ニュージーランドの学校は、
小学校(Primary)6年、中学校(Intermediate)2年、
高校(College)5年ですが、
学校によっては小学校と中学校が一緒になっている
8年間の“Full Primary”と呼ばれるところもあります。
そんなシステムな上、中学はたったの2年。
正直入ったと思ったら、もう終わり・・・な感じで、
しかも中学からは「親はお手伝いをお願いされた時以外は、
なるべく学校に(忘れ物届けたり)来ないでくださいね」と言われるため、
学校とのつながりが、急に薄くなります。
そんな中学校から、この度息子が卒業しました。
中学の場合はGraduateという言葉さえ使わず、Leaving、
もしくはfinishingという言い方をし、
「Intermediateを終了しました」の賞状を、それっぽい式典ではもらうのですが、
むしろ見に来る保護者は少数派、式典も全校集会とあまり変わらない雰囲気で
サクッと終わります。
特に、Intermediateは「高校に行く前に、ホルモンが不安定な状況の子ども達の
ガス抜き期間」とキウイ達がジョークにするほど、「なんのために2年間だけ?」
な存在感なので、存在感も薄めですが、確かにこの2年は身体も心も、急に
“Young adults”になった期間でもありました。
子ども達は今やSNSなどで気楽に連絡を取れる状況。
高校から別々になってしまう子たちとも、「またねー(涙)」な感じはなく、
私の時代(そして国)とは違うんだなと実感します。
来年からは高校、そして人生に大きなインパクトを与える5年間。
2年間で十分準備体操ができたと信じて、高校生活を楽しみに待ちます!