私自身もまだまだ勉強中です。
でも、ニュージーランドで子どもを育てていると、マオリ文化教育は
本当に日常の中に自然に存在しているのだな、と感じます。
近年のニュージーランドでは、先住民であるマオリの文化や言語を、
学校教育の中で大切に継承していこうという流れが強くあります。
「特別な授業」としてももちろんですが、
日常の言葉や歌、挨拶の中に自然にマオリ文化・言語が入っています。
娘も幼稚園の頃から、
簡単なマオリ語の単語、カラキア(karakia:食事や始まりの前に行う祈りのようなもの)、
1〜10までの数え方、歌などを覚えてきました。
最近は、小学校で覚えた自己紹介も披露してくれます。
Ko XX ahau
(私はXXです)
Ko XX Tōku maunga
(私につながる山はXXです)
Ko XX Te Roto
(私につながる湖はXXです)
Ko XX Tōku kura
(私の学校はXXです)
これは、マオリの自己紹介「Pepeha(ペペハ)」につながっています。
Pepehaでは、
自分がどこから来たのか、
どんな自然や土地とつながっているのかを通して、
自分自身を紹介します。
ただ名前や出身地を言うのではなく、
自分を育ててくれた山や川、湖、土地、家族とのつながりを含めて、
「私はこういう人です」と伝える。
その考え方が、とても印象的でした。
ニュージーランドの人気バンド SIX60 の
『Pepeha』という曲にも、こんな歌詞があります。
Ko Mana tōku maunga
Ko Aroha te moana
Ko Whānau tōku waka
Ko au e tū atu nei
「私の山はMana」
「私の海はAroha(愛)」
「家族が私の舟」
「それが、ここに立つ私です」
自然や家族とのつながりの中で、
“自分”を表現しているのがわかります。
海外で子どもを育てる中で、
「どこに属しているのか」
「どんな自然とつながっているのか」
という感覚を持つことは、
実はとても大切なのかもしれない、と感じています。
もちろん、
娘にとってNZ、また、今住んでいるこの場所が
最終的な故郷になるのかは分かりません。
でも、自分を育ててくれる土地や自然を意識する感覚、
それを大事にする文化があることは、
知っていてほしいなと思います。
親子留学というと、
英語教育や海外での生活に目が向きがちですが、
ニュージーランドの学校教育は、
マオリ文化ととても深く結びついています。
そして面白いのは、子どもだけでなく、親も一緒に学んでいくこと。
「知らない文化を、子どもと一緒に知っていく」
そんな時間があるのも、この国の子育ての魅力のひとつなのかもしれません。














