こんにちは。
今回は、【ピリ辛留学】の卒業生で、その後NZに移住、
そして現在はCambridgeで二人の男の子の子育て中のKyokoさんが
「とても素敵な講座を受けたので、ぜひ経験を書かせて欲しい!」と
記事を寄稿してくれました!
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こんにちは。ピリ辛卒業生のKyokoです。
今は7歳と4歳の二人の男の子の育児をしてニュージーランドで生活しています。
やんちゃな二人男児がいると、にぎやかで話題の絶えない毎日。
と書くと楽しそうですが、「こらー!」「早くしなさい!」など怒ったり怒鳴ったり、
旦那からは「のび太のママだね」と言われたり、穏やかでニコニコママ、
という理想とは程遠い現実を送っています。。
そんな時に知った、ニュージーランドの子育てプログラム’Incredible years’を受講し、
これが思いのほか素晴らしいプログラムでしたので、そのことについて触れたいと
思います。
このIncredible yearsプログラムは、アメリカの臨床心理士が開発したもので、
30年以上に渡り20か国以上で適用されています。
ニュージーランドでは3-8歳の子供を育てる人(親・祖父母・その他の人)を対象
としていて、1回2時間半、14回のコースです。
MOE(ニュージーランドの教育省)により運営されていて、
なんと受講費、教材費は無料、毎回おいしいお茶とお菓子がついてきて
(モーニングティ休憩があるのがニュージーランドらしい!)、
車で高速を往復1時間かけて通っていた私はガソリン代まで至急して頂きました。
参加者は、日本人の私以外に、二ュージーランド人・南アフリカ人・台湾人など多国籍で
、ママ以外にパパ・おばあちゃんもいました。また、お子さんがADHDや自閉症を持って
いる方も何人かいました。
「子育てピラミッド」と言う基本に沿って、ベースとなる部分から順に講義を進めていき
ます。それによると、子育ての一番のベースには「子供と遊ぶ」「共感する」「話す」「
聞く」ことがあり、そのことで子供との関係性ができてから、しつけや叱ることが成立
するとされています。
そのため、毎回「1日10分子供としっかり遊ぶ」「具体的にほめて、その反応をみる」
「子供の感情を描写する」などの宿題が出されました。
簡単そうですが、やってみると、それまでは一緒に遊んでいても家事をしながらだったり、
「すごいね!」という抽象的な誉め言葉を連発していたけど、何がどうすごいか、
まで伝えられてなかったり、ということに気づかされました。
*****************次回に続きます********************