NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
NZ生活

【発達障害】学校に行くことの意味

今日の首相会見で、明言はされなかったものの、
近い将来、アラートレベルが2に下がり(今は4段階の3です)、
学校も全生徒に向けて再開されるかもしれないことが示唆されました。

家庭学習に疲れた多くの親たちが「早く再開をー!」と興奮し始めたのに対し、
私の中には正直複雑な感情が渦巻いています。

上の息子に関しては、高校生ということ、学校を楽しんでいることからも、
再開を親子とも心待ちにしています。サッカーもしたいだろうし、休み時間に
お友達とたわいもないことで大騒ぎすることが恋しそうです。

ただ、下の娘に関しては「学校に行くことが、彼女にとって最善のことか」
このロックダウン中に考えるようになってしまいました。

発達障害の娘は、この国のインクルーシブ教育恩恵を受けると同時に、
苦しむことも多くしているんじゃないかと、この7週間の家庭学習を通して思いました。

娘は、4年生に在籍していますが、算数も英語も、まだ1年生のレベルが精一杯です。
掛け算をする同級生とは対照的に、一桁の足し算に苦戦していて、
引き算はまだ概念さえきちんと理解さえできていない状況。

毎日の課題の中には、体育やアートの課題も出るのですが、身体を動かすことに関しても、
少し複雑な動きだと完全にコピーできなかったり、アートの課題も、例えば「立体画」を
描くこと、それに影を足すということは、お題の意味さえ理解できませんでした。

↑ヨガの宿題は好きみたい!

クラス全体のオンラインミーティングでも、先生やお友達は娘に質問をしてくれるのですが、
質問の意味が理解できないと、好き勝手に好きなことを話だし、「???」な空気になります。

そして何より娘は「学校に戻りたくない」と言い、あれだけ課題や、周りの子たちとの
コミュニケーションに支障をきたしているところをみると「そりゃ行きたくないよね」
という気持ちに、母である私もなり始めてしまいました。

学校が再開されたら、学校に相談をしつつ、もう一度「発達障害のある娘には
どんな教育が最善か」を再考
してみようと思います。

ここでも逐一アップデートさせていただきますね!