娘の通っているデイケアに限らず、上の子のときもそうでしたが、
NZの未就学児教育は、教育カリキュラム以上に「子どもの興味の対象」を
とても大事にしている印象を受けます。
例えば4歳娘のデイケアは、先ターム数人の子から「虫ブーム」が始まり、
日々デイケアのお庭で採取したで虫の観察や、生態について学んでいました。
うちの子もほぼ毎日虫かごにダンゴムシやてんとう虫を入れていってました
スタープレイヤーはカマキリで、カマキリが見つかったときはみんな大騒ぎだったなあ
そしてその延長として、今タームは「大昔に存在した生き物=恐竜(ダイナソー)」の生態
について学ぼうということに。
イースター近くでは、「恐竜も卵を生んでいた」と卵に関連づけて覚えてきたり、
公園に遠足に行って「恐竜の手がかりを探す」ゲームをしたり、恐竜はどれだけ大きかったか、
どんな種類がいてどんなものを食べたかなど学んでいます
あまりボキャブラリーの多くない娘も、「T-REX」とか「Roar(吠える)」とか
「なんとかザウルス(聞き取れず・・・)」とか新しいジャンルの言葉を発するように
そのアウトプットを後押しすべく、先週末は娘を連れて「Dinosaur Kingdom」のある
Butterfly creekへ。
Dinosaur train(園内を走る電車)に乗って恐竜を見た後、おーおきな恐竜が動きながらほえている
Dinosaur Kingdomに入場。娘は少し驚きながらも、一つ一つ指差して「T-Rex!」とか
「It’s a Tyrannosaurus!!」と大騒ぎ
前回ここに来た時は恐竜の形のゴミ箱にしか興味を持ってなかったのに、成長に感動
そして月曜日、デイケアに登園して早速先生にそのお話をすると、
「ぜひみんなに写真を見せて、体験をシェアしましょう!」ということに
こうして特別なお出かけをしたときは、みんな「僕の・私のニュース」として発表するのが、
幼稚園でも小学校でも定番なんです
こうして子ども達が自然に持った興味の対象を拾い上げて、
インプットとアウトプットの機会を積極的に作って行くNZの教育方針。
これによって「私がしたいことはこれです。」と年齢・性別・国籍関係なく、
自信を持ってアピールできる人間に育つのかなとふと感じました
これからもどんどん興味のあることを掘り下げるサポート育児をしていきたいです(理想)