NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
チャイルドケア・現地校・語学学校

【学校行事】ヨーヨー500個と寿司200食

先日、娘の小学校でカルチャーフェスティバル
開催されました。

↑スリランカ、UAE、中国出身のクラスメイトと。

各国の保護者達で集まり、屋台やゲーム、ダンスや歌などの
催しが企画され、全校総出での大きなフェスティバル。

日本人グループは、ヨーヨー釣りと、お寿司の屋台をしました。
(忙しすぎて写真が少ないのが残念!)

この国に13年前に来て、初めて海苔巻きを自分で巻くようになり、
ここ数年はサンドウィッチを作る気楽さで作れるようにはなりましたが、
私を含め日本人の保護者達は、海苔巻き50本と、稲荷400個のような
大量製作をすることはまずないので、計画の段階から途方に暮れかけました。

幸い、普段マーケット屋台で日本食を売っているその道のプロの方が
助けを申し出てくださり、そのおかげで予算内・時間内に全てを準備することに
成功。

それでも本当に「ああ・・大変・・・もうやりたくない・・・」が本音。
実はヨーヨーも、地元の日本語図書館に寄付や助けをいただいてようやくできた状態・・・。

実際、お寿司はもちろん好評で、一皿食べて、また買いに戻ってくれる人が
何人もいて嬉しかったり、子ども達が初めてのヨーヨー釣りに興奮して集中いたのが
予想通りとはいえ、頑張って500個のヨーヨー膨らませてよかったなと思ったり、
「ツカミはOK」なのは想定通り。

それ以上に、私は個人的に準備の段階から、
ヨーヨーをそもそも人生で初めて膨らます経験をさせてもらったり、
イスラム教徒のクラスのママが「日本食にはお酒使ってるのある?」と聞いてきて、
アレルギー以外にも気にかけないといけないところがあることに気づかせてもらったり、
海苔巻きの具としては、キウイはツナマヨ以上にアボカドが大好きなことを実感したり、
NZ子育て13年目ですが、まだまだ新たな発見がたくさんありました。

また、海外に来たことにより、自分がどれだけ日本について無知か知り、
海苔巻きを巻けない、浴衣を一人で着られない、東京の人口が何人か知らない、
日本の主要産業がパッと説明できない等、いろいろ恥ずかしい経験を経て、
日本人としてもこの国で成長させてもらっています。

この国ではこういうカルチャーフェスティバルなどの機会で、
各国分化を披露し、学ぶ機会が本当にたくさんあるので、
自分のアイデンティティがとても尊重されているなと感じるし、
子ども達も「僕たちは〇〇人です」というのを、誇らしく言います。

↑キウイ屋台のマスコット、羊さんをお借りした浴衣姿の娘

また一つ、新しい経験をさせてもらえて感謝の1日でした。
(と、大変だった愚痴は置いておいて綺麗にまとめます。笑)