NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
チャイルドケア・現地校・語学学校

【発達障害】教室内サポートの状況

最近はあまりアップデートしていませんでした、
6歳の発達障害の長女についてusagi.gif

実は今年2年生に上がり、お勉強の面でも、心の発達の面でも、
他の同じ歳の子たちとの差がどんどん広がってきたのを娘本人も恐らく感じており、
日々きついなと色んな意味で感じていました。

娘には一日1時間の補助の先生が、政府からの補助金によってついています。
ただ、「もう少しあれば、今の伸び盛りの娘の学力と自信が伸びる気がする」と個人的に
感じていたため、1学期と2学期の間は、私が毎日補助として、大体一日3時間、
多い日にはほぼ一日補助の先生(ティーチャーエイド)としてクラスにいました。

ただ、娘もその状況に慣れてきてしまい、私が同じ空間にいることで
悪い意味で甘えるように。

そんな「これ以上どうしようもない」状況になったのを、
クラスの保護者たちが知り、毎日「誰かがクラスに入る」状況
自主的に作り出してくれましたkao-a09.gif

こんなときいつも印象的なのは、みんな「私が子どものとき周りに同じような子がいたから、
様子は分かるよ!」と言って、障害を持つ子を助けることに慣れていること。
また、気負いせずに接してくれること。

そしてお母さんのうちの1人は「私は学習障害を持っていて、自分がずっと助けてもらっていたから、
私もさせてほしい」と伝えてくれて、この国が長い間取り組んできた「インクルーシブ教育」の成果が、
こういう場面でも発揮されていることを目の当たりにしています。

そんな有り難い環境で乗り切った2学期、ただ私としては「この状況に甘え続けられない」
と思い、学校と教育省(Ministry Of Education=MOE)に「なんとかもう少し補助が必要」
とかけあいましたが、やはりそんな簡単な話ではなくkao-a14.gif

そこで新たに提案されたのが「自費で補助の先生を付ける」ということyotuba.gif

「そんなことできるの?!」公立学校からの提案に驚きましたが、
結局今すでに1時間付き添ってくれている先生に、他の時間もお願いできることになり、

より多くの助けを得るようになった娘の学習意欲はぐんぐん上がって来ているのを感じますkira01.gif


クラスメイトたちは男女共に、娘にはゆっくりと簡単な言葉で話してくれるし、

お休み時間や放課後は一緒に過ごして、悲しそうなときは色んな方法で励まそうとしてくれるし、
大変なことは相変わらず多いけど、「少し違うけど受け入れてもらっている」気持ちを感じられることが、
この国にいて、なにより幸せなことだなと感じます。

私もこの国に恩返しができるよう、色々頑張らないといけないですねhare.gif