NewZealand親子留学体験レポート Lunguage school
チャイルドケア・現地校・語学学校

【現役高校生より】NZに来た当時の生活と気持ち②

前回に引き続き、小学3年生でニュージーランドに来た、

現在高校生のNちゃんがレポートを書いてくれましたfutaba.gif

——————————————————————————

NZの学校ではイベントが多い。

夜、学校のホールでDisco Partyのイベントなどがある。

NZでの学校生活が始まって数か月たった頃、クレイジーヘアーDiscoがあった。

このテーマに、私の母は目を輝かせた。嫌な予感だった。母は創作しだすと止まらない。


「楽しそうなお母さん!」と友だちは言うけど、犠牲となって作品にならないと

いけない娘の私からしたら、恐ろしい魔女に見えるのだ。

そして結局私は、魔女の呪いでDiscoで1番のクレイジーヘアースタイル賞をとった。

写真を撮る時にしゃがまないと髪の毛が全部入らないほど、私の髪は空高くそびえ立っていた。

でも優勝した時はそれなりに嬉しかった。すごい頭して恥ずかしかったけど、

でも、楽しんじゃえ!っていう気持ちのほうが大きかった。


Discoではみんなが自由に踊っていた。

私は踊るのは得意じゃないのでやっぱりちょっと恥ずかしかった。

でも、ダンスが私以上にヘタクソな子たちも自信満々に楽しそうに、

踊っている様子を見て私の緊張はどんどん解けていった。

そして勇気をだして踊り始めてみたらとっても楽しくなった。

気がつけば、私は足が痛くなるほど踊っていた。


ヘタクソなのにそれを全く気にせず自信満々に楽しく踊るマイペースなNZ人。

こういうところが私は好きだ。ヘタクソでも誰も周りの目を気にしてない。

自分をさらけ出しても誰も軽蔑しない。


今振り返ると、NZに来た頃の自分はもっともっと積極的でよかったと思う。

英語での生活という、どんな方法よりも効果的に英語を習得できる状況にあったのに…

恥をかくのが怖くて喋らなかったり、チャレンジしなかったことはもったいなかった気がする。


自信満々にヘタクソそなダンスを踊るNZ人のように、

きっと、私がヘタクソな英語でどんどん話していても、

何も恥ずかしいことはなかったのだと思う。


恥を恐れて消極的になってしまう事は、後できっと後悔する。

新しい環境に入ったら、人は必ずどこかで恥をかくのだから、

どうせなら『どんどん恥をかこう!』と今の私は思う。その分だけ、きっと成長できるから。

恥を恐れて喋らなかった自分は後悔しているけど、

NZに来て初めてかいた、あの赤っ恥は、今ではむしろ、いい思い出だ。

コメント

You must be logged in to post a comment.