メドーバンクスクールというのが、子どもの学校です。
この学校に決めた理由は、「食育」と「環境活動」が盛んで、
構内にもたくさんの自然があるところ。
日本では都会に住んでいるので、
ビルやアスファルトがあふれている環境ではない場所で
教育を受けさせてあげられる機会があればと常々思っていました。
自然の多いニュージーランドを留学先に決めたのは、これがきっかけ。
メドーバンクスクールでは、
子ども達の菜園が校内にいくつもあって、実際に食べられる野菜があちこちで育っています。
見れば、どれもとても立派。
しかも、子ども達はタネを植え、土をかぶせ、水をやって、
観察し、芽が出てみんなで一緒に喜んで、成長の記録をつけ、
実をつければ、また喜んで収穫を待ちます。
もちろん、農薬は使わない、オーガニック野菜。
肥料も大量には使わず、学校内でミミズを飼って
栄養たっぷりの土を再生できるようにしています。
子ども達にはこのミミズが結構人気、「キャ~キャ~」言いながらも
子どもってきもち悪いものが好きなのはなぜなんでしょう。
この中でミミズを飼っています↓
しかも、ただ育てるだけではなく、収穫した野菜を
この学校では、「調理して食べる」ところまで、子ども達の教育としています。
なんと、調理実習の時間も各学年週に2回はあるのだとか。
自分たちで大切に育てた野菜を収穫して、料理して美味しく食べる。
心を込めて作ったものだからか「嫌い」と言わなくなる子どもが多いそうです。
「食育」「環境学習」から、感性を育てる。
自然を身近に感じながら、生きる喜びを自分たちで感じて、
優しい子どもになってくれることを願うばかりです。
親としても、子どもが自然の中でキラキラ輝く姿を見て、
健康に育ってくれることが本当にうれしく思います。
娘は、カリフラワーの担当なのだとか。
先日も、学校へ迎えに行くと、順調に育つカリフラワーを見せてくれながら、
「青虫が葉っぱを食べるんだよ!」と興奮気味に教えてくれました。
娘がクラスメイトと一緒に育てたカリフラワーを食べる調理実習が、
なんだか、私まで楽しみです。
食育が盛んなこの学校を選んで良かったと思っています。