現在4年生の息子の宿題は、
入学した初日から続く「リーディング(音読)」が必ず毎日、
あとは「算数」に、もう一つ「自由度の高い1週間かけて終わらせる課題」がでます。
その課題が先週は「家族のために料理をしよう」というテーマだったんですが、
なんともよく言えば「自由度が高い」、
悪く言えば「放り出しすぎ」な内容で、
日本で教育を受けた私は笑ってしまいました。
お約束はひとつだけ。「栄養のあるものを作りましょう」。以上。(笑)
日本でも家庭科は習ったけど、
毎回「ゆで卵」を作るとか「野菜炒め」を作るとか、
作るものから材料と分量まで指定してもらっていたけど、
こちらでは初めての家庭科の宿題がこんなにもフリーダム!
「材料と分量」「使う道具」「作り方」をお料理本などを参考に書いてみよう、
ということだったので、
図書館で子ども用の料理本を借りてきて、
息子希望の「ピザ」「サラダ」「スムージー」を作ることに。
1からぜーんぶするのは本当に大変だったけど、
子どもは結構親のお料理する姿を見てるもんですね。
初めてだけど、かなり知識があるということがわかったし、
なにより「今日は僕が全てを仕切るシェフ!」と、
準備から後片付けまで全て楽しそうに取り組んでくれました。
最近体験させてもらった日本の教育と比べて思うのは、
*日本は「既に綺麗に敷いてあるレールの上を進む
(窮屈でもよほどのことがなければゴールにたどり着ける)」。
*ニュージーランドは「レールから自分で敷いて進む
(相当個人の力が試されるけど、自分のカラーを尊重できる)」。
ということ。
どちらが良いというのではなく、どちらも良いところがあって、
その子によっての向き不向きもあって。
宿題からも面白いほど感じた、
ニュージーランドと日本の教育の違いでした。
<スタッフAkikoから>
高校生の我が息子も小論文の教室に通う中、”料理”の宿題がでていました。
一見すると小論文=料理?ちょっと想像がつかない感じがしますが
実は料理って、メニューを作るところから始まって、すごくアイディアが求められますよね。
コンロが2つと3つでは時間配分も変わってくるし、お味だってさじ加減ひとつで変わってくるし・・
小論文に料理の取り合わせには私も思わず「へぇ~」でしたが
こんな宿題からもNZ Kidsは個性が伸長してくんですね☆